窓の近くで足元を見たらフローリングの見た目が変わっていてびっくり!人目にもつきやすいリビングなら、なおさら気になりますよね。
元に戻すには修復するのが先決ですが、また日焼けをしてしまわないかと不安な人も多いはず。キレイで美しいフローリングを保つには、窓まわり中心の予防対策が効果的です!
ここでは、
「日焼けをしないためには?」
「どうやって直せばいい?」
「業者に頼むしかない?」
とお悩み中のあなたへ、知って役立つ事前対策と修復方法をご紹介。効果的なアイテムをフル活用して、いつまでもキレイで美しいフローリングを保ちましょう!
目次
フローリングの日焼けは放置NG!
日焼けの大きな原因は「紫外線」
フローリングは、部屋の中で窓に近いほど日焼けがしやすくなります。
その大きな原因は、窓ガラスを通して侵入する紫外線。太陽には目に見える光のほかに紫外線や赤外線が含まれており、私たちの肌や眼だけじゃなくさまざまなものがダメージを受けてしまいます。
UV-C | ・大気圏で吸収され、地表には到達しない |
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UV-B | ・ほとんどが大気圏で吸収されるが、一部は地表へ到達する ・肌の真皮まで侵入し、ハリや弾力に関わる細胞を破壊する |
UV-A | ・UV-Bほどの害はないが、長時間浴び続けると健康に影響する ・肌の表面で吸収され、赤みや皮むけなどの炎症を起こす |
※参照元:紫外線環境保健マニュアル2020|環境省(2023年1月時点)
このように、波長の違いと性質によってレベルが異なり、室内まで侵入するのはもっとも波長の長い「UV-A」。強さは時刻・季節・天候・標高などによって違いますが、1年中降り注いでいます。
そのため、窓辺の日焼け対策をおこたると紫外線を常に浴びている状態に。フローリングも、劣化のスピードが上がり次のような症状や危険が出てきます。
- 変色・色あせ
- 剥がれ・毛羽立ち
- 板がうく・ケガをする
変色・色あせ
日焼けの初期の段階では、変色や色あせが起こります。これは、紫外線を浴び続けることによってフローリングが乾燥しやすくなるため。そのまま放っておくと、白っぽくなったりくすんでツヤがなくなったりします。
剥がれ・毛羽立ち
日焼けによる乾燥が進んでしまうと、フローリングの種類によっては剥がれたり毛羽立ったり。形が変わるので、見た目だけじゃなく手ざわりなどの感触も悪くなってしまいます。
初期段階なら、簡単でリーズナブルに修復しやすいですが症状が進むと大変。費用や時間がかかりやすくなり、自分の力だけでは元に戻せないおそれがあります。
板がうく・ケガをする
症状が重くなり、変形してしまったフローリングはとても危険!板が浮き、わずかな段差でつまずいたり転んだりするおそれがあります。
靴下などの生地にひっかかって糸がほつれる場合も。小さな赤ちゃんがフローリングの上でハイハイをしたり歩いたりすると、手やひざにケガをするおそれがあります。木材の細かいトゲのようなものが刺さると、大人でも痛くてつらいですよね。
フローリングの日焼けを窓まわりアイテムで防ごう!
日焼けをしないために、窓ガラスから降り注ぐ紫外線を窓まわりアイテムでシャットアウトしましょう!
