自然に近い色味をした「アースカラー」は、癒しを感じてストレスを和らげてくれる色!でも、具体的には何色で、カーテンとして使うとどんな雰囲気になるのかが気になりますよね。
ここでは、
「アースカラーってどんな色?」
「アースカラーのカーテンを選ぶコツは?」
と気になるあなたへ、インテリア通販の「Re:HOME(リホーム)」がアースカラーのカーテンを取り入れるメリット・デメリットをご紹介。アースカラーのカーテンを選ぶコツをおすすめの部屋別にお届けします。
購入するときの確認ポイントもチェックしながら、おすすめのカーテンからあなたのイメージにぴったりなものを見つけていきましょう!
目次
アースカラーは自然がイメージできる落ち着いた色
アースカラーとは、地球の海・空・大地や植物などの自然をイメージした色味のこと。自然界のリラックス効果が高く、落ち着いた雰囲気なのが特徴です。
例えばこちら。
- カーキ
- ブルー
- ベージュ
- ブラウン
- テラコッタ
- マスタード
- スカイブルー
- モスグリーン
- ダークブラウン
ブルーやスカイブルーは海・空。ブラウン・テラコッタ・ベージュは大地。グリーンやカーキは植物がイメージできますよね。
いずれも自然界に存在しているアースカラーは、ご自宅のインテリアとして取り入れたときにも違和感なくなじみやすいのが特徴!
テラコッタは「華やかで女性らしい」、ダークブラウンは「モードでシック」など、印象はそれぞれ違うのであなたの好きなものを選ぶのが基本です。
カーテンをアースカラーにするメリット
部屋になじみやすいアースカラーのカーテンは、ほかのインテリアとコーディネートしやすく癒しの効果も抜群!その理由を詳しく紹介しますね。
ほかのインテリアとコーディネートしやすい
アースカラーは落ち着いた色味なので、ソファやラグなどのほかのアイテムとコーディネートがしやすいのが特徴です。
ソファやラグなどに目をひく色を取り入れるときは、ベージュのカーテンにすると良いでしょう。反対に、ソファまたはラグなどをベージュにしたときはブルーやグリーンのカーテンを。
それぞれのアイテムの色を邪魔しないように工夫することで、まとまりのある空間になりリラックス感が高まります。
癒しの効果がある
ブルー・ベージュ・グリーンなど、自然に近いアースカラーは癒やしを感じストレスを和らげてくれる心理的な効果があります。
具体的にはこちら。
ブルー系 | 気持ちが穏やかになる |
---|---|
ベージュ系 | 緊張感が緩和される |
グリーン系 | リラックスする |
1日の疲れを取りたいとき、勉強や仕事に集中したいときなど、癒されたい部屋の窓にぴったりです。
カーテンをアースカラーにするデメリット
初心者の方でも取り入れやすいアースカラーですが、単調な空間になってしまったり空間がごちゃごちゃしたりとデメリットもあります。ここからは、この2つのデメリットについて解決方法と合わせてお伝えしますね。
単調な空間になりやすい
アースカラーは自然界にあるなじみやすい色ですが、つい無難な色でコーディネートしてしまうと面白みのない単調な空間になりがち。選ぶ色によって「もの足りない」「すぐに飽きる」という問題が起きるおそれがあります。
その心配を避けるためには、同じアースカラーでも色のトーンや素材を変更するという工夫が大切。明るさや質感が異なるだけで、ちょっとした違いが出ておしゃれな空間になります。アクセントカラーを取り入れて、メリハリをつけるのもポイントです。
ごちゃごちゃしやすい
アースカラーはインテリアになじみやすい色なので、アースカラーのアイテムで統一すると素敵な空間になると思われがち。
でも、ブラウンのカーテンに、カーキのソファやブルーのラグなどのアイテムを使うと、ひとつの空間にたくさんの色がミックスされて部屋がまとまりのない印象になってしまいます。
アースカラーならなんでもOK!ということではないので色選びは慎重にしましょう。
部屋の配色は、ベースとなるカラーを全体の70%・メインカラーを25%・アクセントカラーを5%にするとバランスが良くなりますよ。
