キッチンが寒いと、調理や皿洗いなどの家事のモチベーションが下がりがち。でも、避けられないので冬が近づいてくるとストレスを感じてしまいますよね。
寒い原因は、キッチンならではの設備や構造が原因!大きな工事をせず、自分でできる対策で今年の冬はラクをしませんか?
ここでは、
「なんで寒いの?」
「どうすればいいの?」
とお悩み中のあなたへ、寒さの原因と対策をわかりやすくご紹介。インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」がおすすめする防寒対策アイテムもお届けします。このチャンスに、寒いキッチンにぴったりなものを見つけてくださいね。
目次
キッチンが寒い原因
キッチンが寒くなってしまう原因は、次のようなことが考えられます。
換気扇がある
料理のときには便利な換気扇ですが、実は冬の寒さの原因の1つ。換気扇から外の冷たい空気が入り込むことによって、キッチン全体の室温が下がってしまいます。
空気には、冷たいと下に流れ温かいと上に流れるという「コールドドラフト現象」と呼ばれる性質があります。
換気扇は、上部に設置されているご家庭が多いので換気扇を回すと上部に溜まっていた温かい空気が外へ。そして、新しく外から入ってきた冷たい空気が下に溜まってしまうのが原因です。
キッチンに窓や勝手口がある
もう1つの原因は、キッチンに窓や勝手口があるため。外の光が入るので明るく広々と感じますが、冬の寒さにはあまり向いていません。夏と比べて室温と外気温の差が大きいので、空気が流れやすくなり夏よりも短時間で空気が入れ替わります。
また、窓に近い部分の空気は外気によって冷やされてしまいます。窓の面積が大きいほど、室内の空気が冷えてしまうでしょう。
特に、古い建物や賃貸などでは窓サッシのパッキンが劣化して隙間が生じている状態。熱の出入りが生じてしまうこともあります。
キッチンの寒さ対策5選
では、キッチンの寒さ対策として有効な対策を5つご紹介しますね。
- キッチンマットを敷く
- ヒーターなどの暖房器具を使う
- 自分自身も防寒する
- 床暖房を設置する
- 勝手口や窓にロールスクリーンを設置する
費用や効果がそれぞれ違うので、1つずつ確認していきましょう。
キッチンマットを敷く
キッチンは、足元や床がとくに冷え込みます。特に、複合合板のフローリングは熱が伝わりやすい素材なので、冬の寒さが足裏の熱を吸収して直に伝わってきてしまいます。
そこで、キッチンマット。床汚れや傷を防ぐために敷くというイメージを持たれる人が多いかもしれませんが、手軽に床の冷えが軽減させられる優れものです。
最近は、さまざまな種類や柄のキッチンマットが選べるようになりました。お好みのデザインを選ぶことで、キッチンの雰囲気が手軽に変わり、キッチンに立つのが楽しくなります。寒さ対策という点では、厚手の生地を選ぶのがおすすめです。
ヒーターなどの暖房器具を使う
調理をするためだけに、キッチンにエアコンを設置するのは抵抗がある。という人もいるかもしれません。そんな人にはヒーターの使用がおすすめです。
ヒーターといってもさまざまな種類がありますが、キッチンで使うのであればコンパクトタイプがベスト!小さいサイズだとリーズナブルで持ち運びが簡単なので、ほかの場所に使えます。キッチンが狭いというご家庭でも、スペースを気にせず使用できますよ。
また、冬の寒い朝、なかなか暖房器具が作動せず寒い思いで家事をされた経験はありませんか?コンパクトなヒーターであれば、温まるまでの時間が短くすぐに使えるのも魅力的です。
自分自身も防寒する
薄手の格好で冬場のキッチンにいると、より一層寒く感じてしまいますよね。風邪や冷え性など体調を崩さないためにも、自分自身の防寒をしっかり対策しましょう。
例えば、
- 厚手の靴下を履く
- レッグウォーマーの着用
- 温かい生地のスリッパを履く
- 手元が邪魔にならないようにベストタイプの上着を着る
など。少しの工夫で体が温められます。
ほかの方法に比べると、お金をかけずに手持ちのアイテムで対策できるところがおすすめのポイントです。
床暖房を設置する
足元の冷えを和らげるために、費用や難易度は少し上がりますが、思い切って床暖房を設置するのも効果的。
部屋全体じゃなく、キッチンの床だけを温める「部分暖房」なら比較的安く工事ができます。キッチンで過ごす時間が長い人はぜひ検討してみてください。
勝手口や窓にロールスクリーンを設置する
キッチンが寒い原因の勝手口や窓には、ロールスクリーンの設置がおすすめです。
断熱ドアや断熱ガラスも対策の1つですが、大掛かりなリフォームになるので費用や時間がかかります。でも、ロールスクリーンなら自分で取り付けが可能!設置するときに穴を開けないタイプがあるので、賃貸でも安心です。
ロールスクリーンなら、開閉が簡単ですし選ぶ色や柄によって気軽にキッチンの雰囲気が変えられますよ。また「断熱効果をさらに効果を高めたい!」という人は、100均にもある断熱シートをセットで使うのも1つの方法です。
キッチンにロールスクリーンを設置するメリット
ロールスクリーンを使用するメリットは、主に3つ。
- 遮光・断熱・保温の効果が得られる
- 自分で取り付けられる
- 賃貸でも利用できる
1つずつ詳しくお伝えしますね。
遮光・断熱・保温の効果が得られる
ロールスクリーンには、光や熱の出入りをシャットアウトする効果があります。
冬の寒い時期は、日差しが出てきた昼間にロールスクリーンを開けておくことで外の光を取り込み室温を上げてくれます。
日が沈んでからは、ロールスクリーンを閉めておけば保温効果や断熱効果によって室内の温かい空気を外に逃がしにくくしてくれます。特に、窓まわりの空気は外気で冷やされやすいので、室温に大きく影響するでしょう。
