爪をたてて生地がボロボロになったり、上のほうまで登ったり。そのしぐさはかわいいけど、落ちてケガをしないかと心配ですよね。
お気に入りのカーテンも、破けたり穴が開いたりしたらショック!どちらも守るためには、好奇心旺盛な猫がカーテンに興味をもたない環境づくりが大切です。
ここでは、
「なんでカーテンが好きなの?」
「どんな対策がある?」
とお悩み中のあなたへ、猫がカーテンに興味をもつ理由と興味をそらす対策をご紹介。インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」がおすすめの対策アイテムもお届けします。
この記事を読んで、あなたも愛猫も今よりもっと安心して暮らせるようになりましょう!
目次
猫もカーテンも守れる対策をしよう!
好奇心旺盛な猫は、ゆらゆらと揺れるカーテンが大好き。でも、以下のような様子を見ると少しハラハラしますよね。
- カーテンに登る
- カーテンで爪をとぐ
- カーテンを触って遊ぶ
- カーテンに体を擦り付ける
猫にとっては、遊び相手のようなもの。でも、ダメージが積み重なるとこんなトラブルが起きるおそれがあります。
- 生地が破けて光が入る
- 糸がほつれて見た目が汚い
- 細い毛が取れないほどつく
- カーテンレールが曲がって折れる
- カーテンとカーテンレールが窓枠や壁ごと落ちる
このほか、猫の爪が変に引っかかって危なかったり、足を踏み外して落ちてしまったり。何かと危険が多いので、大きなトラブルが起きる前にしっかりとした対策が必要です。
猫がカーテンに興味をもつ理由
あなたの愛猫の状況に合わせながら対策できるように、まずは猫がカーテンに近づいてしまう理由を見てみましょう!
- 高いところが好き
- 爪をとぎたくなる
- 窓際に行くのが好き
- 遊び道具だと思っている
- 飼い主の注意を引きたい
1つずつ詳しく紹介しますね。
高いところが好き
猫が高いところに登るのは、木登り感覚の楽しさと、自分のテリトリーを見渡して身の安全を確保する習性があるため。室内は高いところが少ないので、カーテンやカーテンレールに登ろうとします。
登るときはどうしても爪をたててしまうので、カーテンの生地に大きなダメージが加わります。カーテンを吊るすカーテンレールも、大きい猫の体重には耐えられません。曲がったり折れたりして、最悪の場合は窓枠や壁ごと破損するので高い修理費用がかかるおそれもあります。
また、猫は身体能力が優れているので高いところからでも「にゃんぱらり」と降りられる子がいますが、中には苦手な子も。カーテンの途中や、カーテンレールからの着地に失敗してケガをするかもしれません。
爪をとぎたくなる
猫はもともと狩りをする生き物。何層にもなっている爪の外側にある古い部分を落として、鋭い爪をキープしようとする習性があります。
また、自分のにおいをつけて縄張りをアピールするためや、ストレス発散のために爪をといでストレスを発散する猫も。カーテンの生地は素材によっては爪が引っかかりやすく、気持ち良くとげるので気に入ってしまいます。
窓際に行くのが好き
猫は、カーテンが邪魔だと感じている場合があります。外を見たかったり、窓際のあたたかいところで日向ぼっこをしたかったり。猫に悪気はなくても、前脚や頭でカーテンを動かすときに爪が引っかかり毛がつくこともあります。
私の隣の家にも猫ちゃんが2匹いて、カーテンの外側の窓際にいる様子をよく見かけます。部屋の中が寒いのかな?と最初は思いましたが、ただ単に窓側が好きで、外を見たいのかなとも感じました。
遊び道具だと思っている
猫じゃらし・ボール・レーザーポイントなど、動くものは狩猟本能をもつ猫にとって夢中になれる遊び道具です。
カーテンのゆらゆらと揺れる様子や布のこすれる音もその1つ。爪が引っかかる感覚が楽しく、狩りの対象として意識するので生地に爪をたててしまいます。
飼い主の注意を引きたい
猫がカーテンやカーテンレールに近づくと、声をかけたり抱っこしたりしませんか?
