カーテンからの光漏れで、毎日の生活に困っているあなた。また、これから新しいカーテンを使う際に不安なあなた。
- 光でぐっすり眠れない
- 部屋が真っ暗にならない
- 電気がついているのが見える
- 生活パターンが外からわかってしまう
- 室温が上がってエアコンの効きが悪い
など、いろんな悩みがあると思います。
あなたは、カーテンのどこからの光漏れが気になりますか?
- 上から
- 横から
- 下から
- 生地全体から
それぞれの原因がはっきりわかれば、それに合わせた対策できちんと解決できます。
ここでは、光が漏れる場所ごとに対策方法をご紹介!今すぐできることはもちろん、光漏れの対策グッズや購入時の工夫についてもお届けします。
カーテンの上から光が漏れる
原因
カーテンの上部から光が漏れるのは、カーテンレールが窓枠上部ちかくに設置されているため。
カーテンを吊り下げたときに生地で覆うことができず、隙間から日差しが入ってきてしまいます。
対策1|トップカバー・カーテンボックスをつける
カーテンレール全体に、トップカバーやカーテンボックスを後付けすることで、遮光性・断熱性がぐんとアップします。カーテンレールがむき出しにならないので、ホコリなどの掃除もラクラク!
小物を置いておしゃれにアレンジもできますよ。
カーテンボックスは、マスキングテープやPPクラフトシートなどを利用して自分でDIYすることも可能!カーテンの上が好きなデザインで飾り付けできます。
対策2|カーテンレールに布をかぶせる
レールの長さに合う布を用意して、レールの上にかぶせる方法。
しかし、手軽である一方、単純にかぶせるだけではカーテンを開け閉めするたびにズレてしまいます。
とりあえずの措置として行うならそのままでもOK!用意した布をもっと有効活用させるなら、壁にカーテンホルダーをネジ止めして布を固定しましょう。布のゆるやかなムーブ感で、窓まわりがとてもおしゃれになりますよ。
対策3|正面付けにする
カーテンが窓枠内に収まっていると窓枠上部からの光が漏れます。そこで、カーテンレールは窓枠上部の壁に設置!これを「正面付け」といい、カーテンが窓枠よりも内側に飛び出します。
カーテンの取り付け方法は、カーテンレールの位置がポイント。そのため、正面付けによる光漏れ対策は、今から窓枠にレールを取り付ける人・レールが取り外しできる人におすすめです。家電や家具とぶつかる可能性があるので注意してくださいね。
カーテンの横(端っこ)から光が漏れる
原因
カーテンの横から光が漏れる原因は、カーテンレールの長さが窓枠とほぼ同じ長さになっているため。生地の幅が足りないから?と思われがちですが、幅が十分に足りてもカーテンのドレープが増えるだけで両サイドの光漏れ対策にはなりません。
対策1|リターン仕様にする
室内側にある1番端っこのフックをレールから取り外し、窓側のレールの固定ランナー(フックをかける輪っか)にひっかける方法。これをリターン仕様といい、現状のまま手軽に光漏れが防げます。ただし、生地の横幅が短いと今度はカーテン中央に隙間ができるので注意です!
