暑くて苦しい夏、寒くて震えそうな冬。仕事や家事に疲れたときも、ほっとできる何かでリラックスしたいですよね。
落ち着く部屋を作るときは「カーテンの色」がとても重要!自然と視界に入るので、色のもつ心理的効果や風水効果がよく働いてくれます。
でも、本当に落ち着くためには色以外に目を向けることも大切。上手に選んで、心や身体がスッと受け入れてくれるような素敵なカーテンをGETしませんか?
ここでは、
「落ち着く色はどれ?」
「どんな風に選べばいい?」
とお悩み中のあなたへ、インテリアショップ「Re:HOME(リホーム)」が5色の心理的効果と風水効果をご紹介。本当に落ち着くためのカーテン選びのポイントもお届けします。
あなたが1番落ち着きを感じる色のカーテンで、リラックスできる部屋を完成させましょう!
目次
カーテンの落ち着く色を見つけよう!
カーテンでほっとできる部屋が作れる
カーテンは、インテリアの中で面積が広く部屋全体の印象を左右する窓まわりアイテム。素材として染色や加工がしやすい「布」が使われるので、ほかの窓まわりアイテムとは比べものにならないほど種類がバリエーション豊かです。
例えば、機能だけでも以下のようなものがあり、部屋での過ごしやすさが快適に!
- 外や室内の目隠しをする
- 紫外線を反射・吸収する
- 窓のまぶしさを和らげる
- 窓からの熱の出入りを遮断する
- 外の騒音や室内の音漏れを防ぐ
- 花粉・ほこり・ゴミをキャッチする
見た目を決める生地の色柄や質感も、種類がたくさん。快適性やデザイン性など、すべての要素をあなたにとって1番良いものにすれば、よりゆっくりくつろぎやすくほっと落ち着きやすくなります。
落ち着く色は人によってさまざま
あなたがほっと落ち着くのはどんなときですか?
「落ち着く」とは、以下のようなこと。
- 安定した状態
- 心の状態が静かで安らいでいる
- 気負うことなく、余計な力を抜いている
- 興奮・混乱している人が平常心・冷静さを取り戻している
色には気持ちをコントロールする心理的効果や運気を上げる風水効果があるので、カーテンの色に上記を当てはめると、
- 軽い
- 明るい
- 安定している
- ぬくもりがある
というイメージになります。
例えば、気分が落ち込んだときに暖色系のオレンジなどを見れば、前向きな気持ちに。イライラしているときは、寒色系のブルーなどを見れば興奮がおさまります。
「落ち着く色」の中にもいくつか種類があるので、選ぶときは1番効果的なものを!種類豊富なカーテンも、それぞれの色がもつ心理的効果や風水効果を知って、あなたにとって落ち着くと感じるものを見つけることが大切です。
カーテンの落ち着く色ベスト5
一般的に「リラックスできる」とされる色は以下の5色!
- ブルー
- グリーン
- ブラウン
- オレンジ
- ベージュ
心理的効果や風水効果を見ながら、あなたに合うものを考えてみてくださいね。
ブルー
心理的効果・風水効果
- 集中力が高まる
- 冷静に判断できる
- 体感温度が下がる
青は、空や海などの広大な自然をイメージさせる色。開放的な様子から、時間の経過が遅く感じ、気持ちがゆっくりと落ち着きやすくなります。
風水での青色は「土」の気を持ち、精神的な鎮静・コントロール・冷静・浄化・集中・勝負運・タイミングなどの意味を表します。青色に白を混ぜた水色は「水」の気を持ち、悪い気を流してくれるパワーがあります。
寝室や書斎に向いていますが、取り入れすぎには要注意。特に、寝室では水の中で寝ている状態になり、全身で冷たいと感じとれるため寂しさ・悲しさ・うつっぽさを促してしまいます。
こんなふうに落ち着きたい人におすすめ
- クールダウンしたい
- 作業効率を上げたい
- 静かに過ごしていたい
- 集中して取り組みたい
グリーン
心理的効果・風水効果
- 緊張感が和らぐ
- リラックスできる
- 目の疲れがほぐれる