猫は、寂しいときや遊んでほしいときに大好きな飼い主の注意を引きたくなるもの。カーテンに近づいて自分の存在をアピールしながら、あなたにかまってほしいと感じています。
猫がカーテンへの興味をそらす対策方法
では、上記の理由に沿って猫がカーテンに近づかない対策を5つ紹介します!ぜひ取り入れてみてくださいね。
高いところに登れるグッズを置く
猫がカーテンやカーテンレールに登ってしまうなら、まわりを見渡したり上下に動けるようなペットグッズを置きましょう。
例えば、以下のようなもので運動欲を満たすのがGOOD。
- キャットタワー
- キャットツリー
- キャットウォーク
ソファやラックなど、カーテンのまわりに猫が登りやすいものを置かないことも大切です。
猫の爪をこまめに切る
猫が爪とぎとしてカーテンを使うなら、万が一触れてもダメージが減らせるように爪のお手入れをしましょう。
爪切りの手順は、例えば以下のとおりです。
- 猫をリラックスさせて後ろから抱き抱えるように膝へ乗せる
- 外側から、肉球を軽く押さえて出てきた爪を切る
爪を切る場所は先の白い部分。根本のピンクに見える血管の部分は、血が出て痛がるので避けましょう。爪が短くなると、カーテンに引っかかりにくくなるので安心です。
爪切りが難しいときのために、猫用爪とぎを用意しておくのもGOOD。種類は段ボール・布タイプ・縄タイプがありますが、カーテンが好きならソファやマットなどの布タイプがおすすめです。
カーテンを高く束ねる
カーテンが猫に届かないように、開けておくときは高い位置で束ねましょう。ぐるりと結ぶのが1番手軽ですが、見栄えが気になるときはタッセルを。ふさかけにかけるタイプに、何周もさせてまとめるのがおすすめです。
マグネットタイプ・ワイヤータイプ・クリップタイプなど、ふさかけが不要なものもおしゃれに束ねられるのでおすすめです。
猫と遊ぶ時間を増やす
猫がカーテンを遊び道具だと思っているなら、飼い主がたくさん遊んであげてくださいね。つい、大声で叱ったり注意をしたりすると大きな音が苦手な猫はびっくり。カーテンの猫対策ができていないことで、いつの間にかストレスを増やしているかもしれません。
一緒に遊ぶと楽しいおもちゃは、例えば以下のようなものがあります。
- ボール
- 猫じゃらし
- レーザーポインター
選ぶポイントは、猫が反応しやすい音が出たり飼い主が動かしやすかったりするもの。飼い主が実際に操ることで、不規則な動きが楽しくたっぷりの愛情が伝わります。
ボロボロのカーテンを新調する
思い切って、カーテンを新しくするのもGOOD!新品ですっきりした状態から、準備万端の猫対策ができます。
次に選ぶカーテンは、つるっとした滑らかな素材で繊維同士のすき間が少ないものを。
- 破れにくい
- ほつれにくい
- 爪が通りにくい
- 穴が開きにくい
- 毛がつきにくい
などの魅力があり、自然とカーテンへの興味が薄れていくのでダメージが大幅に減らせます。万が一触れても安心なので、カーテンが邪魔な存在だと思っている外を見たい猫にも効果的ですよ。
猫対策におすすめの窓まわりアイテム
カーテンを新調したいあなたに、インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」がおすすめする猫対策向けの窓まわりアイテムはこちら!