また、遮光性や断熱性は夏の暑さ対策にも効果的。冬場とは反対に、日中に締め切っておくことで室内を涼しく保ち夏の暑さから守ってくれます。冬の寒さだけじゃなく、夏の暑さに悩まされているご家庭に特におすすめです。
自分で取り付けられる
2つ目のメリットは、自分で取り付けられること。設置と聞くとなんだか難しそうなイメージがあるかもしれませんが、1人で設置できるタイプのロールスクリーンがあります。
- ドライバー1本でOKなタイプ
- ネジ穴を開けないタイプ
重量もそこまで大きくないので、ご安心ください。ロールスクリーンのサイズによって違いますが、例えば「幅100cm×丈100cm」なら約1.8kgです。
賃貸でも利用できる
ロールスクリーンは、賃貸でも利用可能です。大規模な工事となると賃貸の物件では難しいかもしれませんが、ロールスクリーンは賃貸でも利用できるような穴を開けないタイプのものが販売されています。賃貸だからといって諦める必要はありません!
関連記事:【暑い窓・寒い窓はもうイヤ】窓の断熱・保温にぴったりのロールスクリーンをご紹介 |
キッチンのロールスクリーンを選ぶときのポイント
ロールスクリーンといっても種類はさまざま。どうやって選べばいいのか、迷ってしまいますよね。では、ロールスクリーンを選ぶときのポイントを見ていきましょう!
機能
寒いキッチンのためのロールスクリーンは、「断熱」「保温」の機能をそなえたものがベスト!キッチンと、窓・勝手口の間にある熱の出入りを和らげるために欠かせないものです。
また、冬の寒さだけじゃなく夏の暑さ対策も同時にしたいときは「遮光」がおすすめ。いくつかの種類があり、等級の数字が小さくなるほど光や熱を遮るレベルが上がります。
完全遮光 | ・遮光率100% ・昼も部屋が真っ暗になる |
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遮光1級 | ・遮光率99.99%以上 ・人の顔の表情が識別できないレベル |
遮光2級 | ・遮光率99.80%以上99.99%未満 ・人の顔、表情がわかるレベル |
このほか、窓からの紫外線が気になるなら「UVカット」の機能で日焼けを防ぎましょう。長い時間キッチンに立つことが多い人にとても役立ちます。
万が一に備えた「防炎」や、汚れが落ちやすい「防汚」の機能を持つタイプもあるので、安全度やお手入れのしやすさも考えながら選んでくださいね。
取付方法
ロールスクリーン本体だけじゃなく、窓や勝手口への取り付け方もポイント。リホームでは、「頑丈に固定したい」「穴を開けたくない」などの希望に合わせて4つのタイプから選べます。
標準タイプ (ネジ止め) |
・ネジでしっかり固定できる ・ドライバー1本でOK |
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どこでも 間仕切りタイプ |
・ドライバー1本でしっかり固定できる ・ネジ穴が目立たない |
カーテンレール 取付タイプ |
・固定する金具をレールに取り付けるだけ ・取付方法は天井付けのみ |
つっぱりタイプ | ・穴あけ、工具が不要 ・取付下地が不要 |
頑丈に固定したい場合は、ネジできちんと固定できる標準タイプやどこでも間仕切りタイプ。標準タイプのみ取付下地がかならず必要ですが、本体が落下する心配がありません。どこでも間仕切りタイプは取付下地が不要です。
元々、窓にカーテンレールがある場合は外さずにそのまま使える「カーテンレール取付タイプ」がラク。
枠に穴を開けず、なるべく簡単に取り付けたい場合は、先端のバネを押し込んで圧力をかける「つっぱりタイプ」がおすすめです。
関連記事:ロールスクリーンをカーテンレールに取り付けたい!選び方&おすすめ商品紹介 |
サイズ
ロールスクリーンのサイズにもご注目です。寒さ対策の効果が最大限に発揮できるよう、窓をしっかりと覆うサイズを選ぶのがおすすめです。
サイズの測り方
ロールスクリーンの注文をするときに指定するサイズは、実際に窓や勝手口を隠す生地の幅よりも長めに。なぜなら、巻き上げるメカの部分も含まれたサイズが必要だからです。
これを「製品幅」といい、上げ下げをする方法によって違うのでしっかり確認しておきましょう。
リホームでは、上記の図のように「プルコード式」と「チェーン式」で生地の幅に約0.2cmの差があります。プルコード式は上げ下げがワンタッチで簡単ですが、床まである長い窓や勝手口全体を隠したいときには向いていません。
一方、チェーン式は操作する部分が横にあるので床まである勝手口にぴったり。窓には「プルコード式」で、勝手口全体には「チェーン式」がおすすめです。
例えば、プルコード式を選ぶと以下のような測り方になり、どちらも両端でー2.6cmの隙間ができます。
天井付け (窓枠内に取り付ける) |
窓枠の内幅から、幅ー1cm×高さー1cm |
---|---|
正面付け (窓枠を覆う) |
窓枠外幅×高さは希望サイズ |
寒さ対策としてロールスクリーンを使うなら、窓や勝手口を全体で隠せる「正面付け」がおすすめです。窓枠外側よりさらに4cm以上の幅をとれば、完全に覆えるので覚えておいてくださいね。
▼つっぱり式やカーテンレール付けにもそれぞれ測り方があるので、詳しくはこちらを参考にしてください。
よくある質問:ロールスクリーンのサイズの測り方を教えてください |
Re:HOME(リホーム)がおすすめの防寒対策アイテム
キッチンの防寒対策アイテムをお探しなら、インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」へ!
