押し入れやクローゼット、棚などに目隠しカーテンをつけるのは手軽なアイデアです。場所やインテリアに合わせてお気に入りのものを選びたいもの。今回はおしゃれな目隠しカーテンの手作り方法や、購入のポイントについてみていきましょう。
目次
窓だけじゃない! 目隠し用カーテンはこんなところでもお役立ち!
カーテンは、窓周りだけでなく、おうちの中でも大活躍するアイテム。台所まわりや新聞のストック場所など、家の中のあらゆる場所に、見せたくないものがあります。生活感をおさえたおしゃれな空間作りのためには、目隠しが必要です。
押し入れや棚の収納を目隠し!
よく使われるのが、目隠しカーテンを使った「隠す収納」。ごちゃごちゃした押し入れにロールスクリーンをつけて目隠しすれば、すっきりします。また、オープンラックはおしゃれですが、モノが増えるにつれて、雑多な印象に。さらにカラーボックスは、棚の一部に目隠しカーテンをつけるだけで、おしゃれなコーナーに変身します。
来客時にキッチンを目隠し!
目隠しカーテンは、家の中が散らかっている! というピンチにも大活躍。急な来客、点検や修理業者さんを呼んだときなど、生活感のある台所をサッと目隠しできます。目隠しカーテンがあれば、家族の誰かが来客中でも、裏側でさりげなく別の仕事を片づけられるのでストレスなし!
子どものスペースを目隠し!
子どもが小さいうちは、安全対策として目の届くリビングで遊ばせたいものです。ですが、子どものおもちゃが丸見えだと、部屋全体が散らかって見えてしまいがち。目隠しカーテンがあれば、リビングのおもちゃスペースをササッと目隠しすることができます。
子どもの好みよりも、リビングの雰囲気に合わせて目隠しカーテンの素材を選びましょう。子どもに、おかたづけ習慣を身につけさせるのもお忘れなく!
テレワークスペースの確保に!
テレワークの普及によって、家族の誰かが家の中でお仕事する機会が増えた家庭も多いのではないでしょうか。好きな環境で働けるのは便利な反面、どうしても気が散ってしまいがち。
さらに、仕事中のPC画面をほかの家族に見られるのは、業務上避けたいものです。目隠しカーテンでワークスペースを隠してしまえば、仕切られた空間が誕生。書斎のない家でも、テレワークに集中できます。
家事や趣味のためのコーナーの誕生!
洗濯ものの室内干しエリアやミシン掛けのスペースを目隠しカーテンで仕切ると、生活感を軽減できます。作業を中断しても、あとで続きの作業に取り掛かりやすいというメリットも。丸見えの洗濯機や洗濯かごをスクリーンで隠せば、お客様に洗面所をお貸しするときも、すっきりとしているので安心ですね。
また、目隠しカーテンで仕切り、自分だけのホビースペースを作るのもいいですね。趣味のハンドクラフトなどを楽しんでみてはいかがでしょうか。
デッドスペースを活かすアイデア
・洗濯機やトイレの天井に近い場所に突っ張り棚をつけて、カフェカーテンで目隠し。トイレットペーパーや洗剤のストック置きに。
・食器棚の上に、鍋や季節ものの食器を置くことも多いもの。埃よけのためにも目隠しカーテンを。
・柱と壁のスキマに目隠しカーテンをつけて段ボールなどをストック。
・ダイニングカウンターがある場合は、下のスペースを目隠しして、食器やランチョンマット、ホットプレートなどの収納に。
目隠しカーテンはどんなタイプがあるの?
