「遮光?」「リネン?」など、カーテンの種類がありすぎて困っていませんか?服の試着のように実際に試して、様子をみてからの購入が難しいので悩みますよね。
どれが自分の部屋に合うのか分からず、結局無難そうなカーテンを選んでしまうこともしばしば。でも、カーテン選びは本来楽しくワクワクするようなことがたくさんあるんです!
ここでは、
「どうやって選べばいいの?」
「自分にはどれが1番合うの?」
というあなたへ、お客様に”もっと楽しく”を届けるインテリア通販「Re:HOME(リホーム)」が上手な選び方をご紹介。「こうしたいときはこれ!」など、具体的な機能や色柄もおすすめしています!
目次
カーテンの上手な選び方を知ろう
カーテンは部屋を彩るための重要なアイテム。生地の色柄・質感・形などの違いで、部屋のイメージや雰囲気がガラリと変わります。
また、保温効果やプライバシー保護などの機能が充実しており、装飾だけじゃなく快適な居心地が得られるのも魅力的。上手に選べば、その部屋の中でとても過ごしやすくなり、心が満たされるような空間に仕上げられます。
でも、
- 頻繁に買うものではない
- 購入前に、実際に取り付けて試せない
- 窓から差し込む光や窓からの見え方が時間帯によって変わる
などの理由でカーテン選びは一苦労!失敗すると、すぐに買い直したり居心地が悪くなったり。よく眠れなかったりなど、生活のさまざまなところにマイナス効果が現れます。
せっかく取り付けるなら、満足できて重宝するものが良いですよね?そんなあなたは、カーテンの上手な選び方を知るのがベストです。
カーテンを選ぶ前にやると良いこと
カーテンを実際に選んでいく前に!スムーズに決めるポイントを紹介しますね。
①窓の大体の大きさを把握しておく
あなたが取り付けたい窓の大体の大きさを知って、カーテンの選び直しを防ぎましょう。
窓は、家庭によって大きさや位置などがさまざま。部屋の雰囲気に対する影響力や光の入り具合が違うので、気になるカーテンが見つかっても機能やデザインは向いていないかもしれません。
また、カーテンには「既製サイズ」と「オーダーサイズ」がありますが、既製サイズのみの場合は気に入った生地があっても窓にはぴったり合わないかも。オーダー限定カラーなど、本当に欲しいデザインが選べないおそれもあります。
窓の大体の大きさを知っておけば、選択幅がぎゅっと絞れられてラクに!正確なサイズを測るのは注文をするときでOK。その前に、メジャーなどを使って簡単に把握しておきましょう。
カーテンが使われる代表的な窓の特徴と、カーテンサイズの目安はこちら。ぜひ参考にしてください。
特徴 | カーテンサイズ | |
掃き出し窓 | ・床から天井までの大きな窓 ・カーテンがインテリアの主役になる ・大きいので、プライバシー対策が必要 |
幅:170〜180cm 丈:180〜200cm |
腰窓 (腰高窓) |
・腰から上の高さの窓 ・横に複数並ぶこともある ・カーテンは主役にもアクセントにもできる ・掃き出し窓と比べて採光性や通気性が劣る |
幅:180cm 丈:120cm |
出窓 | ・建物の壁より外に張り出ている窓 ・レースカーテンをガラスに沿わせることが多い ・厚地のカーテンを部屋の壁に沿って取り付けることも ・ほかの窓と比べて結露しやすい |
(出窓のサイズ) 幅:130〜160cm 丈:床から30cm以上 |
小窓 | ・トイレや浴室などの小さい窓 ・形状や大きさなど種類がとても豊富 ・カーテンが部屋のアクセントになる |
(さまざま) |
②重視したいポイントを決めるとラク
これからいろいろ選んでいく上で、「これだけは譲れない!」というポイントを決めておきましょう。カーテン選びは楽しいですが、迷いすぎるとぐちゃぐちゃに。もちろん、機能も見た目も満足できるのが1番ですが、あれこれ考えすぎて時間がかかってしまいます。
例えば、「しっかり目隠しをしたい」と決めておけば、そこからさらに必要な機能をプラスしたり色柄を選んだりするだけなのでスムーズ!カーテンを取り付ける目的がきちんと達成できます。
カーテンを選ぶときのポイントは主に以下の3つ。このうち、重視したいことは何かを考えてみてくださいね。
機能 | 部屋の快適さを重視したい |
---|---|
見た目 | インテリアや床とのバランスを重視したい |
部屋スタイル | 全体のまとまり感、自分の好みを重視したい |
カーテンの機能の選び方
各機能の特徴をチェックする
