正方形・縦長・横長の小窓は、太陽の光を採り入れたり空気の通り道を作ったりするのが目的で設けられている開口部。でも、窓の向きや時間帯によってはまぶしく感じたり、ガラスと窓枠のみの殺風景な見た目でなんだかつまらないと思ったりしませんか?
薄手の生地のレースカーテンなら、小窓の明るさを程よく保ちつつおしゃれな装飾も可能!機能性に優れたタイプが多く、夏は涼しく冬は暖かい部屋になったり、肌や家具の日焼けを防げたりします。
ここでは、
「どんな見た目になる?」
「どんなレースカーテンがいい?」
と気になるあなたへ、インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」が目的別にレースカーテンを選ぶコツをご紹介。室内の快適性とおしゃれ度がアップするレースカーテンで、今の暮らしに彩りをプラスしてみましょう!
目次
小窓がレースカーテンで華やかに!
明るい小窓は殺風景でつまらない
小窓とは、縦長・横長・正方形のサイズが小さい窓のこと。カーテンレールがついていないものが多く、決まった規格がないので家によってさまざまなデザインをしています。
・室内の明かり取りに最適、開閉できるタイプの場合は換気もできる
・柱や桁を気にせず、お好みの位置に取り付けられる
・人が出入りできないサイズなので防犯に有効※引用元:窓の開き方|YKK AP株式会社(2023年12月時点)
部屋を明るくしたり、デザイン性を高めておしゃれに見せたり。窓を開ければ換気ができ、人の出入りができないので防犯効果が期待できます。
また、透明のガラスだと外の景色が眺められたり外の天気が分かったり。窓の場所によっては、家の周辺が室内から確認できるので防犯に役立ちます。
でも、太陽の光がまぶしすぎると睡眠の妨げに。外から室内のシルエットや光が見え、生活パターンが知らない人に分かってしまうおそれもあります。
窓ガラスと窓枠のみの殺風景な見た目がつまらなく感じ、室内にいても楽しくないので何かしらの手を加えたくなりがちです。
レースカーテンのふんわり感が大活躍
レースカーテンは、外の光を和らげながら採り入れることを目的に作られている窓まわりアイテム。薄手の生地でやわらかく、レースならではの透け感が演出する窓辺は別格です。
小窓のシャープな印象も、レースカーテンを取り付ければふんわりと優しい雰囲気に!厚手のドレープカーテンと比べて開放的で広々とした明るい空間になり、リラックスしながらハッピーな気分で過ごしやすくなります。
レースカーテンで快適性もアップする
レースカーテンは、見た目の雰囲気をガラリと変えてくれるだけじゃありません。小窓に布製の生地が1枚プラスされることによって、室内の明るさを程よく保ちつつさまざまな悩みが解決できます。
- 外の視線を気にせずゆっくりできる
- 夏は涼しく冬は暖かく過ごせる
- 外のまぶしさが軽減できる
- 湿気によるカビが防げる
- 火災の被害が抑えられる
- 日焼けや劣化が防げる
これらは、レースカーテンにそなわっている「機能」によって効果がさまざま。小窓に取り付ける目的にしっかり合わせれば、今感じている悩みが解決できます。
明るさをキープしつつ小窓のレースカーテンを選ぶコツ
レースカーテンの効果がきちんと発揮できるように、選ぶときのコツを見ていきましょう!
- おしゃれ感を高めたいとき
- 外から目隠しをしたいとき
- 快適な空間を作りたいとき
- まぶしさを和らげたいとき
- カビの発生を防ぎたいとき
- 万が一の火災にそなえたいとき
- 家具や肌の日焼けを防ぎたいとき
こちら7つの目的別に紹介しますね。
おしゃれ感を高めたいとき
窓辺や部屋全体のおしゃれ感を高めたいときは、レースカーテンの種類豊富なデザインや使用されている素材から好きなものを選びましょう。
- シンプルな無地
- かわいい刺繍入り
- 好きなテイストの柄もの
- あたたかみのある天然素材
- 色とりどりのカラーレース
レースカーテンはホワイト一色のものが多いですが、ブルーやブラウンなどのカラータイプや柄ものなどもあります。
壁やインテリアの色と違う色を選ぶと、小窓ならではの小さな部分に彩りが出て部屋全体の程よいアクセントに。似た色調のものを選べば、統一感が出て部屋全体がおしゃれにまとまります。
外から目隠しをしたいとき
外の視線が気になって目隠しをしたいときは、外から見えにくく中からは見える「ミラーレース」を選びましょう。
レースカーテンの「透ける」という特徴は、光がすき間を通って外や室内が見えるという仕組み。明るいところから暗いところへ光が移動するので、日中は明るい太陽の光が暗い室内に差し込み透けて見えます。
外から見えないようにするには、光を反射する特殊な加工がされていたり、生地のすき間がぎっしりと埋められていたりするものがベスト。
ミラーレースカーテンなら、まるでマジックミラーのように室内からは見えるので、「外から聞こえる物音は何?」「外に誰かいる?」と気になったときに室内からカーテン越しにこっそりとのぞけます。
関連記事:外から見えにくいレースカーテンはどれ?透けない部屋を作るコツ |
快適な空間を作りたいとき
1年中、快適な空間を作りたいときは「断熱」「遮熱」の機能をもつレースカーテンを選びましょう!