日焼けはインテリアや家具にも悪影響
紫外線による日焼けは、部屋のさまざまなインテリアや家具にも悪影響。例えば、以下のような症状が現れます。
- 畳|毛羽立つ、破れる
- プラスチック製品|壊れる
- 布、レザー製品|色ツヤがなくなる、ひび割れる
中には、壊れたり変色したりしたら新調できるものもあります。でも、お気に入りのデザインだったり使いやすくて重宝していたりするものは、このようになってしまうととてもショックですよね。
窓を中心に対策をすれば、フローリングのほかにもさまざまなものが守れるので一石二鳥。あなたの顔や腕なども日焼けが防ぎやすくなります。
遮光・UVカットのカーテンがベスト
取り付けるのが簡単で、しっかりとした効果が実感できるのは「カーテン」!日焼けそのものも、症状を遅らせることも可能です。
すでに何かを使っているかもしれませんが、おすすめなのは「遮光」「UVカット」の機能が付いているタイプ。それぞれの特徴を紹介しますね。
遮光の特徴
遮光とは、太陽の光が通りにくくなる機能のこと。カーテンには、生地に黒糸や特殊なフィルムなどの加工が施されています。遮光等級(1〜3級)があり、使う場所や目的などのライフスタイルに合わせて好みのレベルを選ぶのが一般的です。
遮光率 | 状態 | |
1級 | 99.99%以上 | 人の顔・表情が認識できないレベル |
2級 | 99.80以上 99.99%未満 |
人の顔あるいは表情がわかるレベル |
3級 | 99.40以上 99.80%未満 |
人の表情はわかるが事務作業には暗いレベル |
※参照元:一般社団法人日本インテリアファブリック協会(2023年1月時点)
関連記事:遮光カーテンの「1級」はおうち時間が充実!メリット8つとデメリット4つ |
UVカットの特徴
UVカットとは、太陽の紫外線が反射したり吸収したりできる機能のこと。仕組みは以下の3パターンあり、商品によってさまざまです。
- 繊維の密度を高くしてすき間を減らしている
- 特殊な素材を織り込んで紫外線を反射している
- 生地の裏側に光沢糸を貼り合わせて紫外線を反射している
紫外線への効果が高いのはUVカット率が80%以上。ほかに欲しい機能やデザイン、部屋全体のバランスも考えながら選ぶとより満足度の高いものがGETできます。
関連記事:UVカットのレースカーテンがあれば安心!上手な選び方&家の中でできる紫外線対策方法 |
日焼け対策をリホームの遮光カーテンでおしゃれに
日焼け対策をするなら、インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」へ!2012年9月福井県にて創業。スタッフ一同で「お客様の暮らしを”もっと楽しく”」をモットーに、
- 日本の風土に合わせた北欧デザイン
- 絞り込まれた中でも選択性があること
- おしゃれだけど機能的で使いやすく
- オプションで楽しさ・快適さをUP
この4つをコンセプトにかかげ、インターネットを通して選ぶ楽しみと使う楽しみをお届けしています。
信頼できる高性能なドレープカーテン
リホームの「オーダー遮光カーテン」は、高品質でおしゃれ!国内の信頼できる繊維メーカーの生地をスタッフが最新の超音波技術でカットし、1枚ずつ手作業で丁寧に縫製しています。
高密度で織られた丈夫な生地なので、すぐに糸がほつれたりシワが増えたりする心配はありません。汚れやほこりが気になったら家庭の洗濯機で丸洗いOK。キレイなフローリングにふさわしい清潔な状態がキープできます。
全8シリーズ紹介
オーダー遮光カーテンの種類は、大きく分けて全8シリーズ!機能・色柄・素材が異なる100柄・113カラーの中から、好きなものが選べます。
遮光機能は、完全遮光・1級遮光・2級遮光の3パターン。そのほか、天然素材を使った採光機能のあるものをご用意しました。UVカット機能はすべてのカーテンについています。
- Sopo-ソポ-
- Luonto–ルオント-
- 完全遮光
- 北欧デザイン1級遮光
- 遮光 北欧デザインタイプ
- 北欧デザイン コットン
- ナチュラル
- デニムライク
それぞれの遮光等級や特徴を紹介しますね!