カーテンの機能は、部屋の快適さを左右するポイント。1つだけじゃなく、複数そなわっているものがほとんどです。
代表的な機能は以下のとおり。特徴をみていきましょう。
完全遮光 | ・遮光率100% ・昼も部屋が真っ暗になる |
---|---|
遮光1級 | ・遮光率99.99%以上 ・人の顔の表情が識別できないレベル |
遮光2級 | ・遮光率99.80%以上99.99%未満 ・人の顔、表情がわかるレベル |
遮熱 | ・外気を遮り、室内の空気を逃しにくくする ・夏は外からの熱が伝わりにくい ・冬は室内の暖気が逃げにくい |
遮像 | ・昼も夜も室内が見えにくい ・明かりをつけても影が映りにくい ・室内から外の景色が見えにくくなる |
遮音 | ・室内の音漏れ、外からの騒音を軽減 |
防炎 | ・消防法の「防炎性能基準」をクリア ・燃えにくい、燃えても広がりにくい ・高層マンションに設置義務がある |
防汚 | ・汚れにくい ・汚れが落ちやすい |
UVカット | ・紫外線をカットする ・数字が大きいほどカット率が高い |
ウォッシャブル | ・家庭の洗濯機で丸ごと洗える |
目的別おすすめの機能
カーテンを取り付ける目的別に、リホームおすすめの機能を紹介します。
西日や日差しを防ぎたい窓
西側の窓や、窓が大きくて日差しが強い窓には「完全遮光」「遮光1級」がぴったり。作業や睡眠のストレスになりやすい、眩しさや暑さが軽減できます。室内の温度が上がりにくいので、冷暖房の効率アップにも。
目隠しをしたい窓
道路に面していたり、隣の家との距離が近かったりする窓には「遮像」「ミラー加工」のレースカーテンを。外からしっかり目隠しできるので、日中、厚地のカーテンを開けて部屋を明るくしても視線は気になりません。
日焼けを防ぎたい窓
いつも、窓の近くでくつろいでいたり仕事をしていたりする窓には「完全遮光」「遮光1級」の厚手のカーテンを。レースカーテンは「UVカット」のものがおすすめです。肌の日焼けだけじゃなく、大切な衣類・家具・本・趣味の小物などにもこの機能で対策を!劣化や色落ちが防ぎやすくなります。
光を取り込みたい窓
厚手のカーテンを閉めたまま、朝日の光を浴びて起きたい窓には「非遮光」がぴったり。優しい光が柔らかく差し込み、自然のあたたかさが感じられます。日中、厚手のカーテンを開けて部屋を明るくしたいときは、外からの光を拡散する「採光」のレースカーテンがおすすめ。
汚れやすい、火の近くの窓
汚れる危険があったり、近くで火を使う窓には「防炎」「ウォッシャブル」がぴったり。特に、キッチンや子ども部屋に取り付けると安心です。リビングや寝室でタバコを吸う場合も、ヤニ汚れや寝タバコによる火災防止のためにそなえておくと良いでしょう。
カーテンの色柄の選び方
壁やインテリアとのバランスを考える
カーテンの色柄を決めるときは、壁やインテリアとのバランスを考えましょう。やわらかな質感や心理的効果のあるカーテンは、常に視界に入るもの。その色や柄にこだわることで、居心地がぐんと良くなり気分が満たされます。
部屋全体の上手な色の組み合わせ方は、専門的な知識がなければ難しいと思われがちですが「部屋の色の配分」と「色相環図」を知っておけば意外と簡単!以下を参考にしながら部屋を見渡して、あなたの理想のイメージとぴったり合いそうなものを考えてみてください。
<色の配分>
ベースカラー (70%) |
・床、壁、天井の色 ・毎日見ても飽きがこない白系・茶色系が一般的。 |
---|---|
メインカラー (25%) |
・カーテン、ソファ、家具の色 ・もっとも自分らしさが出せる部分 ・好み、季節、気分によってアレンジできる |
アクセントカラー (5%) |
・カーテン、クッション、雑貨の色 ・部屋にメリハリが生み出せる部分 ・好み、季節、気分によってアレンジできる |
<色相環図>
色相環図を見て、相性の良い色の組み合わせを簡単に見つけましょう!隣同士の色が「類似色」、真向かいにある色が「補色(反対色)」。そして、同じ色のトーン(明るさ・鮮やかさ)が違う色が「同一色」といいます。
それぞれの効果は以下のとおり。
類似色 | ・落ち着ける ・安心できる ・部屋が広く見える |
---|---|
反対色 | ・元気が出る ・メリハリが出る ・活発的で明るい雰囲気になる |
同一色 | ・失敗しにくい ・まとまり感が出る ・落ち着いた雰囲気になる |
1番取り入れやすいのは周りの色と似た「同一色」のカーテンで、窓まわりだけが変に浮かず落ち着いた雰囲気に仕上がります。