緑は、木・森・芝生などの大自然をイメージさせる色。植物の生命的な安らぎや穏やかさを感じ、心身が癒されやすくなります。特に、濃い緑や青に近い緑には強い鎮静作用があります。
風水での緑は「木」の気を持ち、健康・成長・信頼・才能・親しみ・調和などの意味を表します。
代表的な効果は健康運アップ。目が疲れたときは緑を見ると良いといわれるように、ストレスを感じている身体にはたらきかけます。また、緑の植物の象徴でもある草木は過酷な環境でも成長することから、仕事運や勉強運アップも期待できます。
カーテンの近くに観葉植物を置くと、実物の良さが感じ取れさらに効果的に。ただし、枯れたものや手入れがされていない不清潔なものはマイナスのエネルギーを生み出すので要注意です。
こんなふうに落ち着きたい人におすすめ
- 穏やかに寝ていたい
- ゆっくりくつろぎたい
- ゆっくり深呼吸したい
- 1日の疲れを癒やしたい
ブラウン
心理的効果・風水効果
- 安定している
- 緊張を和らげる
- ぬくもりを感じさせる
茶色は、土・大地などの自然をイメージさせる色。植物をはじめとするあらゆるものをどっしりと守る様子から、ぬくもりや居心地の良さといった安心感と安定感があります。
風水での茶色は「土」の気を持ち、畑や土地などの低い場所や土台を作るという意味を表します。
何かを生み出したり安定させたりするとされているため、家族運や健康運アップが期待大。特に、家族が集まるリビングに置くと心地よい空間が演出できます。
ただし、茶色はどっしりと落ち着きすぎてしまうおそれがあるので、多く使いすぎるのはNG。床やドアなどがダークブラウンなどの濃いめなら、カーテンは明るみのあるナチュラルブラウンやライトブラウンがおすすめです。
こんなふうに落ち着きたい人におすすめ
- 安心したい
- 人から守られたい
- 暴走気味な行動を抑えたい
- 地道な作業にコツコツと取り組みたい
オレンジ
心理的効果・風水効果
- 開放感が出る
- 楽しい気分になる
- 良い人間関係を作る
オレンジは、赤色と黄色の中間にある色。明るい・幸福感・喜びなど、両方の良いとこどりをしています。ネガティブな印象が少ないので、色の中ではビタミン的な存在。夕日のように暖かく、見ると自然と元気が出てきて前向きな気持ちになります。
風水でのオレンジは赤色の「火」と黄色の「土」の気を持ち、明るさ・エネルギー・出会いの色・リーダーシップという意味を表します。
やわらかさと暖かさで人をひきつけ人間関係を豊かにするので、特に恋愛運・結婚運・出産運アップが期待大。ただし、明るく力強いパワーがあるため、多用したりほかの色をたくさん組み合わせたりすると逆効果になります。
こんなふうに落ち着きたい人におすすめ
- 人間関係を良くして安心したい
- あたたかいものに触れてほっとしたい
ベージュ
心理的効果・風水効果
- 安心できる
- 穏やかな気持ちになる
- 大人っぽい印象を与える
ベージュは、茶色の落ち着きに白の明るさを足した色。大地や植物などの自然からくる優しさや穏やかな安心感があり、色の中でもっとも緊張をゆるめてくれます。
人の肌の色にも近いことから、どの場所にもなじみやすく飽きにくいのが魅力。地味に思われがちですが、インテリアや建具などに当たり前に使われているほど身のまわりに自然と存在しています。
風水でのベージュは「土」の気を持ち、全体運を表す茶色と金運を表す黄色の両方のパワーがあります。とても安定感が強いため、全体的な運気アップが期待できます。
こんなふうに落ち着きたい人におすすめ
- 緊張をほぐしたい
- 1日の疲れを癒やしたい
- 穏やかな気持ちになりたい
- 刺激のない場所で安心したい
関連記事:カーテンを風水で選ぼう!【方角・運気・柄・部屋別】プラスにはたらく使い方まとめ |
本当に落ち着くカーテン選びのおすすめポイント
色は、カーテン選びの決め手のひとつ。
- 柄
- 機能
- 生地の素材
こちら3つにも落ち着き感を演出するポイントがあります。
1つずつ詳しく見ていきましょう!