目隠しカーテンには、下記の3つのタイプがあります。
・カーテンタイプ
・スクリーンタイプ
・その他機能付きのタイプ
カーテンタイプ
左右にさっと開閉できるカーテンタイプは使い勝手の良さが魅力。頻繁に出し入れする収納場所にはぴったりです。右または左の片方開き、2枚をそれぞれ中央から左右両開きなど、場所や使い勝手によって選びましょう。
面積の大きい場所につける目隠しカーテンには、あまりドレープの多くないタイプが向いています。ひだをたっぷりとった分量の多い仕様だと、開閉の際にもたつき感が生じる上、ほこりが溜まりやすいデメリットも。
ロールスクリーン
下部から開閉するロールスクリーンは、フラットなため見え方がすっきり。横開きではなく縦に開くので、腰高から上の高い位置に設置するのに向いています。
・プルコード式…
スクリーンの中央位置で操作。片手で素早く開閉が可能です。丈が長いと開け閉めしにくいことも
・チェーン式…
スクリーンの右側または左側で操作。かがむことなく立った姿勢で簡単に開閉ができます
水回りには撥水タイプの素材が便利
台所やダイニングのカウンター周り、洗面所などは、撥水タイプを選ぶと安心。濡れてもさっとひと拭きできます。
これは簡単!目隠しカーテンの作り方
突っ張り棒を使った手作りの目隠しカーテンは、DIY初心者でも挑戦しやすいアイテムです。子ども部屋のカラーボックス、あるいはトイレットペーパーや洗剤などのストックを隠すための小さなスペースから始めてみるとよいでしょう。
1.サイズを測る
目隠しカーテンを付けたい場所の寸法を測ります。
2.材料を用意
・突っ張り棒…白だけでなく木目調や柄物などもアリ
・布…レース、コットンプリントなど
材料は、100均や手芸店、ホームセンターで入手可能です。突っ張り棒はサイズや色が豊富に揃っているので、測った寸法に合うものを選びましょう。
初心者向けの布については、手縫いでもミシン掛けでも、縫いやすさと軽さを優先。ギャザーたっぷりにするか、フラットにするか、ひだの分量は好みで調整。仕上がり寸法に対して、縦横の縫い代分を15~20cm多めに見積もっておきましょう。
3.作成
〈カーテン生地の準備〉
・布を裁断
・左右の端と裾を三つ折りに端始末
・棒を通すために、布上部を筒状に縫う
「布端のミシン掛けがおっくうで…」という方には布用ボンドで代用。「ボンド付けさえ面倒で…」という人には、棒を通す穴の開いたカフェカーテン用の布も販売されています。
〈カーテンをつける〉
・布を突っ張り棒に通す
・布を通した突っ張り棒を水平に設置
落ちないように設置をすれば、超簡単目隠しカーテンのできあがり!カーテン生地の端の始末だけをしたものを、カーテン用クリップで吊るすという方法もありますよ。
手作りのメリット・デメリット
・メリット…
何といっても安さ! ほとんどの材料は100均ショップで手に入るため、失敗を恐れることなくトライできます。季節によって、また気分によって気軽に取り換えられるのも嬉しいポイント。
・デメリット…
素材の選び方次第では、できあがりが安っぽく見えてしまうことも。さらに、布の丈が短いと、目隠しカーテンの裾から中身が見えてしまいます。仕上がり寸法に余裕を持たせて、つけたい場所のサイズより少し長めに仕上がるよう注意しましょう。
目隠しカーテンは通販でラクラクオーダーもあり!
「手作りの目隠しカーテンでは、出来栄えが心配…」というあなたには、1cm単位で簡単オーダーできる通販がおすすめ。密度の高い国内高品質の生地を使用したRe:HOMEなら、窓のカーテンと色柄をコラボさせたコーディネートも簡単!
特に、幅の広いところや丈の長いところなど広範囲の場合は、開閉による負荷がかかるため、作りのしっかりしたものをつけるのが大切です。しっかりとした突っ張りポール仕様を選べば、目隠しカーテンを開閉しているうちにガタンと落ちてしまう心配もありません。
1.色柄
・目隠しカーテンを目立たせたくない場合は、隣り合う壁や家具と色味を合わせましょう。自然になじんで壁と一体感が出るため、圧迫感を感じさせません。
・逆にインテリアのポイントとして目立たせたい場合、コントラストのあるアクセントカラーを取り入れるのもアリ。さらに、すっきり見せたいなら、無地のロールスクリーンがおススメ。
・柄物も人気。ストライプやボーダーなら部屋を広々見せる効果が期待できます。花や森、鳥など自然のモチーフなら癒しの空間を演出してくれます。
2.仕様
メインはカーテンとロールスクリーンの2タイプ
・カーテン…ひだをきっちり取った昔ながらのジャパンスタイルは、目隠しカーテンには少し重い印象。タックを取らないフィンランドスタイル仕様なら、柄が折りたたまれることなく本来の柄が活かされます。裾始末は超音波処理ですっきりさせるのがベター。
・ロールスクリーン…フラットな見え方なので、タペストリーのように柄を主役に。無地はもちろん、北欧風のナチュラルなモチーフを活かした柄を、アートパネル代わりに楽しめます。
3.機能
・ウォッシャブルの素材なら、丸洗いができるためいつでも清潔をキープできます
・収納されている服や小物などの日焼けや照明焼けを防ぐためにも、遮光機能があるとベター
番外編:こんなアイテムもプラスしては?