今からカーテンを購入する人は、サイズが細かく指定できるオーダーカーテンがおすすめ。横幅を長めにとって、窓全体がすっぽり隠れるようなカーテンを作りましょう。ショップによっては、リターン仕様で生地を作ってくれることも。ゆとりのあるカーテンは見栄えがキレイです。
上記で紹介したカーテンボックスやトップカバーも、リターン仕様にできるタイプが多く販売されています。もともと、カーテン上部だけじゃなく室内全体への光漏れ防止や断熱が目的だからですね。
対策2|リターンマグネットを使う
壁に穴があけられるなら、リターンマグネットを活用してもOK。サイドにゆれているカーテン生地を磁石の力で壁面に固定する方法です。
ただし、カーテンの横がすぐ壁だったり、ソファやエアコンなどの家具・家電が置いてあったりすると取り付けできません。この場合は、やはりリターン仕様がベストかもしれませんね。
対策3|カーテンレールを長くする
カーテンレール本体を窓の横幅よりも長くする方法。今から窓枠にレールを取り付ける人・レールが取り外しできる人におすすめです。
長さは、窓枠から10cm(両サイドで20cm)ほど。購入前は窓枠のサイズをきちんと測り、家具や家電が邪魔をしないかイメージしておくと良いでしょう。
カーテンの下から光が漏れる
原因
カーテンの下から光が漏れる原因は、生地の丈(高さ)が足りないため。
- 「掃き出し窓」→カーテンの丈が窓よりも短い
- 「腰高窓」→窓とほぼ同じ長さになっている
このように、窓の種類によって理由がちがいます。
リビングに多い大きな掃き出し窓の場合、ドレープカーテンは床から1cm、レースカーテンは2cm短くするのが一般的。開け閉めをスムーズにし、ホコリやゴミがカーテンにつかないようにするためですが、どうしても隙間があいてしまいます。
寝室や子供部屋に多い腰高窓の場合、ドレープカーテンは窓枠から15〜20cm長く、レースカーテンはドレープから1cm短くするのが一般的(正面付け)。この丈を極端に短くしたり窓の大きさに合わせたりすると、窓全体が隠れにくく下側(壁面)から光が差し込みます。
対策1|アジャスターフックで調節する
アジャスターフックでカーテンの高さを微調整する方法。掃き出し窓の場合は床につかないギリギリのところまで、腰高窓の場合は最大の長さまでカーテンを伸ばすことが可能です。
アジャスターフックは「Aフック」「Bフック」の2種類があり、調節できる高さは以下のとおりです。
Aフック | ・上→約1cm ・下→約3cm |
---|---|
Bフック | ・上→約3cm ・下→約1cm |
このように、下に長く伸ばしたいならAフックがベスト!今からカーテンを購入するなら、Aフックを選びましょう。【Bフック→Aフック】への交換も簡単にできますが、カーテン自体の長さが変わるので注意です。
対策2|裾にカーテン生地を後付けする
カーテンの裾に、布製のものをクリップやピンでとめて付け足す方法。自宅にある布でも良いですが、カーテンとして使うなら「生地売り」を利用すると機能的です。
生地売りは、クッションカバーやティッシュケースなどをハンドメイドして部屋のトータルコーディネートを楽しむのが一般的。そのため、同じデザインのもので「カーテン用」「生地売り用」の2パターンを展開するショップがあり、カーテンと同じデザインの生地が後付けできます。
もしくは、あえて違うデザインの生地を後付けして色・柄のコントラストを楽しむのもGOOD!窓まわりの印象がガラッと変わり、気分転換にもなりますよ。
1級遮光生地【フィンランドデザイン】カーテン用
インテリア用品の通販店「Re:HOME(リホーム)」では、22柄のカーテン生地を販売しています。
フィンランドのグラフィック&テキスタイルデザイナー「SANNA LEHTI(サンナ・レフティ)」が手がけたおしゃれな北欧デザイン。
やわらかな質感で、
- 遮光1級:遮光率99%以上
- 高断熱:断熱率57%
- ウォッシャブル:洗濯機で丸洗いOK
と、機能性も抜群です!サイズは「横幅150cm×長さ自由」。2m以上から購入できます。
カーテンの全体から光が漏れる
原因
カーテンの全体から光が漏れる原因は、遮光2〜3級生地もしくは非遮光生地(遮光率99.39%以下)を使っているため。そのなかでも、白などの淡い色は特に光を通しやすい性質があります。
遮光カーテンには、日本インテリアファブリックス協会によって定められた等級が表示されています。
- 1級(遮光率99.99%以上):人の顔を認識できないレベル