Sopo-ソポ-
フィンランド語で「かわいい」の意味をもつソポシリーズ。遮光率99.99%以上の1級遮光で、光や紫外線を防ぎフローリングの日焼けも防いでくれます。
好きなテイストの部屋に合わせられる豊富なカラーバリエーションが魅力的です。
Luonto–ルオント-
フィンランド語で「自然」の意味をもつルオントシリーズ。綿ライクの生地が自然な雰囲気を演出してくれます。
北欧の空気をまとった風合いから、北欧テイストの部屋にぴったり。シリーズの中で最高の断熱率を誇っており、光や紫外線からの日焼けもしっかり防いでくれます。
完全遮光
1級遮光を超える遮光率100%で、確実に光を遮ってくれるシリーズ。生地に光を通さない特殊フィルム加工を施しており、軽くてシワになりにくいのが特徴です。
光を完全に遮ると暗くなりがちですが、カラーは白や淡い色合いのものがほとんど。明るい雰囲気の部屋が演出できます。
北欧デザイン1級遮光
フィンランド人のプロデザイナーとJDPA公認のカラーセラピストが手がけた北欧デザインシリーズ。遮光率99.99%の1級遮光生地にプリントしたリホームオリジナルのカーテンです。
ナチュラルな風合いのカラーと北欧柄が相まって、おしゃれでナチュラルな北欧テイストの部屋が演出できます。
遮光 北欧デザインタイプ
遮光率99.80%以上の2級遮光に、遊び心あふれた北欧柄をプリントしたシリーズ。ほっこりするようなかわいいデザインが多いのが特徴です。
例えば、大きな花柄で思わずうっとりする「ミーナ」や、ころんとした鳥のシルエットがかわいい「フォレスタ」など。どんなテイストの部屋にも合うデザインがそろっています。
北欧デザイン コットン
北欧デザイン コットンは「優しく光を通す」「UVカット・断熱」「プライバシーを保つ」を目的に開発されたシリーズ。
天然素材のコットン生地が部屋に柔らかな光を取り込み、紫外線もカットしてくれます。オリジナル北欧デザインの雰囲気がナチュラルな暖かい部屋も演出してくれます。
ナチュラル
天然素材の100%の風合いが楽しめるコットンとリネンの天然素材のシリーズ。豊富なカラーでさまざな部屋に似合います。
紫外線を防ぐ効果は低めですが、UVカットの機能がついたレースカーテンと組み合わせればOK。同じ天然素材の生地にすると、
デニムライク
心地よいデニムの風合いを楽しめ、1級遮光と採光生地の2種類から選べるシリーズ。ナチュラルなお部屋から、メンズライクのお部屋にもぴったりなカーテンです。
光漏れが気になる方は、遮光率99.99%の1級遮光生地のカーテン、光をお部屋に取り入れたい方は、採光生地のカーテンを選べるのが特徴です。
もっと安心できる日焼け対策
厚地のドレープカーテン1枚では、本当に日焼けが防げるのか不安かもしれませんね。そんなときにぜひ試してほしいのが次の3つ!
- UVカットのレースカーテンを併用する
- 窓にUVカットフィルムを貼る
- カーペットやラグを敷く
それぞれ紹介しますね。
UVカットのレースカーテンを併用する
ドレープカーテンと、UVカット機能のついたレースカーテンを組み合わせる方法。紫外線を防ぐものが2枚重なるので厳重になりとても安心です。
また、日中は太陽の光で部屋を明るくしたい人にもおすすめ。遮光機能のあるカーテンは、 繊維同士のすき間がほとんどないので、閉め切ってしまうとどうしても日中部屋が暗くなってしまいます。
リホームでは、オーダー遮光カーテンとセットで選べる「断熱レースカーテン」をご用意しました。
国内TOPクラスの繊維メーカー「ユニチカ」「TEIJIN」との共同開発で、特殊セラミック配合の効果が信頼できる生地です。
オーダー遮光カーテンと一緒に購入するときは、全6つのタイプから好きなものを選ぶだけでOK!セットなので、レースカーテン分のサイズの計測や注文の手間が省けます。
窓にUVカットフィルムを貼る
窓に直接アプローチ!UVカットフィルムを貼る方法は、肌への紫外線対策にもなるほか、窓ガラスの飛散防止や断熱効果も期待できます。
フィルムは100円均一にもあるので気軽に試せますが、貼りやすさやUVカット率は商品によってさまざま。高機能なタイプは、価格が高くなってしまうおそれもあります。
ラグやカーペットを敷く
