片開きのカーテンでおしゃれな快適空間作りを楽しみませんか?
窓の端から端まで、1枚で開け閉めをする片開きカーテン。窓の左右に向けて開ける2枚の両開きカーテンとは違い、あまり見慣れない人が多いのではないでしょうか。
初めて試してみるからこそ、メリットやデメリットを知っておくと安心!小窓やデザインなどの適した窓と空間があり、反対に、片開きにすると使い勝手や部屋の雰囲気が悪くなるおそれがあります。
ここでは、
「片開きと両開きの違いは?」
「こんなときはどっちがいい?」
「選ぶときは何に気をつける?」
と気になるあなたへ、片開きカーテンのメリットとデメリットをご紹介。インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」がおすすめしたい窓や空間もたっぷりお届けします。
実際に選ぶときの注意点もおさえながら、快適で大満足できる部屋作りを楽しんでくださいね。
目次
片開きカーテンと両開きカーテンの違いは?
片開きカーテン
片開きカーテンは、左右どちらからかが開きどちらかに寄せる窓まわりアイテム。1つの窓に対して1枚の布を使用します。
中央に布の切れ目がないため、カーテンの柄が切れることなく楽しめるのが大きな魅力。見た目だけじゃなく、遮光や断熱などの優れた機能も発揮します。
両開きカーテン
両開きカーテンは、窓の中央から両側に開く窓まわりアイテム。1つの窓に対して2枚の布を使用します。
一般的なスタイルで、リビングの大きな掃き出し窓などで出入りしやすくなるのが大きな魅力。開けると左右に生地がたまるので、正面から見るとバランスよく見えます。
片開きカーテンのメリットとデメリット
カーテンの開き方は、窓のタイプ・設置したい場所・作りたい空間に合わせて選ぶとGOOD!メリットやデメリットを知って、片開きカーテンには何が向いているのかを見ていきましょう。
メリット
メリットは主に以下の5つ。
- 遮光性や断熱性がアップする
- プライバシーを守りやすい
- 窓まわりがすっきりする
- デザインが楽しめる
- 風にあおられにくい
それぞれ紹介します。
遮光性や断熱性がアップする
切れ目がない片開きカーテンは、窓の中央にすき間がなくすっぽりと覆うような形。外からの光が差し込みにくくなり、室内からの光漏れが防ぎやすくなります。
また、カーテンは窓との間に層を作って空気をキープするので、熱の出入りが減り片開きにすると断熱性がさらにアップ。保温性や遮熱性が上がり、冬は暖かく夏は涼しい部屋で過ごしやすくなります。
プライバシーを守りやすい
カーテンの中央にすき間がなくなると、外からの視線が気になりにくくなります。プライバシーを確保しやすいので、両開きよりも安心感が大きめです。
窓まわりがすっきりする
窓の左右どちらかに開ける片開きカーテンは、ほかの窓と近いところやすぐ横に壁のコーナー部分があるところにも最適。お互いの生地が重ならないので、窓まわりがすっきりします。サイズが大きいほど効果が実感できますよ。
デザインが楽しめる
片開きカーテンは、切れ目がなく窓一面を覆うので柄が途切れません。お気に入りのデザインが凹凸やすき間なくキレイに見え、室内からの景色が楽しめます。
風にあおられにくい
部屋の空気の入れ替えなどで、窓を開けたい日もありますよね?風が強い日は、両開きカーテンだと両端にカーテンが寄せられているので窓を開けるとどうしても、風によってあおられやすくなります。
一方、片開きカーテンだと窓を開けた側の反対側にカーテンがまとめられるので、風にあおられるリスクが防げます。風の通り道を妨げるものがないので、効率よく換気ができますよ。
デメリット
デメリットは主に以下の3つ。
- 出入りの多い掃き出し窓、鍵が中央についている窓には不便
- 取り付け場所によってはアンバランスな印象に
- サイズが大きくて洗いにくい
こちらもそれぞれ紹介します。
出入りの多い掃き出し窓、鍵が中央についている窓には不便
片開きカーテンは1枚の生地でつながっているため、閉じた状態から窓の中央にある鍵を閉めるときに手間がかかってしまいます。
脇から手を伸ばしたり中央部分までカーテンを開けたりと、人によっては「面倒だな」「不便だ」と感じるおそれも。ベランダやサンルームなど、ひんぱんに人が出入りする場所なら大きなストレスになってしまうかもしれません。
取り付け場所によってはアンバランスな印象に
開けたときに窓の片側に生地が寄せられるので、左右対称にならずアンバランスな印象に。同じ色の壁のところにカーテンが差し色として加わることで、どちらかだけが重たく感じてしまいます。
ただし、窓のまわりにあるものや作りたい部屋の雰囲気によってはバランスよく見えることもあります。
サイズが大きくて洗いにくい
普段だけじゃなく、お手入れをするときに扱いづらいと感じてしまうことも。片開きカーテンは2枚の布を1枚にまとめているので、必然的にサイズが大きく重くなってしまいます。
洗濯機に入れにくかったり、干すときに持ち運びにくかったりするので家庭で洗濯するときは負担に感じてしまうかもしれません。
片開きカーテンはこんな窓や空間におすすめ
片開きのカーテンがどんなところに向いているのかもチェックしておきましょう!
インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」がおすすめなのは主に以下の6つです。
- 小窓や開閉が少ない窓
- 柱や壁がすぐ横にある窓
- 真っ暗にしたい部屋
- 電気代を節約したい部屋
- プライバシーを守りたい部屋
それぞれ詳しく説明しますね。
小窓や開閉が少ない窓
キッチンなどにある横幅が短い小窓や、ふだんあまり開け閉めしない窓。鍵が窓の中央にあると不便かもしれませんが、そもそもカーテンをあまり動かさないので片開きが向いています。
逆に、小窓に両開きカーテンをつけてしまうと生地がもたついて重たい印象に。その点、片開きカーテンは片側だけなのですっきりまとまった印象を与えてくれます。
柱や壁がすぐ横にある窓
窓の横が柱や壁になっているところは、片方に生地が寄せられると全体がバランスよく見えます。
特に、カーテンが必要な窓が真横にあったり、コーナーに付き合わせた形の窓。お互いの生地が重ならないので、窓まわりがすっきりします。窓のサイズが大きいほど効果が実感できますよ。
真っ暗にしたい部屋
片開きカーテンは、
- 朝日を浴びずにゆっくり寝ていたい
- ホームシアターを楽しみたい
など、部屋を真っ暗にしたい空間にもぴったり。両開きカーテンよりも遮光性が高いので、外から差し込む光が多く抑えられます。
高密度生地の遮光カーテンなら、繊維同士のすき間も少なくさらに真っ暗に!光が通りにくい淡い色もおすすめです。
電気代を節約したい部屋
片開きカーテンで部屋の断熱性が上がると、冷暖房の効率もアップ。消費エネルギーが減るので、電気代が節約でき省エネにもつながります。
また、ちょっとした外出中やダイニングでのお食事中、ほかの部屋の冷暖房を切っても室温が変わりにくくなります。
すると、再度つけたときに温度設定が不要!冷暖房への負担が減ります。こちらも、遮光カーテンならさらに効果が期待できますよ。
プライバシーを守りたい空間
窓を外から見ると、目が行きやすいのは中央部分だと思いませんか?片開きカーテンは、そんな不安なところにも最適。視線を気にせず、洗濯物が室内で干しやすくなったり落ち着いて着替えられたりします。
特に、
- 大通りに面している窓
- 隣の家の窓や庭が近い窓
などに効果抜群!一人暮らしの女性が意識したい防犯対策にも最適です。
デザインを楽しみたい空間
大きめの柄や全体で1つになっているデザインのカーテンも、片開きカーテンなら柄が途切れることなくキレイ。
特に、
- 大きめの柄
- 左右非対称
- 全体で完結
などのデザインが切れ目なく楽しめます。部屋で過ごすのも、今よりもっと楽しくなるかもしれませんね!
片開きカーテンを選ぶときの注意点
片開きカーテンをいざ、購入したいと思ったときは以下の2つに気をつけましょう!
- カーテンレールの種類をチェック
- 生地幅の長さに気をつける
カーテンレールの種類をチェック
片開きカーテンは、カーテンレールの種類によっては使用できないものがあるので要注意。特に、おしゃれな「装飾レール」は中央にブランケット(レールの支え)が多く、そこまでしかカーテンが動かせません。
また、カーテンレールの両端にあるランナーが固定されているタイプも、片開きカーテンは使用できません。ただし、この場合は、マグネットランナー(レールとフックをつなげる磁石がついた部品)を取り付けると、左右両方からカーテンの開閉ができるようになります。
生地幅の長さに気をつける
見た目も使い勝手も、小さい窓に向いている片開きカーテン。両開きカーテン2枚分の長さがちょうど良いような幅の広いサイズの窓に取り付ける場合は、生地を縫い合わせる「幅継ぎ」という作業が入る場合があります。
この幅継ぎは、どうしても縫い目のすき間から光が漏れてしまうおそれがあるので、遮光性や断熱性などが上がりにくくなってしまいます。
また、柄にも縫い目が入って見栄えが悪くなる可能性も。カーテンを取り付ける目的に合わせて「両開き」も視野に入れるのがおすすめです。
【目的別】片開きにおすすめのカーテン
インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」では、機能・色柄・素材の違うさまざまなカーテンをご用意!生地の横幅と高さが1cm単位で指定できるオーダーメイドなので、片開きのカーテンにぴったりサイズで取り付けられます。
ドレープカーテン「オーダー遮光カーテン」
レースカーテン「断熱レースカーテン」
どちらも、日本の繊維メーカーの糸を使用した生地を使っており、信頼できる高い性能と優れた耐久性が自慢!当店スタッフが1枚ずつ心を込めて制作しています。
