「窓回りはすっきり見せたいけど、視線や日差しが入りすぎるのは気になる」そんな時には、ロールスクリーンとレースカーテンの組み合わせがおすすめです。
意外と思われる組み合わせですが、インテリアとしてすっきり見せつつ、視線を適度に遮ることが可能です。
日差しの調整もしやすいため、ロールスクリーンとカーテンの良いとこ取りができるでしょう。
この記事では、インテリア通販の「Re:HOME(リホーム)」がロールスクリーンとレースカーテンを、おしゃれにコーディネートする方法について解説します。ワンランク上のスタイリングを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ロールスクリーンとは
ロールスクリーンとは、生地を上下に操作して開閉するカーテンのことです。スクリーンのようにフラットな生地を、巻物のようにロール状に巻き上げることから、ロールスクリーンと言われています。
ロールスクリーンは好きな高さで留められて、かさばらないのが特徴。小さい窓から大きい窓まで対応できるので、住宅・オフィス問わず、親しまれているスタイルです。
ロールスクリーンのメリット
ロールスクリーンは、選べる種類も豊富で、幅広いコーディネートが楽しめるスタイルです。ドレープカーテンには無い、ロールスクリーンのメリットについてご紹介します。
フラットですっきりした印象になる
ロールスクリーンの最大の特徴は、すっきりと開放的な印象になる所です。ドレープカーテンのようなウェーブが全く無く、フラットで軽やかな印象になるため、お部屋を広く見せたい方に適しています。また、窓の近くに物を置いてもお掃除がしやすく、清潔感のある印象になるでしょう。
カーテンのたまりが無く窓が隠れない
ロールスクリーンは、上下に操作して生地を巻き取る構造のため、カーテンのたまりがありません。全開にした時に、窓を隠してしまう部分がほぼありませんので、窓をより大きく見せる効果があります。外の景色を楽しみながら、採光をたっぷりお部屋に取り込みたい方には最適です。
おしゃれな柄や色を楽しめる
ロールスクリーンは、柄物や色を取り入れやすく、豊富なバリエーションから選べます。
大柄や色物を取り入れても圧迫感が出にくいので、個性を出したスタイルにも挑戦しやすいのが特徴です。
フラットな面は柄が綺麗に映えて、アートのように空間を彩るスタイルを楽しめるでしょう。
ロールスクリーンを選ぶ時の3つのコツ
ロールスクリーンを選ぶ際には、「操作性」「生地」「取り付け方法」の3つのポイントがあります。取り付けるお部屋や、用途に合ったロールスクリーンを選べるように、ポイントを意識して取り入れましょう。
使いやすい操作タイプを選ぶ
ロールスクリーンの操作方法は、大きく分けて2種類から選べます。
取り付ける窓の高さや大きさにより、適した操作方法も違うため、それぞれの特徴を把握して、最適な操作タイプを選びましょう。
チェーン式
ロールスクリーンの操作方法で一般的なのが、チェーン式です。側面のチェーンを引っ張ることで、上下の昇降を操作します。
特に、メインとなる掃き出し窓はチェーンタイプがおすすめです。大きな窓でも対応できて、巻きズレもほぼありません。
また、チェーンを少し引っ張ると自動で昇降できる物もあり、操作の手間を感じること無く使えるでしょう。
プルコード式
プルコード式は、ロールカーテンの下部についたコードを引いて昇降します。開ける時は一度下に軽く引くと、自動的に巻き上がる構造のため掃き出し窓の場合は、しゃがんで操作する必要が出てくるでしょう。
そのためプルコード式なら、腰高のコンパクトな窓がおすすめです。チェーン式と比較すると、巻きズレが起こりやすいため、開閉頻度が低い窓が適しています。
お部屋に適した機能性のある生地を選ぶ
ロールスクリーンは、取り付ける場所に合った、機能性のある生地を選ぶと良いでしょう。生地の種類も豊富なので、求めている生地がきっと見つかるはずです。
日差しを遮断したいなら「遮光タイプ」
寝室などの、日差しを遮断したいお部屋に取り付ける場合は、遮光生地がおすすめです。
遮光1級であれば、生地自体は光をほぼ通しません。
ただ、ロールスクリーンの場合、窓との間に隙間があるため、両サイドから光モレ
がしやすいスタイルでもあります。
光漏れが気になる時は、レースカーテンと併用して、横からの隙間を遮断させると良いでしょう。
汚れが気になるなら「ウォッシャブルタイプ」
