ブラインドには、壁や窓枠にネジ穴を開けて固定するタイプと、窓枠の幅を利用してつっぱり棒のように吊るすタイプがあります。
どちらも、目隠しをしながら明るさや風の量が微調整できるスグレモノ。窓まわりをスッキリ見せるデザインで使い方はほとんど変わりませんが、「取り付け」「お掃除」の際にちがった特徴がみられます。
つっぱりタイプは、
- ブラインドを賃貸物件に取り付けたい人
- 新築で壁や窓枠に穴を開けたくない人
- ブラインドの取り付けが不安な人
にぴったり!
では、
「ブラインドのつっぱりタイプってどんなもの?」
と気になるあなたへ、良い点・悪い点のまとめと、つっぱりタイプのおすすめブラインドを紹介していきましょう!
目次
つっぱりタイプのブラインドが得意とするところ
つっぱりタイプは、一言でいうと「とても便利なブラインド」。リビング・ダイニング・キッチン・お風呂などいろいろな部屋の窓に取り付けられるので、同じ商品を使って統一感を出すことが可能です。
簡単!ネジ穴を開ける手間いらず
つっぱりタイプは工具(ドライバー・ネジ)を使いません。そのため、一般的なブラインドよりも簡単に取り付け可能!ネジ穴を開ける手間や時間が省けるので、すぐに取り付けたい人にもおすすめです。
ネジ穴が必要なブラインドは、以下の方法で取り付けます(天井付けの場合)。
- 取り付け金具をネジ止めして固定する
- 本体を取り付ける
- バランスを取り付ける
ネジ止めの際は、あらかじめネジを入れる箇所にマーキングやキリ等で下穴を開け、ドライバーを使って力いっぱいねじ込みます。
この作業がちょっと大変。少しでも穴の位置がずれるともう1つ穴を開けなければいけませんし、窓枠の材質によってはネジがなかなか入っていかなかったりします。
一方、つっぱりタイプは以下の方法で取り付け可能。
- プレート受けを両面テープで貼り付ける
- ヘッドボックスをはめ込む
- ダイヤルを回して固定する
このように、貼り付け&はめ込みで設置完了!ダイヤルが固くなるまで、左右均等に手で回すのがポイントです。
賃貸・新築・和室でも安心して取り付けられる
ネジ穴いらずで、窓枠の傷がつきにくいつっぱりタイプ。商品や設置場所にもよりますが、アパートなどの賃貸物件に住んでいる人は、退去費用(原状回復費用)がおさえられるので安心です。
もちろん、ただ単に窓枠を傷つけたくない人にも大人気!特に、あこがれの新築一戸建てに住みはじめた人が「もったいなくて家に穴を開けたくないから」という理由でつっぱりタイプのブラインドを選んでいます。
また、つっぱりタイプなら和室の窓にも傷をつけることなく取り付け可能。ブラインドは外からの目隠しをしつつ光や風の量が調節できるので、和室の畳の上でゆっくりくつろぐときに大変役立ちます。
浴室がおしゃれにできる
つっぱりタイプは、お風呂や洗面所など穴の開けられないタイル面にも取り付け可能!