こちらはフローリングに直接アプローチ!日当たりの良いところにラグやカーペットを敷くだけで、その下の部分の日焼けが防げます。
ただし、カーテンと同じように、視界に入りやすく部屋全体の雰囲気を大きく左右するので要注意。お気に入りのデザインや部屋のテイストに合うものを選んでくださいね。
リホームでは、天然素材で織られた「ジュートラグ」やインド綿で織られた「コットンラグ」をご用意しています。どちも、ナチュラルでぬくもりを感じられるのが魅力です。
関連記事:室内の日焼け対策は素肌のままで!ラクに過ごせる塗らない方法「5選」 |
日焼けしたフローリングの修復方法
きちんと対策をしていても、気付いたら「フローリングが日焼けをしてしまった」という事態は起こりうるもの。
万が一にそなえて、日焼けを修復する方法も見ていきましょう。自分でできるDIY方法や、業者に任せた方が良いケースなどを紹介するので参考にしてくださいね。
DIYで補修
初期段階での色あせや変色などの症状は、DIYで修復可能。業者に頼んだり、リフォームしたりするより金銭面の負担が少ないことがメリットです。
修復に必要な道具も、事前にホームセンターなどで、
- 手袋
- ハケ
- ニス
- カラーワックス
等を準備するだけでOK。費用は数千円程度で済み、時間のあるときなど自分の好きなタイミングで取りかかれます。
ただし、日焼けの状態が悪すぎたり損傷の範囲が広すぎたりするとキレイに仕上げるのは難しいかもしれません。手順を前もってしっかり確認し、時間に余裕があるときにおこないましょう。
また、フローリングの材質は以下の2点があり、それぞれに合わせた方法で修復することも重要。どんな木材が使われているのかもしっかりとチェックしておきましょう。
手順を簡単に紹介しますね。いずれも日焼けの症状が軽い場合のDIY方法です。
複合フローリング
複合フローリングは、複数の板が組み合わされてできており、多くの家庭で一般的によく使われている材質です。
主な手順は以下のとおり。
- 濡れた雑巾でフローリングの表面の汚れを拭き取り、乾燥させる
- 柔らかな布にワックスを垂らして、乾燥しないうちに塗っていく
- 乾いたら色具合を確認し、色が足りなければ重ね塗りをしていく
剥がれたり板がういていたりなどの張り替えが必要な場合もあります。DIYだけでは元どおりにするのが難しいので避けるようにしましょう。
無垢フローリング
無垢フローリングは、1つの木の板のみでできており、その種類によって見た目や手ざわりが違うのが特徴です。
手順は以下のとおり。
- 固く絞った雑巾で日焼け部分をよく拭き取り、乾燥させる
- サンドペーパーで補修範囲より広めに削る
- 少しずつサンドペーパーの目を細くして削る
- 濡れ雑巾などで、削りカスをしっかりと拭き取り乾燥させる
- 色合いもを1度確認しておく
- オイルステインやニスを塗ってツヤを出す
無垢フローリングは、剥がれや板のうきといった症状が起きにくい材質。サンドペーパーで削っても、見た目が大きく変わらない特徴もあります。
業者に頼んで修復
以下のようなフローリングの日焼けは、修復業者に頼むのが無難!プロの目利きやスキル、業務用の修復材料などでしっかり直してもらいましょう。
- 完璧な仕上がりにしたい
- 日焼けや損傷の範囲が広い、症状が重い
- DIYでの修復方法に自信がない、やり方が分からない
跡形もなくキレイに仕上げるためには、多くの経験・技術が必要。フローリングの材質などの知識も大切です。
また、日焼けや損傷の範囲が広く症状が重い場合はフローリングが相当劣化しているおそれも考えられます。このような場合は、DIYでの修復方法を最初から避け、業者に相談・依頼するのがおすすめです。
フローリングの日焼けはカーテンでしっかり予防!
フローリングへの日焼け対策は、太陽・窓から降り注ぐ紫外線をカットすることが何より重要であることが分かりましたね。カーテンを使って、しっかりと日焼けを予防するのは美しいフローリングを長く保つ秘訣にもなります。
リホームの「オーダー遮光カーテン」「断熱レースカーテン」なら、おしゃれにフローリングの日焼け対策が可能!ほかにも、窓まわりアイテムであるブラインド・ロールスクリーン・ラグなどをご用意しています。
上手に活用して、フローリングの日焼け予防に役立ててくださいね。