小さいお子様がいるご家庭や、キッチンなどの水回りの近くに取り付けたい方は、ウォッシャブルタイプがおすすめです。ご家庭の洗濯機で洗える物もあり、クリーニングに出す手間が掛かりません。
光は通したいけど外気は遮断したいなら「遮熱タイプ」
遮熱タイプは、外からの光を取り入れながら、熱だけカットできる生地です。ロールスクリーンを閉めても外の光を取り入れられて、お部屋が暗くならないのが特徴。
冷暖房効率を上げて、電気代の節約になるので、省エネ効果も期待できるでしょう。
取り付け方によって印象が変わる
ロールスクリーンは取り付け方によって印象を大きく変えられます。
窓枠内に収めるのか、窓枠を隠すように付けるのか、2つの違いを把握して空間に合った取り付け方法を採用しましょう。
窓枠の内側に収まる「天井付け」
窓枠の内側に収まる取り付け方は、「天井付け」と言います。
天井付けにすると、ロールスクリーンと壁が一体化して、すっきりとした印象になるのが特徴。圧迫感がないので、存在感を出したくない方におすすめです。
カーテンレールが窓枠の内側にあれば、そのままレールを利用して取り付けられます。
ビス留めしたくない方は、カーテンレールへ取り付けられる物から選ぶと良いでしょう。
窓枠の外に取り付ける「正面付け」
ロールスクリーンを閉めた時に、窓枠が隠れる付け方を「正面付け」と言います。
窓枠ごと隠すことで、窓を大きく見せることが可能。
正面付けは、遮光効果も高いので、光漏れが気になる方におすすめの付け方です。
ロールスクリーンを選ぶ時の注意点
ロールスクリーンは、両開きカーテンと違って専用のメカで操作します。
そのため、大きさの制限があったり、取り付け出来ない可能性もありますので、事前に確認すると安心です。
窓の大きさによっては分割して取り付ける
ロールスクリーンは、製作できる大きさに制限があるため、サイズを選ぶ時には注意が必要です。
1枚で作れないほど大きい窓に付ける場合は、サッシの位置に合わせて分割すると良いでしょう。
ロールスクリーンを分割すると、つなぎ目部分に隙間ができやすいため、サッシがあると光漏れを最小限にできます。
また、出入りをする窓の方だけ開けたり、日差しの入り具合を調整したりできるので、あえて分割させても便利です。
出入りが多い場所には不向き
ロールスクリーンは、出入りの多い窓ではやや不便さを感じることがあります。
出入りする時に、身長以上の高さまで操作する手間や、ロールスクリーンをくぐったりする不便さが出てくるでしょう。
出入りが多い窓に付けたい場合は、レースカーテンと併用すると視線も気になりにくくおすすめです。
カーテンレールによって、取り付けが出来ないことがある
賃貸などで、ビス穴を開けたくない方には、カーテンレールにロールスクリーンを付けられる商品が人気です。
ただ、レールによっては取り付けができない物もあるため、購入前に確認しましょう。
カーテンレール対応のロールスクリーンは、マンションなどで一般的な「C型」や「角型」のレールであれば取り付け可能です。
装飾レールなどの特殊なカーテンレールには取り付けが出来ませんので、購入前に取り付け可能か必ず確認してください。
ロールスクリーンとレースカーテンを組み合わせ方
ロールスクリーンとレースカーテンをどのように組み合わせたら良いか、難しく感じる方も多いのではないでしょうか。
まずはロールスクリーンとレースカーテンのどちらを内側に付けるかが、空間の印象を決めるポイントです。
組み合わせ方の特徴について解説しますので、お好みに合ったスタイルを選んで見てくださいね。
ロールスクリーンを内側にする付け方
ロールスクリーンを内側に付けると、すっきりとした見た目になり、シンプルなインテリアが完成します。
窓枠を隠すように取り付ければ、光漏れの低減が可能なので、寝室など遮光生地を使う場合におすすめの付け方です。
レースと組み合わせる時には、ロールスクリーンを閉じた時にレースが見えないようにするのが、キレイに見せるコツ。
幅、長さ共にロールスクリーンより大きくならないように気をつけましょう。
レースを内側にする付け方
レースを内側に付けると、レース生地の軽やかさや、柔らかい質感を楽しめます。
インテリアの効果を高めてくれるので、温かみのある印象にしたい方におすすめです。
レースを前にすると、カーテンを閉めてもロールスクリーンが透けて見えるのがポイント。
レースのみ・ロールスクリーンのみと単体で楽しむ他、ロールスクリーンと併用したコーディネートで、3つの顔を楽しめます。