お風呂の窓は、すりガラスやルーバーなどで目隠しできますよね。でも、もっとおしゃれなお風呂で入浴したいならブラインド!カラバリが豊富なので、ホワイトやブラックで同一されたシンプルなお風呂に、アクセントカラーとして取り入れられます。
浴室用のつっぱりタイプの特長は優れた耐水機能。水に濡れても、サビやカビが発生しにくい加工がしてあります。また、スラット同士がくっつかない構造で入浴中の視線・光漏れも心配なし。水垢やホコリなどがたまっても、シャワーでスッキリ水洗いできます。
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つっぱりタイプのウイークポイント
購入前に、気をつけてほしいポイントを紹介します。
ブラインド幅の正しい採寸がポイント
つっぱりタイプが取り付けられる窓のサイズは、幅×高さどちらも「180cm」まで。現在、窓のサイズはとてもバリエーション豊かになりましたが、ウッドデッキ・サンルームに出入りする掃き出し窓など、サイズの大きな窓には取り付けられません。
とはいえ、180cmは一般的な窓なら十分足りるサイズ。たとえば、昔ながらの腰高窓は幅180cm×高さ120cmが多いといわれています。
天井付けに限られる
ブラインドの上部両側につっぱらせる場所が必要なため、取り付けタイプは「天井付け」に限られます。
天井付け→窓枠の内側
天井付けは、窓の内側にブラインドがすべておさまるため見た目がスッキリします。エアコンや照明などと重なる心配がなく、取り付け前にインテリアの配置をしっかり決めておかなくてもOK。ただ、窓枠から少し光が漏れてしまうので、昼間の部屋を真っ暗にしたい人には向いていません。
正面付け→窓の外側・壁
一方、正面付けは窓を覆うように取り付けるため光がすき間から漏れません。ただ、壁より内側に浮き出るので、エアコンや家具などがぶつかると昇降・開閉しにくくなります。
しっかりした下地が必要
つっぱりタイプは、窓枠の両側に強い圧力(テンション)がかかるのでしっかりとした下地が必要。窓枠がゆがんだり、固定面が100%窓枠に貼り付かなかったりして落下する危険があります。
このような、
- 凹凸のある壁紙
- 布壁
- 土壁
- モルタル
- 砂壁・ベニヤ
などにも取り付けNGです。
また、取り付け台数は1つの窓枠に1台。2台以上並べられないので、使い方が限られます。
たとえば、2枚の掃き出し窓にブラインドを2台取り付けて、1台は毎日上げ下げして人が通れる用に、もう1台はスラットを開けるだけにして目隠し&採光用に。こういった使い方は不可です。
素材はアルミブラインドが一般的
ブラインドを固定する力は、ねじ止めタイプが勝ります。そのため、つっぱりタイプは軽量なアルミ製のブラインドが多く、重量のある木製のウッドブラインドにはありません。
アルミブラインドは見た目はスッキリしますが、カラーや壁の材質・色によっては空間が冷たく感じてしまいます。
木のあたたかみや木材の調湿作用で快適&落ち着いた窓辺にするなら、激安&高品質な「オーダーウッドブラインド」がおすすめ!ただし、つっぱりタイプではないので気をつけてくださいね。
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【おすすめ】Re:HOMEのアルミブラインド
インテリア用品の通販店「Re:HOME(リホーム)」では、立川機工のアルミブラインドをご用意しています。立川機工とは、国内有数のブラインドメーカー「タチカワブラインド」のグループ会社。高品質で信頼性の高い商品です。
保証期間は2年間(メーカー1年保証+当ショップ1年保証)!また、送料無料で「スラットサンプル」もご用意!モニター上ではわかりにくい色合いや材質など、購入前の不安が解消できます。
立川機工アルミブラインド|テンションタイプ
リビング・ダイニング・寝室・子供部屋など、いろんな窓に取り付けられるテンションタイプ。カラー展開は豊富な36種類で、夏の暑い日差しを反射する遮熱コートのスラットも8種類あります。
スラットは、折れにくい「しなやかスラット」を採用。使用中やお掃除中に無理な力が加わっても、折れグセがつかず長く愛用できます。
▶︎商品の詳細はこちら|立川機工アルミブラインド テンションタイプ |
立川機工アルミブラインド|浴室タイプ
汚れが水で丸洗いできる浴室タイプ。耐水加工がしてあり、サビ・カビが発生しにくいブラインドです。また、スラット同士がくっつかない「ダブルピッチ構造」になっているので、光漏れや目隠しの対策もきちんとできます。
カラー展開は、テンションタイプと同様全36種類。水拭き可能なので、お風呂だけじゃなく汚れのつきやすいキッチンの小窓にもおすすめです。
▶︎商品の詳細はこちら|立川機工アルミブラインド 浴室タイプ |
▶︎アルミブラインド一覧 |
取り付けラクラク&お手入れしやすい
便利で魅力的なつっぱりタイプのブラインド。取り付けが簡単で、浴室タイプなら水で洗ってさっぱり清潔に使えます。最近人気のカーテンとのダブル使いも、カーテンレールの奥にネジ穴いらずでサッと取り付けられますよ。
窓枠に傷がつかないように気をつけるのは、家を大切に想う気持ちがあるからこそ!「自分にぴったりかも!」と感じた方は、ブラインドのつっぱりタイプをぜひ使ってみてくださいね^^
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