- 2級(遮光率99.80%以上):人の顔・表情がわかるレベル
- 3級(遮光率99.40%以上):人の表情はわかるが作業には暗いレベル
このように、光を通さないといわれる遮光生地でも、2〜3級は部屋を真っ暗にできるほど性能が高くありません。
対策1|1級遮光カーテンを使う
「1級遮光」「完全遮光」のカーテンを使う方法。黒の遮光糸を織り込んだ厚手生地で、光が室内外への漏れる確率をかなり軽減します。
1級遮光生地でも、カラーや光の量などの使用環境によっては少し光が漏れてしまうので、部屋を真っ暗にするなら「完全遮光(遮光率100%)」がおすすめ!朝日や西日のまぶしい日差しが防げます。
オーダーカーテン
リホームの北欧セレブカーテン。どの部屋にも合う12色カラーと16のレース柄がセットで購入できます。
1級遮光生地で、太陽光・紫外線を最大限にシャットアウト!外からの光がほとんど入らず、家具・フローリング・お肌の日焼けも防げます。また、22,000本の極細繊維糸でつくられた厚手の生地で、断熱率は年間57%。1年で2,000円ほどの電気代が節約できます。
セットの「断熱レースカーテン」は、以下の共通機能をそなえた全16柄から選べる日本製レースカーテン。
- 外から見えにくい
- ウォッシャブル
- UVカット
- 遮熱
- 断熱
このほか、デザインによって「防炎」「防汚」「抗菌・防臭」などの機能付きタイプが選べます。
デザインは、天然素材を用いた「リネンミックス」や、北欧スタイルにぴったりな「ノルディック」など。国内TOPクラスの繊維メーカーと当ショップが素材を厳選して生まれた高品質なレースカーテンです。
対策2|窓側にほかの窓まわりアイテムを使う
窓側に、カーテン以外の窓まわりアイテムを使う方法です。レースカーテンを取り付けるのが一般的ですが、光を通さないアイテムで光漏れをカバー。最近は、窓まわりのおしゃれ度がアップすると人気のコーディネートでもあります!
ドレープカーテンと一緒に使うなら、
- カーテンレールに取り付けられるタイプ
- つっぱり式(テンションタイプ)
- 凹凸が少ないタイプ
など、ロールスクリーンやブラインドといった、ヒダがなくドレープカーテンの邪魔にならないものがおすすめ!
窓側のカーテンレールが有効利用できるものや、窓枠・壁面に穴を開けずに済むものを選ぶと、取り付けやすく賃貸物件でも安心して使えます。
1級遮光ロールスクリーン
上記のカーテンと同じ北欧セレブシリーズ。1級遮光・高断熱の日本製ロールスクリーンです。
カラーは北欧の雰囲気を大切にした全25種類。生地裏面にアクリル樹脂コーティング加工を施し、遮光率100%を実現した「完全遮光」もあります!
つっぱり式の「テンションバー」やレールに対応した「カーテンレールビズ」を使って、穴を開けずに取り付けらるのも魅力的。
▶︎1級遮光オーダーロールスクリーン 激安3,850円~ / Re:HOME |
調光ロールスクリーン
外からの目隠しをしながら光・風の量が自在にコントロールできる調光ロールスクリーン。光をさえぎりたいときは全面を厚手生地にし、明るさが必要なときは厚手生地部分を動かしてレース生地を見せます。
カラーは北欧家具との相性が良い全9種類。やわらかな風合いと、色あせにくい高品質&優秀な厚手生地が魅力です。
▶︎調光ロールスクリーン / Re:HOME |
関連記事:【調光ロールスクリーン】が気になる!メリット・デメリット&ブラインド・レースカーテンとの比較 |
立川機工アルミブラインド|テンションタイプ
ドレープと合わせやすい豊富な36カラー!つっぱり式で、リビング・寝室・子供部屋などいろんな窓に取り付けられます。
使用中やお掃除中、無理な力が加わっても折れグセがつきにくい「しなやかスラット」を採用。夏の暑い日差しを反射する遮熱コートタイプもあります。
▶︎立川機工アルミブラインド テンションタイプ / Re:HOME |
関連記事リンク:賃貸・新築・和室に!ブラインドのつっぱりタイプが選ばれる理由&ウイークポイント |
光漏れを防いで快適な部屋へ
どこからの光漏れが気になっているかを今1度確認して、それに合う対策を行いましょう!
今回紹介した方法は、光漏れだけじゃなく断熱性が上がったり隙間風が防げたりします。夏は涼しく冬は暖かく過ごせたり、毎月の電気代が節約できたりと、良いことづくし!
便利なグッズや他の窓まわりアイテムなども利用して、快適な部屋づくりを目指しましょう!
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