窓は、室内の中で熱の出入りがもっとも多い空間。屋内外の温度差が直接影響するので、快適性を高めるなら屋外の冷気や熱気をカットし室内の冷気や熱気を外に逃がさない機能が欠かせません。
特に、以下のような場所の小窓に対して大活躍します。
- 寝ているときに急激な温度変化が起きやすい「寝室」「子ども部屋」
- エアコンの効果が届きにくい「階段」「トイレ」
このほか、花粉やダニなどのアレルゲンを包み込んで働きを抑えてくれるタイプもあります。小窓を開けてレースカーテンを閉めておきたい人、花粉症やアレルギーの対策をしたい人におすすめです。
まぶしさを和らげたいとき
朝日や西日のまぶしさが気になるときは、熱気や冷気を通しにくい「遮熱」や光を拡散させる「採光」の機能をもつレースカーテンを選びましょう。
本来であれば、厚手のカーテンやロールスクリーンが持つ「遮光」の機能がもっとも効果的。でも、ほとんど光を通さないので小窓の明るさは奪われてしまいます。
遮熱のレースカーテンなら、特殊な糸を編み込んだり生地を目詰まりさせたりして光を通りにくくしているので効果的。「太陽の光が当たりすぎて暑い」という悩みが解決できます。
採光のレースカーテンは、太陽から差し込む光を拡散させる特殊な繊維が織り込まれている生地。まぶしい理由は窓の近くが1番明るくそのほかが少し暗くなっているためなので、光を1箇所に集まらないようにして部屋の隅々まで明るくすればまぶしすぎるところが緩和できます。
関連記事:レースカーテンで「遮光」したい!トラブル別のおすすめ機能と選び方のコツ |
カビの発生を防ぎたいとき
見た目も清潔感も失われるカビ。防ぎたいときは、特殊な加工でカビの発生を抑える「防カビ」「抗菌・防臭」の機能をもつレースカーテンを選びましょう。
特に、以下のような場所の小窓にぴったり!
- 水滴や煙のにおいがつきやすい「キッチン」
- 湿気がこもりやすい「浴室」「脱衣所」「トイレ」
年2回ほど、定期的に洗濯をすれば見えない菌が洗い流されるので清潔感をキープ!カビやイヤなにおいが消え、レースカーテンの寿命が伸びるので長く愛用できます。
家庭の洗濯機に対応しているウォッシャブルタイプなら、いつでも気軽に洗えるのでおすすめ。クリーニングに出す手間や費用が節約できます。
万が一の火災にそなえたいとき
ゆらゆらと揺れやすいレースカーテンは、火元に近いと火災が広がる原因に。万が一のそなえを万全にしたいなら、火がつきにくく燃え広がりにくい「防炎」のレースカーテンを選びましょう。
まったく燃えないわけじゃなく、非防炎のものと比べて火災の拡大や逃げ遅れに効果的な防災品。特に、日常的に火を使うキッチンだけじゃなく、過ごす時間が長いところや出火に気づきにくいところの小窓に取り付けると安心です。
- 暖房器具の近く
- 電気配線が多いところ
- コンロに近い「キッチン」
- 地上31m以上の建築物(およそ11階建て以上)※設置義務あり
日本防災協会が実施したカーテンの燃焼比較実験では、たった1分30秒ほどで火の出方に大きな差が出ています。防災カーテンは、火のついた部分が黒く焦げる(炭化)だけで炎は上がっていません。
※参照元:カーテンの燃焼比較|防災チャンネル(2023年12月時点)
初期の段階なら、水や濡れタオルなどで消火!万が一火が消せなくても、避難する時間が確保できます。防炎カーテンは「延焼にブレーキをかけるもの」と覚えておくとわかりやすいですよ。
関連記事:防炎カーテンはほっとするおしゃれ感が魅力!もっと安心して楽しむ5つのコツ |
インテリアや肌の日焼けを防ぎたいとき
インテリアや肌の日焼けを防ぎたいときは、有害な紫外線から家の中のものを守る「UVカット加工」のレースカーテンを選びましょう。
主に、以下の4つの効果が期待できます。
- 肌や眼が守れる
- 部屋が明るくできる
- 冷暖房の効率が上がり節電できる
- インテリア・床・壁の劣化が防げる
生地の密度を高くしてすき間を減らしたり、特殊な素材を織り込んで紫外線を反射したりします。熱を遮る効果が期待できるものもあり、省エネや家計の節約に役立ちます。
UVカット率は、80%以上が効果的。生地の風合いがそれぞれ違うので、好みに合わせて選んでくださいね。
90%以上 | ・生地が分厚くしっかりUVカット ・レース本来の柔らかな風合いが少ない |
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80%前後 | ・効果はやや劣るが、レースの程よい透け感がある |
関連記事:UVカットのレースカーテンがあれば安心!上手な選び方&家の中でできる紫外線対策方法 |
小窓用レースカーテン選びの注意点
せっかくのレースカーテンがムダにならないためにも、選ぶときは以下の3つのポイントに気をつけましょう!