また、ロールスクローンを窓側に付けることで、レースカーテンを紫外線から守り、長く綺麗な状態を保つことが可能です。
ロールスクリーンと合わせるレースカーテンの選び方
ロールスクリーンとレースカーテンとのコーディネートは、個性を出して空間をワンランクアップできる組み合わせです。
それぞれの良さを引き立てるレースカーテンの選び方を解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
レースを主役にして、生地の透け感を楽しむ
レースとロールスクリーンの組み合わせでは、レースを内側にしたフロントレースがおすすめです。
オパール加工や編みレースのように、透け感のある生地を選ぶとおしゃれに見せられるでしょう。
ロールスクリーンがきれいに透けて、レースとの濃淡を美しく演出できます。
ロールスクリーンを主役にして、シンプルなレースで引き立てる
ロールスクリーンに特徴的な柄を使う場合は、シンプルなレースで柄を引き立てると良いでしょう。
また、レースは窓側に取り付けて、ロールスクリーンの柄を全面に出すのがおすすめです。
レースのデザインは、無地やベーシックカラーにすれば、どのような色柄でも合わせられます。
どのテイストにも合う無地と無地の組み合わせ
シンプルで洗練された空間にするなら、ロールスクリーンとレースカーテンをどちらも無地で統一すると良いでしょう。
無地の場合は生地の質感にこだわるのが素敵に仕上げるポイントです。
上質な生地で統一させると、洗練された高級感が演出できて、バランスよくまとまります。
ロールスクリーン&レースカーテンおすすめアイテム
ロールスクリーン
Re:Home(リホーム)のロールスクリーンは、ご希望のサイズに合わせて1cm単位での自由なオーダーが可能です。UVカット・断熱や遮光、ウォッシャブル、賃貸にオススメのつぱっり取付けなど、様々な種類のロールスクリーンをご用意しております。きっとあなたにぴったりのロールスクリーンが見つかります。
FUNロール [Re:Home]
日本の技術×北欧のデザインを掛け合わせた、1mm単位でオーダーできるRe:HOME(リ・ホーム)のオリジナルの「FUNロールカーテン」。
断熱効果やUVカット効果なども、日本の最新技術とフィンランドの北欧デザインを取り入れ、日本の暮らしに合うラインナップが魅力的です。取り付け方法も、ビス付けだけでなく、つっぱりタイプも用意があります。生地のラインナップは、窓の形状やライフスタイルに合わせて選べる5つのタイプです。
- 採光タイプ
- 完全遮光タイプ
- 1級遮光タイプ
- 遮光デザインタイプ
- 採光デザインタイプ
FIRSTAGE [立川機工]
安心のタチカワブラインドグループ会社「立川機工」が提供しています。1cm単位でオーダー可能な「FIRSTAGE [立川機工]」のロールカーテン。
高品質でコスパの良い商品です。通常の非遮光や遮光生地以外にも、ウォッシャブルや防災、浴室用など多彩なバリエーションから、選ぶことができます。生地のラインナップは、下記の8タイプから選ぶことができます。
- リーズナブルタイプ
- 洗える無地タイプ
- 洗える浴室タイプ
- 防災タイプ
- シースルータイプ
- 一級遮光タイプ
- 二級遮光タイプ
- 防炎遮光タイプ
調光ロールスクリーン
光の量と視線をコントロールできる「調光ロールスクリーン 」。部屋のシーンに合わせて、光の表情を楽しめたり、部屋の環境に応じて、光の量を調整。スタイリッシュに心地よく、過ごすことができます。
レースカーテン
超断熱・超UVカットタイプ|クリアエコプレーン
エコプレーンタイプは、国内TOPクラスの繊維メーカー「ユニチカ」「TEIJIN]と共同開発した特殊セラミックス配合の繊維。太陽からの熱や紫外線、外からの視線もガッチリとブロックしてくれるので機能面でも安心です。
北欧デザイン|エコプレーン Keto ベージュ
デザインタイプ|刺繍ホシ
ロールスクリーンとレースの組み合わせは「機能」と「デザイン」どちらも欲張れる
ロールスクリーンとレースカーテンのコーディネートは、それぞれのいいとこ取りをした、おしゃれなスタイリング方法です。
生地を選ぶポイントは、ロールスクリーンは、「機能性」レースカーテンは、「生地の質感やデザイン性」をポイントに選ぶと失敗しにくくなります。
また、ロールスクリーンと、レースカーテンのどちらを内側にするかで、個性を出したコーディネートが可能です。
ぜひ、沢山の組み合わせから、お気に入りのスタイリングを楽しんでみてください。