ベースカラー (70%) |
・床、壁、天井の色 ・毎日見ても飽きがこない白系・茶色系が一般的。 |
---|---|
メインカラー (25%) |
・カーテン、ソファ、家具の色 ・もっとも自分らしさが出せる部分 ・好み、季節、気分によってアレンジできる |
アクセントカラー (5%) |
・カーテン、クッション、雑貨の色 ・部屋にメリハリが生み出せる部分 ・好み、季節、気分によってアレンジできる |
カーテンをあまり目立たせたくないなら、壁や天井に似た色。目立たせたい、目で見て楽しみたいならソファや家具に似た色。柄を楽しみたいなら柄の色をクッションや雑貨の色に似せると良いでしょう。
関連記事:カーテンの落ち着く色ベスト5!本当にほっとできる選び方と部屋作りのコツ |
アースカラーのカーテンがおすすめの部屋と選ぶコツ
「どんな部屋に取り入れるといいの?」
「どうやってコーディネートしたらおしゃれな空間になるの?」
単調にならず、おしゃれにコーディネートできるように、アースカラーのカーテンを選ぶコツを部屋別に紹介しますね。
リビング・ダイニング
家族団らんの場であるリビングやダイニングは、落ち着いた色味であるアースカラーのカーテンがぴったり。
木製の家具といえば、少し白っぽい色・明るいナチュラルな黄味がかった色・少し濃いめのブラウンなどがありますが、これらとアースカラーのカーテンは相性が抜群なのでコーディネートがしやすいです。
また、リビングやダイニングは厚手のドレープカーテンじゃなく、薄手のレースカーテンでアースカラーを取り入れるのもおすすめです。
日中在宅しているときは、ドレープカーテンを開けて、レースで過ごしている時間が長いリビングやダイニング。そのため、レースカーテンはリビングの顔と言っても過言ではありません。
そんなレースは白をイメージする方が多いかと思いますが、実は淡いグリーンやベージュなどのアイテムも豊富!アースカラーを取り入れることで、ワンランク上のおしゃれな空間に仕上げられます。
関連記事:ブラウンのレースカーテンでお部屋をコーディネート!特徴&選ぶポイントも解説 |
子ども部屋
子ども部屋は、ポップでカラフルなカーテンが人気です。でも、お子様が成長して趣味や好きなテイストにコーディネートしていくことが考えられるので、早めにナチュラルなアースカラーでコーディネートしておくのも1つの方法です。
絵本ラックやベッドなど、子ども用のかわいい家具もアースカラーとの雰囲気が合うので素敵な空間づくりのお助けアイテムになりますよ。
これからお子様の好みや意見でカーテンを買い替える可能性が高いときは、ドレープカーテンにアースカラーを使用し、レースは白でコーディネートするのがおすすめ。白色のレースは、どんな色のドレープカーテンにも合うので買い替えは1枚(ドレープカーテン)で済みます。
もちろん、日光の当たり具合や使用年月によりカーテンは寿命を迎えます。レースカーテンも買い替えるかもしれないことは念頭に置いておきましょう。
和室
和室の窓まわりは、ふんわりとした洋風のカーテンが似合わないと思われがち。でも、アースカラーはあまり主張の激しくない優しい色合いなので、和の雰囲気にも調和します。スタイリッシュなブラインドやロールスクリーンと比べて、柔らかい空間に仕上がります。
和室にカーテンを採用するときは、カーテンの素材を麻や綿などの天然素材から選ぶと良いでしょう。同じアースカラーのドレープカーテンでも、素材が異なるだけでお部屋の雰囲気が違って見えますよ。
ただし、麻や綿の素材は縮みやすくシワや毛羽立ちが気になりやすいので要注意。部屋の湿度や洗濯後のケアなどについて、正しい情報を知っておくことが大切です。もし心配なら「〇〇風」のポリエステル生地を選ぶのがGOODです。
関連記事:天然素材カーテンおすすめ12選!選ぶ前に知っておきたいチェックポイント |
カーテンを購入するときの確認ポイント
アースカラーのカーテンの特徴やカーテンを選ぶコツなど、なんとなくイメージできたでしょうか?理想的な部屋のイメージができたら、あとはカーテンを購入するのみ!