サイズをしっかり測る
手元に届いたレースカーテンのデザイン性や機能性をきちんと発揮させるために、正しい測り方で生地のサイズを算出しましょう!
小窓は、住まいによって大きさや形がさまざま。レースカーテンのサイズが間違っていると太陽の光がまぶしく差し込んだり見た目が不恰好になったりします。
サイズの測り方はこちら。
- 横幅|カーテンレール1番端の固定ランナーから反対側の固定ランナーまで
- 丈 |固定ランナーの下の部分からカーテンが必要な範囲まで
レースカーテンには、すでに縫製が済んでいる既製サイズと、注文を受けてから縫製をするオーダーサイズがあります。
実際に小窓の大きさを測ったあと、それにぴったり合う既製サイズがあればそちらを。リーズナブルで、届くのがスピーディなのですぐに取り付けられます。
小窓の大きさに合うサイズがなければ、オーダーがベスト!あなたの小窓用に、特別に縫製されるのでやや時間はかかりますが、見栄えがキレイになり機能性もムダになりません。
目的に合わせて取付方法を決める
小窓にレースカーテンを取り付けるときは、「天井付け」「正面付け」のどちらにするかを決めましょう。
天井付け | ・カーテンレールが窓枠の内側にある ・壁との凹凸が少ないのですっきり |
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正面付け | ・カーテンレールが窓枠の外側にある ・窓枠を含めて全体を覆うので断熱や遮光効果が高い |
天井付けは、おしゃれ感を高めたいときにぴったり。窓枠内にレースカーテンがすっぽり収まり、カーテンレールが上に密着しているのでインテリアの邪魔になりにくかったりほこりが溜まりにくかったりします。
正面付けは、機能の効果をきちんと発揮させたいときにぴったり。屋内外の光・紫外線・冷気・熱気の出入りが防ぎやすくなり、すき間が減るので外からの目隠し効果も抜群です。
ヒダのスタイルにも注目してみる
好みの見た目に近づけるために、レースカーテンを取り付けたときの凹凸具合にも注目してみましょう!ヒダ(生地の上部にある山)には「1.5倍」「2.0倍」「フラット」などさまざまな種類があり、少しの違いで生地全体の見た目がガラリと変わります。
1.5倍ヒダ | ・もっともスタンダード ・ウェーブが深すぎないのですっきりしている |
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2.0倍ヒダ | ・ウェーブが深く、高級感が出る ・生地の重なりが多いので断熱性や目隠し効果がアップする |
フラット | ・ひだがなく、ウェーブがゆるやかですっきりしている ・平らな見た目なので柄がよく映える |
ヒダがあるスタイルは、上品な印象。生地を贅沢に使っており、全体的にパキパキとしているので高級感やエレガントテイストの部屋によく似合います。
フラットスタイルは、必要な幅だけの生地を使ったラフさとリーズナブルな価格が魅力。全体的に優しい印象で、シンプルなのでどんなテイストの部屋にも似合います。
小窓にリホームの「断熱レースカーテン」がおすすめ!