2012年9月、福井県にて創業。スタッフ一同で「お客さまに”もっと楽しく”を届ける」をモットーに掲げ、おしゃれを追求した高性能で飽きのこない商品を種類豊富にご用意しています。
リホームのロールスクリーンは、ご希望のサイズに合わせて1cm単位での自由なオーダーが可能です。国内の自社工場で生産しているので、採寸間違いによるサイズ修正や生地の交換などアフターフォローも充実しています!
ロールスクリーン
キッチンにおすすめのロールスクリーンを紹介します。
FUNロール [Re:Home] 採光タイプ
FUNロール [Re:Home] 採光タイプは、リホームが自信をもっておすすめする国内トップクラスの高性能生地で製作したロールスクリーン。外からの光を隅々まで届けてくれるので、明るく温かさを感じる窓辺に仕上がります。
生地の染色は国内で行っており、淡く優しい色合いに仕上げました。全20色のキッチンにも合うカラーラインナップを取りそろえています。
FUNロール [Re:Home] 1級遮光タイプ
1級遮光タイプは、とても細かい糸で織られておりシルクのような柔らかな手触りの生地。光をしっかり遮る遮光1級で、全20色のカラフルなラインナップからキッチンにぴったりなものが選べます。
FUNロール [Re:Home] 完全遮光タイプ
完全遮光タイプは、裏面に樹脂コーティングを施した光を100%遮る生地。高い遮熱効果・保温効果で、夏は涼しく冬は暖かくキッチンで過ごせます。冷暖房効果アップにもつながり、節電にも大活躍です。全20色の日本人の暮らしに合うカラーを展開しています。
立川機工ロールスクリーン防炎遮光タイプ
立川機工ロールスクリーン防炎遮光タイプは、ほとんど光を通さない99%以上の高い遮光率と、万が一のための防炎機能をそなえた生地。消防法施工規則に基づく防炎性能試験をクリアしており、火がついても燃え広がらないので安心です。
ほかにも、キッチン向いている「防炎タイプ」や「洗える無地タイプ」「1級遮光タイプ」があります。
コットンラグSサイズ
足元の冷えにはキッチンマットを。リホームのコットンラグは、手作りならではの個性あふれるインドラグ。ふわふわとしてサラッとした手触りで、湿気に強く通気性に優れています。
1つずつ手加工でしっかり折り込んであるので、家庭の洗濯機で洗えるほどとても丈夫!キッチンの床は汚れやすいですが、こちらのラグなら清潔感が保てます。
キッチンマットの一般的なサイズは、横幅90〜270cm、縦幅40〜90cmです。リホームのコットンラグSサイズは「横幅190cm×130cm」で少し大きめですが、キッチンの床全体に寒さ対策が可能です。
自分でできる対策で冬の寒いキッチンを快適に
冬場にキッチンが寒くなってしまう原因やおすすめの寒さ対策をお伝えしました。
換気扇や窓、勝手口から冷気が逃げていってしまうため、冬のキッチンはどうしても寒くなりがちで家事も面倒に感じてしまいます。
そんなキッチンの寒さに対するおすすめの対策は、以下の5つでした。
- キッチンマットを敷く
- ヒーターなどの暖房器具を使う
- 自分自身も防寒する
- 床暖房を設置する
- 勝手口や窓にロールスクリーンを設置する
リホームの「ロールスクリーン」なら、サイズがオーダーできるのであなたの窓や勝手口にぴったり合わせた寒さ対策が可能!同時に、ふわふわな洗える「コットンラグ」で足元を温めてはいかがでしょうか。
冬の寒さに負けず、毎日の家事を少しでも快適にできるよう、あなたのキッチンに合った寒さ対策を取り入れてみてくださいね。
関連記事:ロールスクリーンのベストな選び方は?色柄・ライフスタイル別にご紹介! |