リラックスできる柄
カーテンの柄は、リラックス効果の高いものがおすすめ。
例えば、
- 自然界の「リーフ柄」「花柄」
- 丸みの優しさがある「ドット柄」
- 左右対称・等間隔で整っている「幾何学柄」
- 空間を広く見せる「ストライプ柄」「ボーダー柄」
などがあります。
柄の色も落ち着くものを選べば良いですが、全体を見て使いすぎないように要注意。あえて、赤や黒などの刺激のある色でアクセントをつけると部屋にメリハリがつきます。
部屋が快適になる機能
ほっとするためには、心だけじゃなく直接身体にはたらきかけることも大切。部屋の居心地が良くなるように、その場所に合うカーテンの機能を選びましょう。
完全遮光 | ・遮光率100% ・昼も部屋が真っ暗になる |
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遮光1級 | ・遮光率99.99%以上 ・人の顔の表情が識別できないレベル |
遮光2級 | ・遮光率99.80%以上99.99%未満 ・人の顔、表情がわかるレベル |
遮熱 | ・外気を遮り、室内の空気を逃しにくくする ・夏は外からの熱が伝わりにくい ・冬は室内の暖気が逃げにくい |
遮像 | ・昼も夜も室内が見えにくい ・明かりをつけても影が映りにくい ・室内から外の景色が見えにくくなる |
遮音 | ・室内の音漏れ、外からの騒音を軽減 |
防炎 | ・消防法の「防炎性能基準」をクリア ・燃えにくい、燃えても広がりにくい ・高層マンションに設置義務がある |
防汚 | ・汚れにくい ・汚れが落ちやすい |
UVカット | ・紫外線をカットする ・数字が大きいほどカット率が高い |
ウォッシャブル | ・家庭の洗濯機で丸ごと洗える |
例えば、窓に直射日光が当たり、まぶしくて落ち着かないときは「遮光1級」がおすすめ。閉めると部屋がほぼ真っ暗になり、朝でも光が差し込まずゆっくりと眠れます。
ナチュラルな天然素材
実は、カーテンは素材の違いで色や機能の効果をしっかり発揮させられるかどうかが決まります。
ほっと落ち着ける素材として人気なのは「天然素材」。伸び縮みやお手入れの大変さが弱点ですが、自然のものをそのまま使用しておりソフトで優しい風合いが楽しめます。
種類は主に3つ。
綿(コットン) | ・やさしい風合い ・ソフトな手ざわり ・摩擦で毛羽立ちやすい |
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麻(リネン) | ・サラッとして心地よい ・耐久性、耐熱性に優れている ・吸水性・通気性・透湿性がある |
絹(シルク) | ・発色が美しい ・滑らかな手ざわり ・虫やカビに侵されやすい |
自然のあたたかさを感じて、心が癒されたり気分が明るくなったり。滑らかでソフトな肌触りは、カーテンの開け閉めまでもが癒しのひとときになります。
関連記事:カーテンの上手な選び方。機能・色柄・素材別に「ここはこれがおすすめ」をご紹介 |
リホームのカーテンは落ち着く色が豊富!
インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」は、2012年9月福井県にて創業。スタッフ一同で「お客さまの暮らしを”もっと楽しく”」をモットーにかかげ、機能的で飽きのこないおしゃれなオリジナル商品をお客さまに直接お届けしています。
リラックス効果の高い「北欧」がテーマ
カーテンのテーマは、自然のぬくもりや飽きにくさを大切にした「北欧」がテーマ!
北極に近いフィンランド・スウェーデン・ノルウェー・デンマーク・アイスランドの5か国で構成される北欧は、とても寒いため家の中で過ごす時間が長くなります。
なかなか外出できない中、インテリアや内装を工夫して暮らしを充実させる人々。
寒さに欠かせない「ぬくもり」やなかなか外出して買い替えられない環境での「飽きにくさ」をテーマに、色合いや柄は花や木などの自然をイメージ。広々とした生活空間でほっと落ち着けるものが多く、居心地の良さとリラックスできるのが特徴です。
リホームも「自然を愛し大切にする」という北欧の人々の考え方に感動!
カーテンの色柄は、フィンランドで暮らすデザイナーと日本人カラーセラピストが描いた日本の部屋や暮らしになじみやすいオリジナル。機能は、国内メーカーの上質な繊維を使用した信頼できるクオリティ。
取り付けスタイルは「フィンランドスタイル」と呼んでおり、カーテン上部のひだ山のないフラット仕様。平らな見た目が窓辺をすっきりと見せ、広々としたリラックス感を演出します。
オーダー遮光カーテン
ドレープカーテンで人気の「オーダー遮光カーテン」は、種類が全8シリーズ!素材や機能がそれぞれ違い、選べるデザインは全部で100柄113色もあります。
生地に使用する糸は、国内メーカーの極細繊維約22,000本。すき間の少ない高密度で織られた生地は、遮熱・保温・遮光・視線カット・紫外線カットなどの効果をより高めます。
カーテンに仕上げるときは、注文を受けてからスタッフが1つずつ手作業でカットし縫製。最新の超音波カット技術を用いており、半永久的に糸のほつれがありません。
仕上がったカーテンは、家庭の洗濯機で丸ごと洗えるウォッシャブルタイプ。付着したほこりや見えない菌などがいつでもさっぱり洗い流せるのでとても便利。高密度の厚手生地なので、レールにかけて干すだけでシワ・型崩れが防げます。
あなたが求める色のカーテンも、素材や機能も含めてきっと見つかるはず!ぜひ探してみてくださいね。
断熱レースカーテン
オーダー遮光カーテンとセットで選べる「断熱レースカーテン」にも、落ち着く色があります。
こちらは、国内TOPクラスの繊維メーカー「ユニチカ」「TEIJIN」の糸を使って国内で縫製し、リホームが素材を厳選したセレクションシリーズ。昼も夜も外から見えにくいミラーレースカーテンで、日中の窓辺の悩みが解消できる安心感があります。
レースカーテンといえば「真っ白」かもしれませんが、断熱レースカーテンはほかの色や柄が豊富!ブルー系・グリーン系・ブラウン系のカラータイプをはじめ、オーダー遮光カーテンと同柄のオリジナルデザインもあります。
色で考える落ち着く部屋作りのコツ
もしかすると、本当にほっと落ち着くにはカーテンの色を気にするだけだと足りないかも!部屋全体のコーディネートにも目を向けると、さらに居心地が良くなります。
「色」から考える落ち着く部屋作りのコツは以下の3つ。
- 配色バランスを整える
- 広く見える色を取り入れる
- 好きなテイストの色合いでまとめる
それぞれ簡単に見ていきましょう!