確認してほしいポイントはこちら。
- カーテンレールの種類や有無
- 窓の種類とカーテンのサイズ
それぞれ詳しくお伝えしますね。
カーテンレールの種類や有無
カーテンを取り付けたい場所に、カーテンレールがあるかどうか、それはどんな種類なのかを確認しましょう。
賃貸や分譲マンションの場合だと、あらかじめカーテンレールが付いていることがほとんど。でも、新築一戸建ての場合はカーテンレールを取り付けるところからはじまります。
また、カーテンレールには機能性を重視したものとデザインを重視したものがあり、種類によってカーテンのサイズの測り方が変わります。
引っ越しをするときは、新居先にカーテンレールがついている窓かどうかもチェックしましょう。カーテンレールがついていない場合は、カーテンだけじゃなくレールの設置も必要なので要注意です。
関連記事:おしゃれなカーテンレール選びの注目ポイント4つ。種類と特徴を知ってお気に入りをGET! |
窓の種類とカーテンのサイズ
賃貸の窓は既製品のカーテンが問題なく取り付けられることが多いですが、それ以外の窓は規格外かもしれません。購入前に、必ずサイズを測っておきましょう。
窓の種類は主に3つ。それぞれカーテンのサイズを測る場所や適切な長さが違います。
掃き出し窓 | 人の出入りができる大きい窓 |
---|---|
腰高窓 | 床から80cmくらいの腰の高さにある窓 |
出窓 | 壁より外に張り出している窓 |
また、カーテンの取付位置には「正面付け」と「天井付け」がありこちらにも測り方に違いがあります。
ここでは、窓をすっぽりと覆う「正面付け」の横幅や丈の計測方法を詳しく紹介しますね。
掃き出し窓・出窓
横幅は、カーテンレールの1番端の固定ランナーから反対側の固定ランナーまでの長さを測りましょう。
丈は、固定ランナーの下から床までの長さを測ります。床上や窓枠より1〜2cm短くすることで、カーテンの裾にホコリや汚れがつきにくくなります。
レースカーテンは、室内からはみ出して見えないようにドレープカーテンよりも1〜2cm短くするのがおすすめです。
腰高窓
横幅は、カーテンレールの1番端の固定ランナーから反対側の固定ランナーまでの長さを測りましょう。
丈は、固定ランナーの下から必要な範囲までの長さです。窓枠よりも大きめのサイズにすることで、遮熱性や遮音率がアップします。
ドレープカーテンカーテンは窓枠の下から15〜20cm長くし、レースカーテンはドレープカーテンより1〜2cm短くすると良いでしょう。
関連記事:失敗しない!【カーテン】窓タイプ別の正しい測り方とサイズの選び方 |
防炎機能が必要かどうか
取り付ける場所や住まいに合わせて、防炎機能が必要かどうかをチェックしましょう。
防炎カーテンは、万が一火がついても燃え広がりにくい加工が施されているカーテン。非防炎のものと比べて火災の拡大や逃げ遅れに効果的な防災品です。キッチンのコンロ近く・リビングや寝室のストーブの近く・コンセントが多い場所などにあると安心です。
また、マンションなどの集合住宅の場合、防炎のカーテンを取り付けるよう指定されていることがあります。その場合は、防炎機能付きのカーテンから選ぶ必要があるので、事前に確認しておくことが大切です。
関連記事:防炎カーテンはほっとするおしゃれ感が魅力!もっと安心して楽しむ5つのコツ |
リホームおすすめ!オーダ遮光カーテンのアースカラー10選
インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」は、日本の暮らしになじみやすい北欧テイストのインテリアを豊富にご用意!自然を大切にするという北欧の人々の考えをもとに、機能性を追求したおしゃれなオリジナル商品を多く提供しています。
人気のオリジナルカーテン「オーダー遮光カーテン」は、ご希望のサイズに合わせて1cm単位での自由なオーダーが可能。全100柄・113カラーの多彩なバリエーションがあり、丈夫なので長く愛用できます。
注文を受けてからスタッフが1枚ずつ超音波カット技術を用いて縫製するので、半永久的に糸がほつれる心配はありません。国内トップクラスの繊維メーカーとタッグを組み、遮熱・保温・遮光・遮像・UVカット・ウォッシャブルなどの機能性に優れた高品質なカーテンを取りそろえています。
1級遮光 Luonto (ルオント)
フィンランド語で「自然」という意味のルオント。リホーム随一の断熱率を誇り、夏は涼しく冬は暖かい空間を作ります。北欧の空気感がたっぷりと感じられ、最高級の生地でありながら、お手入れや洗濯もラクラクとできます。