場所別おすすめの色柄
カーテンを取り付ける場所別に、リホームおすすめの色柄を紹介します。
リビング
- ホワイト
- ベージュ
- グリーン
- ブラウン
リビングやダイニングは家族みんなが過ごす場所。それぞれがゆっくりくつろげるように、落ち着いた雰囲気に仕上げましょう。目立ちやすい原色を避け、壁・床・家具の色と相性の良い色がおすすめ。お客様をよく招く場所でもあるので、ワンランク上の上質なカーテンを選ぶとGOODです。
寝室
- ホワイト
- ベージュ
- グリーン
- ブラウン
- ブラック
- ブルー
寝室は自分好みの色柄でOK。ただし、ぐっすり眠れるように気分が落ち着く色柄を選びましょう。ブラウン系・寒色系・アースカラーがおすすめ。ベッドや枕と似た色にするとまとまり感がグッとアップします。
書斎・仕事部屋
- ブルー
- ブラック
- ホワイト
- ベージュ
- グリーン
書斎や仕事部屋は物事に取り組む場所。心が落ち着き、集中力が高まるような雰囲気に仕上げるのがポイントです。
子ども部屋
- レッド
- イエロー
- オレンジ
- ポップな柄
- キャラクター
子ども部屋は成長に合わせて変えていきましょう。幼い頃は、にぎやかで楽しい明るい色を。好きなキャラクターのカーテンや、星・ドット・ハートなどのポップな柄も向いています。大きくなったら、日々の勉強や受験に集中できるような落ち着いた色にするのがおすすめです。
迷ったら色の心理的効果や風水を参考に
カーテンの色柄がなかなか決まらなかったら、色の「心理的効果」や「風水」を参考にしてみてください!
その場の居心地だけじゃなく、暑い夏に夏バテで食欲が出なかったりよく眠れずに睡眠不足になったりなどの体調が改善する効果も期待できますよ。
カーテンでよく使われる色の効果を表にまとめました。
レッド系 | ・興奮する ・食欲が出る ・やる気が起きる |
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ブルー系 | ・集中力が高まる ・冷静に判断できる ・体感温度が下がる |
パープル系 | ・直感力が高まる ・感性が豊かになる ・潜在能力が引き出される |
グリーン系 | ・緊張感が和らぐ ・リラックスできる ・目の疲れがほぐれる |
オレンジ系 | ・開放感が出る ・楽しい気分になる ・良い人間関係を作る |
イエロー系 | ・集中力が上がる ・会話をスムーズにする ・脳が活発化し頭の回転が速くなる |
ホワイト系 | ・清潔感が出る ・空間が広く感じる ・新たな気持ちになる |
ブラック系 | ・自信がつく ・高級感が出る |
風水についてはこちらを参考にしてくださいね。
▶︎カーテンを風水で選ぼう!【方角・運気・柄・部屋別】プラスにはたらく使い方まとめ
カーテンの素材の選び方
各素材の特徴をチェックする
生地の素材を選ぶときは、カーテンの重視したいポイントに着目して選びましょう。素材の違いで、機能や色柄の効果をしっかり発揮させられるかどうかが決まります。
種類は大きく分けて「天然繊維」「化学繊維」の2つ。コットンやポリエステルなどに細かく分けられます。それぞれを代表して3つずつ紹介しますね。
<天然繊維>
綿(コットン) | ・やさしい風合い ・ソフトな手ざわり ・摩擦で毛羽立ちやすい |
---|---|
麻(リネン) | ・サラッとして心地よい ・耐久性、耐熱性に優れている ・吸水性・通気性・透湿性がある |
絹(シルク) | ・発色が美しい ・滑らかな手ざわり ・虫やカビに侵されやすい |
<化学繊維>
ポリエステル | ・手入れがしやすい ・比較的リーズナブル ・ほこりを吸着しやすい |
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アクリル | ・ふっくらと柔らか ・型崩れがしにくい ・静電気が起きやすい |
ナイロン | ・摩擦や折り曲げに強い ・虫やカビに侵されにくい ・静電気が起きやすい |
重視ポイント別おすすめの素材
カーテンの重視したいポイント別に、リホームおすすめの素材を紹介します。
見た目を重視したい
カーテンを部屋の彩り目的で選ぶなら、「天然繊維」がおすすめ。使い込むほどに風合いが増すので、愛着が湧きます。化学繊維と比べると取り扱いが難しいですが、正しい方法でお手入れすれば長く使い続けられる自慢のメインアイテムに。