配色バランスを整える
部屋を構成する色のバランスをキレイに整えましょう!
まとまりのある空間は、違和感がなくリラックスしやすいのが魅力。部屋に使う色は最大でも3つまでにし、その色も落ち着くと感じる色を選ぶのがポイントです。
部屋全体の上手な色の組み合わせ方は、専門的な知識がなければ難しいと思われがちですが「部屋の色の配分」と「色相環図」を知っておけば意外と簡単。
<色の配分>
ベースカラー (70%) |
・床、壁、天井の色 ・毎日見ても飽きがこない白系・茶色系が一般的。 |
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メインカラー (25%) |
・カーテン、ソファ、家具の色 ・もっとも自分らしさが出せる部分 ・好み、季節、気分によってアレンジできる |
アクセントカラー (5%) |
・カーテン、クッション、雑貨の色 ・部屋にメリハリが生み出せる部分 ・好み、季節、気分によってアレンジできる |
ベースカラーは濃い色で重みを出し、アクセントカラーは薄い色で軽さを出すのがおすすめ。全体の色に安定感が出て、心も安定しやすくなります。
<色相環図>
類似色 | ・落ち着ける ・安心できる ・部屋が広く見える |
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反対色 | ・元気が出る ・メリハリが出る ・活発的で明るい雰囲気になる |
同一色 | ・失敗しにくい ・まとまり感が出る ・落ち着いた雰囲気になる |
同じ色でも、明るめより暗めの色調の方が落ち着いた雰囲気に仕上がります。
広く見える色を取り入れる
広さを感じやすい色をインテリアや内容に積極的に取り入れましょう!
色がたくさんある部屋は、見るだけで脳に入る情報が多くリラックスしにくいとされています。また、カーテンには凹凸があるため窓辺の圧迫感や閉塞感を感じてしまいます。
そこで、広く見せる効果が高い色を選択。
- 白
- ベージュ
- ライトグレー
など、物体そのものを大きく見せる「膨張色」がおすすめです。
好きなテイストの色合いでまとめる
あなたが好きな色を取り入れ、好きな部屋の雰囲気を作りましょう!
好きな色は、あなたにとって良いイメージを持つ色。身のまわりにたくさんあると、落ち着き感のある色よりも効果的にリラックスできるかもしれません。
また、カーテンだけじゃなく、ラグ・ソファ・クッションなども同じ雰囲気にすれば好きなものに囲まれるので居心地抜群!
例えば、
- 北欧スタイル
- マリンスタイル
- モダンスタイル
- アジアンスタイル
- アメリカンスタイル
- アフリカンスタイル
- ナチュラルスタイル
などがあります。
中でも、家族みんながほっと落ち着けるのは北欧スタイルです!
関連記事:おしゃれな部屋に「カーテン」が大活躍!基本の作り方とテイスト別おすすめコーディネート方法 |
落ち着く色で気持ちをラクにしよう!
お家の中では、余計なことを気にせずほっと落ち着いて過ごしたいもの。カーテンの落ち着く色から、心も身体も休まる効果をたっぷり感じ取ってください!
おすすめは以下の5つ。
- ブルー
- グリーン
- ブラウン
- オレンジ
- ベージュ
色だけじゃなく、カーテンの柄・素材・機能や、部屋全体のコーディネートも意識してくださいね。
リホームの「オーダー遮光カーテン」「断熱レースカーテン」は、自然のぬくもりを大切にした北欧がテーマ。高品質・激安で、サイズは1cm単位でオーダー可能。種類豊富なので、選ぶことから楽しめます。
コットンラグ・ビーズクッション・バタフライチェアなど、心や身体がほっと落ち着くようなインテリアグッズもたくさんご用意しています!