シャンパンベージュ
シャンパンベージュは、やや濃いめのベージュで、上品な空間を演出するのにぴったり。お部屋を白やベージュで統一している場合は、こちらのカーテンを取り入れることでちょっとしたアクセントとなり、お部屋に濃淡ができて素敵ですよ。
リラックスブルー
海や空をイメージするブルー系のアースカラーは、リラックス効果や安眠効果が期待でき寝室や勉強部屋などにおすすめ。
白をベースにした柄物のレースカーテンが合わせやすいので、昼間はレースの模様を楽しみ、夜はリラックスブルーで落ち着いた空間にといったアレンジが楽しめます。
アップルグリーン
グリーンは、癒やしや成長をイメージさせる自然のパワーをもつアースカラー。木の葉や森の風景を連想させます。
綿ライクな高級ファブリックで、心と身体に安らぎを与え、新緑の中にいるような爽やかな空間を演出してくれます。
1級遮光 sopo(ソポ)
フィンランド語で「かわいい」の意味を持つソポ。遮光率99.99%以上の1級遮光で光や熱の出入りも防いでくれる機能性も魅力。豊富なカラーバリエーションで、ホワイトインテリアに合ったおしゃれで快適な空間を演出します。
ナチュラルベージュ
ナチュラルベージュは、名前のとおり自然そのものの柔らかな印象。癖のないきれいなベージュなので、日本の壁紙に多いホワイト・オフホワイト・ベージュなどによく合うでしょう。
また、ベージュのカーテンは白系のため光を通しやすい傾向にありますが、1級遮光のため遮光率は99.99%と高い値です。
ヴィンテージブラウン
ブラウンは、鮮やかな色とは違って目立ちにくいので、ほかの色となじみやすく飽きにくいのが特徴。木・土・大地などの自然を象徴し、植物を育むことからぬくもりや安心感があります。
ナチュラル
天然素材100%の本格的な風合いを楽しめるナチュラルシリーズ。豊富なカラーバリエーションがそろい、ホコリの吸着も防いでくれるのでホワイトインテリアの清潔感がキープしやすいです。天然素材の生地ながら、自宅で簡単に洗濯できる点がとても便利です。
オーネルコットン グリーン
グリーンの癒しの効果と、コットン(綿)の優しい肌ざわりでリラックス感が高いカーテン。チクチクやザラザラしないのが魅力的。外の光を柔らかく包み込み、部屋を明るく照らしてくれます。
1級遮光 北欧デザイン
北欧デザインは、大自然を思わせる花柄・植物柄・かわいらしい動物柄が多め。ほっこりとするものもあり、無地のカーテンと比べて華やかさを感じられるのが魅力です。
リホームの北欧デザインは、フィンランド人デザイナー「SANNA LEHTI」とJADP公認の日本人カラーセラピスト「Minowa Eriko」が手がけました。
現地で暮らしながら感じている素晴らしい都市と自然の魅力がグラフィカルなパターンで描かれ、日本の部屋になじみやすいカラーリングで表現されています。
ここでは、自然のイメージが強いデザインを代表して紹介します。
Lento_4 グリーン×ブラウン
フィンランドで「フライト」という意味のLento。たくさんの鳥が羽ばたくユニークな北欧デザインです。
Kera_4 アップルグリーン
フィンランド語で「ボール」という意味のKera。規則的に並ぶ大きなドット柄で、丸みのある優しくてかわいい窓辺が演出できます。子どもも親しみやすいデザインです。アップルグリーンは穏やかな気持ちにしてくれます。
Keto_4 ライトターコイズ
フィンランド語で「草原」という意味のKeto。花やリーフが散りばめられた華やかな植物柄です。細いラインで描かれており、繊細でシンプル。ライトターコイズの色合いが癒やしと安らぎをもたらします。
Syksy_2 ライトグリーン
フィンランドで「秋」という意味のSyksy。大きな植物の柄が印象的。まるで北欧の大自然の中にいるかのような爽やかさをもたらしてくれます。
人気のアースカラーのカーテンでおしゃれな空間に
カーテンをアースカラーにするときのメリットはこちら。
- ほかのインテリアとコーディネートしやすい
- 癒しの効果がある
人気のアースカラーのカーテンを、ソファなどの他のインテリアと上手くコーディネートすることでより素敵な空間に仕上がります。
アースカラーをお部屋に取り入れる効果や、つくりたいお部屋のイメージを元にぜひお部屋づくりの参考にしてみてください。
リホームでは、北欧テイストをベースにしたアースカラーのインテリアを豊富にご用意しています。今回ご紹介した「オーダー遮光カーテン」も含め、トータルコーディネートもぜひ試してみてくださいね。