では、この中から片開きにおすすめのカーテンを紹介しますね。
遮光性や断熱性を重視したい
部屋を暗くしたり電気代を節約したりしたいときは、遮光性・断熱性が特に高いものがおすすめです。
完全遮光
1級遮光を超える遮光率100%で、確実に光を遮ってくれるシリーズ。生地に光を通さない特殊フィルム加工を施しており、軽くてシワになりにくいのが特徴です。
外からの騒音・室内の音漏れを防ぐ「防音効果」も高いので、ぐっすりと休みたい寝室や大音量で楽しみたいリビングなどにも向いています。
Sopo-ソポ-
フィンランド語で「かわいい」の意味をもつソポシリーズ。遮光率99.99%以上の1級遮光で、光や熱の出入りをしっかりとおさえます。
好きなテイストの部屋に合わせられる豊富なカラーバリエーションが魅力的。さまざまなテイストに合い、片開きカーテンのスタイルですっきりとまとまった部屋が演出できます。
Luonto–ルオント-
フィンランド語で「自然」の意味をもつルオントシリーズ。綿ライクの生地が自然な雰囲気を演出してくれます。
北欧の空気をまとった風合いがあり、北欧テイストの部屋にぴったり。シリーズの中で最高の断熱率を誇っており、より一層の遮光性や断熱性が期待できます。
プライバシーを守りたい
ドレープカーテンを開ける日中、外の視線を気にせず安心できる部屋を作りたいときは6タイプから選べる「断熱レースカーテン」がおすすめです。
超断熱・超UVカットタイプ(レースカーテン)
断熱レースカーテンは、昼も夜も外から見えにくいミラーレス機能がついた窓まわりアイテム。中でも、超断熱・超UVカットタイプは国内TOPクラスの繊維メーカーとの強力タッグで制作しており、夏は涼しく冬は暖かい部屋を作ります。
室内からは外の景色が眺められるのもポイント。ドレープカーテンとセットで使うと、より効果が高められます。
デザインを楽しみたい
片開きカーテンの大きな魅力は、生地の柄が存分に楽しめること。リホームでは、本格的でおしゃれな北欧デザインをご用意しています。
どれも、片開きカーテンにすると、まるで1枚の絵画を飾っているかのよう!デザイン性が高く、遊び心あふれた部屋が作れます。
1級遮光-北欧デザイン
フィンランド人のプロデザイナーとJDPA公認のカラーセラピストが手がけた北欧デザインシリーズ。遮光率99.99%の1級遮光生地に、幾何学模様や北欧の動植物がモチーフのものをプリントしました。
ナチュラルな風合いのカラーと北欧柄が掛け合わさり、おしゃれでナチュラルな北欧テイストの部屋が演出できます。
北欧デザイン コットン
北欧デザイン コットンは「優しく光を通す」「UVカット・断熱」「プライバシーを保つ」を目的に開発されたシリーズ。
天然素材のコットン生地が部屋に柔らかな光を取り込み、部屋を明るくしつつ優しくもすっきりとした印象の部屋を演出してくれます。
遮光-北欧デザイン
遮光率99.80%以上の2級遮光に、遊び心あふれた北欧柄をプリントしたシリーズ。ほっこりするようなかわいいデザインを取りそろえています。
例えば、大きな花柄で思わずうっとりする「ミーナ」や、ころんとした鳥のシルエットがかわいい「フォレスタ」。大きな花をあしらった北欧調の「プイスト」など。どんなテイストの部屋にも合うデザインがそろっています。
関連記事:カーテンの北欧デザインはシンプルで華やかな大自然!選び方と部屋の作り方 |
片開きカーテンを快適な空間作りに役立てよう!
片開きのカーテンは、適した窓のサイズや場所に取り入れることで両開きカーテンとは違った印象の部屋に!お気に入りのデザインがたっぷりと楽しめる、すっきりとまとまった部屋が作れます。
- 小窓や開閉が少ない窓
- 柱や壁がすぐ横にある窓
- 真っ暗にしたい部屋
- 電気代を節約したい部屋
- プライバシーを守りたい空間
- デザインを楽しみたい空間
今回はこちらの6つをおすすめしましたが、部屋を半分だけ間仕切りをしたいときなどほかにも使い道はたくさん!
ドレープカーテンだけを開け閉めするときはレースカーテンを片開きにして閉めっぱなしにしたり、横幅の長い窓に、真ん中だけデザインが楽しめる片開きにして3枚で窓辺をコーディネートしたり。
上手に使い分けて、今よりさらに快適な部屋作りにチャレンジしてみましょう!
リホームの「オーダー遮光カーテン」「断熱レースカーテン」は、上部にヒダがないフラットな「フィンランドスタイル」が標準仕様。窓辺をよりすっきりとさせ、本格的でおしゃれなオリジナル北欧デザインもたっぷりと楽しめます。