機能を重視したい
カーテンを部屋の快適さ目的で選ぶなら、「化学繊維」がおすすめ。シワになりにくい・カビが生えにくいなど、機能の種類が充実しているので必要なものをチョイスしましょう。
好きな部屋スタイルに合わせて選んでみよう
全体の統一感で居心地抜群に
カーテンの上手な選び方として、注目を浴びているのが「部屋スタイル」でまとめること!部屋全体に統一感が生まれ、おしゃれな空間に仕上がります。
例えば、
- 北欧スタイル
- マリンスタイル
- モダンスタイル
- アジアンスタイル
- アメリカンスタイル
- アフリカンスタイル
- ナチュラルスタイル
など。カーテンだけじゃなく、ラグ・ソファ・クッションなども同じ雰囲気にすれば好きなものに囲まれるので居心地抜群!必要な機能は忘れずに選んでくださいね。
おしゃれな北欧スタイルがおすすめ
さまざまな部屋スタイルのうち、根強い人気を誇るのが「北欧スタイル」。北極に近いフィンランド・スウェーデン・ノルウェー・デンマーク・アイスランドの5か国から発祥したインテリアスタイルのことで、自然と居心地の良さが重視されています。
基本の考え方は以下の3つ。
- 生活空間でリラックスできるもの
- 機能的で長く愛用できるもの
- 使うほどに味が出るもの
寒い地域に住む人々は家の中で過ごす時間が長いため、家具や内装で暮らしが充実することを楽しんでいます。
北欧スタイルのデザインは、色使いが鮮やかで大ぶりな柄が多め。
- 大胆な花柄・葉っぱ柄
- ジャガード織り(天然素材×厚手)
- シンプルな直線・ドット・幾何学模様
- アースカラー(ベージュ・カーキ・ベージュなど)
シンプルで飽きにくそうなものや、あたたかみがありほっこりしそうなもの、植物・動物などの自然をモチーフにしたものがあります。
関連記事:カーテンで北欧スタイルの部屋を作ろう!基本の考え方&デザイン例。 |
リホームの「オーダーカーテン」から選んでみよう
それでは実際に、あなたが満足するカーテンを選んでいきましょう!
インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」では、おしゃれだけど機能的でもある北欧スタイルに注目!
高品質でリーズナブルな「オーダーカーテン」と「断熱レースカーテン」があり、サイズはオーダーが基本。どの部屋の窓にも合わせやすいように、豊富な機能と色柄をご用意しています。
オーダーカーテン
オーダーカーテンは、楽天市場のカーテン・ブラインドランキングでデイリー・週間ともに堂々第1位を獲得した自慢の商品!
選べるカラーが豊富で、生地の素材も機能も高レベル。フィンランドデザイナー「SANNA LEHTI(サンナ・レフティ)」や日本人カラーセラピスト「Minowa Eriko」と一緒に作り上げたほかにはないオリジナルのカーテンです。
主な機能 | 完全遮光、遮光1級・2級、遮熱、防音、ウォッシャブル など |
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色柄 | 100種類以上 |
素材 | サテン、コットン など |
部屋スタイル | フィンランドスタイル、ジャパンスタイル |
断熱レースカーテン
断熱レースカーテンも、楽天市場のインテリア・寝具・収納年間ランキングで2019年度・2020年度連続で賞を獲得した自慢の商品!
上記オーダーカーテンのセットで付属しており、機能の種類が豊富。単純な白だけじゃなく素材や柄の種類も豊富にご用意しています。国内トップクラスの繊維メーカー「ユニチカ」「TEIJIN」と一緒に作り上げた機能性の高いレースカーテンです。
主な機能 | 遮熱、遮像、UVカット、ウォッシャブル、防炎、防汚 など |
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色柄 | 46種類 |
素材 | 綿混入り、リネン、コットン |
カーテンは楽しみながら選ぼう!
迷いがちなカーテンの機能や色柄。まずは、窓に取り付ける理由の中で何を重視したいかを決めるのがポイントです!
- 機能
- 色柄
- 素材
それぞれさまざまな種類がありますが、完成した部屋を想像しながら楽しんで選んでみてください。リビングのカーテンは家族みんなでワイワイと。寝室のカーテンは大好きな人とじっくり。
リホームの「生地サンプル」で実際に手に取ってみると、さらにイメージが湧きやすくなりますよ。