目隠しカーテンをつけるなら、装飾性カーテンレールなら見た目もおしゃれ。木目調のナチュラルなレールは北欧風カーテンやナチュラルなインテリアとも相性抜群。突っ張り棒とは一味違うおしゃれな収納スペースができ上がります。
アンティークホワイト、ナチュラル、ウォルナットの3カラーからお部屋に合ったカラーを選ぶことが可能。
北欧柄のおすすめ6選!!
目隠しカーテンには、ナチュラルなインテリアになじみやすい北欧風デザインを選んではいかがでしょう。緯度の高い北欧は、日照時間が短いこともあり、屋内で過ごす時間が長い地方。おうち時間を快適に過ごすため、鳥や植物、自然をモチーフにした幾何柄など、北欧のデザインには、明るく楽しいデザインが多いのが特徴です。
Re:HOME の1級遮光生地【フィンランドデザイン】は、そんな北欧柄を日本の風土にアレンジしたオリジナルデザイン。色柄がおしゃれなだけでなく、生地に高い遮光性を備えているので、裏側の衣類や小物を日焼けから防いでくれます。
その中から、おしゃれな目隠しカーテンにぴったりの6柄をご紹介します。
1.【KETO_3】ライトターコイズ
繊細な小花柄。花といっても優しい植物柄なので、性別年齢を問わず誰にでも好まれる柄です。クローゼットや押し入れ収納など大き目の目隠しカーテンにはもちろん、比較的狭い場所の目隠しカーテンとしてもおススメ。アートパネルのように柄を楽しむことができます。ブルーの線描デザインは、白の壁紙や木目を活かしたナチュラルなインテリアとも相性抜群!
2.【Senni_2】ベージュ
ベージュのストライプ柄は、部屋をすっきり見せる効果があります。広い面積に使用しても、縦に目線を導くため、目の錯覚により天井を高く見せることが可能。均等ではなくランダムなピッチのストライプ柄が柔らかな印象を持ち、白×ベージュの配色が優し気です。
3.【Pino_19】ネイビー
縦横に細かい線がランダムに組み合わされた無地ライクなモノトーン柄は、主張しすぎない柄が落ち着いた印象です。壁紙のように、インテリアに溶け込む目隠しカーテンを探している人にぴったり。シックなインテリア好みの男性にも好評です。
4.【Leikki_4】ブルー×グリーン
北欧の針葉樹を思わせる、樹木モチーフの柄です。6色の三角を組み合わせた幾何柄は、お部屋のアクセントとして目を引くデザイン。優しい色合いが白やベージュのインテリアにマッチします。ロールスクリーン仕様で仕立てて、パネルアートのように楽しんではいかが?
5.【Laine_20】グレープフルーツ
スカラップ柄がかわいらしい波柄。フレッシュなイエローは子ども部屋にもピッタリ。目隠しカーテンにあえて目立つ柄を採り入れることで、お部屋の主役に。成長過程の子どもが毎日過ごす場所だからこそ、丈夫で高級感のある国産生地を選んであげましょう。
6.【Tikut_5】ビターブラウン
細長いバーモチーフをランダムに連続させたデザインです。手描き風の不規則なタッチが温かみを演出。ベージュベースに同系色の濃色でアクセントをつけているため、動きを感じさせ、ほどよく個性的な柄に仕上がっています。木の枝を連想させることから、ナチュラルなインテリアとも相性抜群。観葉植物などのグリーンも映えますよ。
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まとめ
目隠しカーテンは、収納や仕切りとして、手軽に使えるテクニックです。まずは、小さなスペースから、お気に入りの布で手作りしてみてはいかがでしょう。サイズや強度、素材の良さを重視するなら、オンラインストアからオーダーがおすすめ。良質の国産生地を使用したカーテンやロールスクリーンが充実しています。Re:HOMEのアイテムをチェックして、インテリアをおしゃれに格上げしましょう!