小窓のレースカーテンをお探し中なら、インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」へ!2012年9月福井県にて創業。スタッフ一同で「お客さまの暮らしを”もっと楽しく”」をモットーにかかげ、機能的で飽きのこないオリジナル商品を制作しています。
リホームの「断熱レースカーテン」なら、楽しくコーディネートが可能!おしゃれで人気の北欧をテーマにしたものが多く、バリエーション豊富な中からあなたの小窓にぴったり合うものが選べます。
デザインは48種類
断熱レースカーテンは、色柄・素材・機能の違うものが大きく分けて6シリーズ。全48種類あり、デザインは、ホワイトに限らず、無地のカラーレースやオリジナルの北欧デザイン、リネンやコットンを使用した天然素材などがあります。
そのうちの16種類は、リホームだけのオリジナル北欧デザイン!描くのは、フィンランドで暮らすプロデザイナー「SANNA LEHTI」。色をつけるのはJADP公認の日本人カラーセラピスト「Minowa Eriko」。
日本人や日本の部屋になじみやすいカラーリングで、フィンランドの素晴らしい都市と自然の魅力がグラフィカルなパターンで表現されています。
フィンランドスタイルで好みの風合いにできる
断熱レースカーテンは、生地の重みだけで自然に美しいウェーブ感に仕上がるフラットスタイル。リホームでは「フィンランドスタイル」と呼んでおり、生地にデザインされた色や柄が窓の全面でたっぷりと楽しめます。
窓辺に1枚の布がかけられたように見えるので、余計な凹凸がない分、小窓まわりの空間がすっきり!太陽の光をほどよく通しつつ、部屋を明るくおしゃれに彩ります。
ミラーレースでプライバシーをしっかり保護
断熱レースカーテンは、おしゃれな見た目にこだわり抜いた安心のミラーレースカーテン!
「昼も夜も外から見えにくい」ので、以下のようなときに大活躍します。
- 日中、急に天気が悪くなったとき
- 外より室内が暗くなるタイミング
- 夕方に帰宅後、ドレープカーテンを閉めるまでの時間
- 朝日を浴びるためにドレープカーテンを開けておきたいとき
普段の夜間はドレープカーテンの併用がおすすめですが、万が一閉められないときがあってもしっかり外から透けにくい部屋が作れます。
信頼できる断熱・UVカット効果
シリーズの中の「エコシリーズ」は、国内TOPクラスの繊維メーカー「ユニチカ」「TEIJIN」と一緒に作り上げたオリジナル品。
レースカーテンができる限界値に近いUVカット率と断熱率を誇り、「快適な空間を作りたいとき」「まぶしさを和らげたいとき」に大活躍します。
室外側にブライト糸、内部に特殊セラミック入り太陽光遮断糸を使用した 「人に優しい機能素材」 |
金属酸化物配合の特殊セラミック入り繊維で1年中冷暖房の効果が高まる 「お財布に優しい素材」 |
エコシリーズが優れている理由は、それぞれが開発した特殊セラミックが配合されているため。暑い夏は太陽光の熱をしっかり遮り室内温度が上昇するのを抑制。寒い冬は優れた断熱性を発揮し、室内の温かい空気を逃しくくします。
防カビ・防炎・アレルギー対策ができる
シリーズの中の「プラス機能タイプ」は、カビやアレルギーの発生・火災の拡大に備えられるタイプ。ミラー効果やUVカット効果に加えて、特定の機能を持たせたものを取りそろえています。
そのうち「テイジン アレルバスター®︎」は、花粉アレル物質を90%以上、ダニアレル物質を99%以上カット。積水化学工業が開発したアレルゲンの活動を抑える特殊加工が施されており、ハウスダスト・花粉・ダニの死がいやフンを包み込んでアレルゲンの働きを抑えます。
抗菌防臭加工の「クリーンプラス」は、日本アトピー協会の推奨品です。レースカーテンに特殊粘着性樹脂が塗布されており、空気中のホコリをしっかりキャッチ。家庭の洗濯機でキレイに落ち、効果が持続するので長く愛用できます。
ほかにも、防炎や防カビ加工が施されている種類があるのでぜひチェックしてみてくださいね。
快適で優しい雰囲気の小窓を演出しよう!
小窓にレースカーテンを取り付けると、ふんわりと優しい雰囲気に。ぐんと華やかさが増し、まぶしさや日焼けの危険が軽減できます。
快適で、万が一の火災にもそなえられる機能性に優れたものを選べば、さらに大満足!
- サイズをしっかり測る
- 目的に合わせて取付方法を決める
- ひだのスタイルにも注目してみる
このようなポイントに気をつけながら、あなたの理想の小窓作りを楽しんでください。
リホームの「断熱レースカーテン」は、希望がきっと叶うバリエーション豊富なオリジナル商品。1cm単位のオーダーサイズと既製サイズがあり、自社工場で熟練のプロが縫製しているので安心です。
レースカーテンのほか、ドレープカーテン・ロールスクリーン・ブラインドなどもご用意しているのでぜひ1度チェックしてみてくださいね。
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