- 遮光カーテン
- 防音カーテン、完全遮光カーテン
- ウッドブラインド、アルミブラインド
- シェードカーテン
- ロールスクリーン
1つずつ、特徴やおすすめの商品を紹介しますね。
遮光カーテン
遮光カーテンは、屋内外の光・熱・音を遮る機能をもつ窓まわりアイテム。生地のすき間が少なく、機能性重視のポリエステル素材でつるっとした滑らかな触りごこちです。
室内を快適な温度に保ちやすく、冷暖房が効率よく稼働できるのも魅力。もしかすると、寒い冬は窓辺での日向ぼっこが減るかもしれません。
さらに、リホームの「オーダー遮光カーテン」は最新の超音波カット技術で生地を裁断しているので、半永久的に糸がほつれないほど丈夫!汚れや毛のつき具合が気になったら、家庭の洗濯機で丸ごと洗濯OK。清潔感のある窓辺がキープできます。
また、取り付けスタイルがフラットなので、猫の爪がさらに引っかかりにくいのも魅力的!リホームでは「フィンランドスタイル」と呼んでおり、レールからすとんと落ちるシルエットが美しくてとても自然です。
関連記事:遮光カーテンとは?3つの特徴やメリット・選び方を解説 |
防音カーテン、完全遮光カーテン
外の騒音や、室内の音漏れを防ぐ防音カーテン。光を100%遮り、室内が真っ暗にできる完全遮光カーテン。これらは、裏地にアクリル樹脂などがコーティングされており、触りごこちがつるっとしています。
また、生地のすき間がしっかり埋められており、とても厚みがあるので強度が高く爪の引っかかりもほとんど心配ありません。外に、猫の鳴き声が聞こえにくくなるのも魅力です。
リホームのオーダー遮光カーテンの「100%完全遮光」シリーズは、防音率が最大66%!光を通さない特殊フィルム加工で、シワになりにく軽いのが特徴です。
カラーは、ホワイトや淡い色。外の光が入らないと部屋の雰囲気も暗くなりがちですが、このカーテンなら明るい雰囲気の窓辺に仕上がります。
関連記事:完全遮光カーテン5つの魅力!断熱・防音・おしゃれを叶えるインテリア |
ウッドブラインド、アルミブラインド
木製のウッドブラインド、アルミ製のアルミブラインド。これらは、猫の爪が引っかかりにくく、毛がつきにくい素材です。少しの汚れや毛なら、タオルやハンディモップですぐに拭き取れるのも魅力的!
でも、カーテンを登ってしまう猫には、スラット(羽)が床と水平になっている横型はNG。乗ったときに折れてしまう危険があるので、床と垂直の縦型が良いでしょう。上下じゃなく、左右に開け閉めするタイプです。
リホームの「バーチカルブラインド【ニチベイ アルペジオ】」は、あなたのお気に入りがきっと見つかる全24色。
操作方法はコード式なので、猫が自分で体や首を絞めないように高い位置で結んでおくのがおすすめです。また、操作位置も自分で簡単に切り替えられるので自由にアレンジしてくださいね。
関連記事:バーチカルブラインドの種類や操作方法を徹底解説!上手な選び方&おすすめ商品紹介 |
ロールスクリーン
フラットで揺れにくく、猫の興味をそらしやすいロールスクリーン。上下に開閉するので、少しだけ開けておけば外を見たい猫が喜びます。
手触りはさらっとしており、爪が引っかかりにくいのもポイント。操作方法はチェーン式やプルコード式がありますが、飲み込んだり体や首を絞めたりする危険があるので要注意です。防音効果や、遮光効果のあるタイプもありますよ。
リホームの「ロールスクリーン」は、ネジ止めタイプや突っ張りタイプのほか、カーテンレールにも取り付けられるタイプがあります。操作方法は、プルコード式・チェーン式・電動式の3種類。リモコンで簡単に操作できる電動式なら、猫の誤飲が防げます。
関連記事:ブラインドもロールスクリーンもカーテンレールに取り付けできるってご存じでしたか? |
サンプルで生地の質感を確かめよう!
「つるっとしている」「猫の爪に引っかかりにくい」「生地のすき間がない」「厚手で丈夫」などと言われても、実際に触って確認してみないと不安ですよね。せっかく取り付けたのに、やっぱり猫がボロボロにしてしまった・・・なんていうのはとても残念です。
そんなあなたに、リホームでは生地や色味のサンブルをご用意!例えば、以下のようなものがあります。
気になるものを取り寄せて、猫対策にぴったりかどうかをチェックしてくださいね!
愛猫もカーテンも守る環境を作ろう!
猫もカーテンも守れる対策は以下の5つ!
- 高いところに登れるグッズを置く
- 猫の爪をこまめに切る
- カーテンを高く束ねる
- 猫と遊ぶ時間を増やす
- ボロボロのカーテンを新調する
猫のストレスやケガ、カーテンのボロボロ加減。きちんと環境を作っておけば、毎日安心して楽しく過ごせます。
今回おすすめしたいリホームの窓まわりアイテムは、1cm単位でオーダーできるのであなたの家の窓にもぴったり!日本の暮らしやインテリアに合う機能・色・素材が豊富なので、あなたの愛猫も喜ぶものを選んでくださいね。