天然素材の亜麻からできたリネンカーテン。空間をさわやかに優しく包み込む風合いは、やわらかくてとても心地よく感じます。
見た目だけじゃなく、部屋の過ごしやすさや清潔感が高まるのも魅力的!自然なものであるからこそ、使うほどに味わい深くなりあなただけの素敵なカーテンへと変わっていきます。
でも、リネンならではの弱点が部屋全体の雰囲気を壊してしまうかも。せっかく選んだのに、何か困りごとが出てしまうのは残念ですよね。
そこで、
「特徴は何?」
「何に気をつけて選ぶ?」
「長持ちさせる方法は?」
「どんなリネンカーテンがある?」
と気になるあなたへ、インテリア通販のリホームが魅力と弱点を分かりやすくご紹介。お手入れ方法や光の透け具合にも注目しながら、上質で美しいリネンカーテンをGETしましょう!
目次
リネンカーテンの透け感で美しい窓辺に!
リネンカーテンは、亜麻(あま)という一年草を使った靭皮繊維の窓まわりアイテム。窓に取り付けると、外の光が優しく差し込み、脱色や漂白のされていない自然の美しさが味わえます。
言葉に「麻」という文字があると、コーヒー豆を入れる麻袋のようなごわつき感をイメージするかもしれませんね。こちらの原料は黄麻(こうま)という種類でジュートと呼ばれる麻。一方、リネンカーテンの亜麻にはペクチンが含まれておりチクチクせずにとてもソフトです。
涼しげで上品な光沢のある爽やかな風合いは、思わず触りたくなるほど!見た目はもちろん、開け閉めにも楽しみがあるカーテンです。
※参照元:リネン(亜麻)について|日本麻紡績協会(2022年5月時点)
リネンカーテンの知って得する魅力
リネンカーテンのメリットを知っておくと、魅力を活かしながら上手く使えるように!1つずつ紹介しますね。
オリジナルの風合いに変わっていく
リネンカーテンの使い始めは、張りのあるシャリ感が強め。毎日開け閉めをしたり洗ってお手入れをしたりすることで、どんどん柔らかくなり使い手になじんでいきます。
肌ざわりがさらりとなり、シワが程よく出ることであなただけにしか味わえないオリジナルカーテンに!愛着がわき、長く使っていても飽きにくくなります。
窓のまぶしさを優しく和らげる
光を適度に通すリネンカーテン。朝日・西日・直射日光など、窓からの強い日差しを優しく和らげます。
窓がまぶしいときは光を通しにくい遮光カーテンを使うのが主流ですが、リネンカーテンのほとんどは「非遮光カーテン」。朝・昼・夕方の光の違いによって、窓辺の雰囲気が大きく変わります。
朝は、朝日をやんわりと浴びながら気持ちよく起床!昼は、外の景色や様子がうっすらと窓辺に。夕方は、ぬくもりのある夕焼けがカーテン越しに味わえます。
丈夫で清潔がキープできる
静電気が発生しにくいリネンは、天然素材の中でもっともほこりがつきにくく汚れが落ちやすい素材。綿やシルクと比べて吸水速乾性にも優れているので、効率よく洗濯ができます。
梅雨や夏の湿気・冬の結露などの水分も、しっかり吸い取り乾きはスピーディ。雑菌の繁殖を抑えるので、カビが発生しにくくとても衛生的。カーテン・シーツ・バスタオルのように日常生活で長く使う素材に最適です。
快適な部屋を作る
繊維の中に空気を多く含むリネンは、通気性と保温性が抜群。夏は熱を逃して冬は熱を保つので、部屋の温度を一定に保つ効果が1年中期待できます。
そのはたらきは、温度の自動調節装置「サーモスタット」の天然バージョン!冷暖房を切ったときに温度が変わりにくくなるので、消費電力は減少。電気代の節約や資源環境の保護につながります。
環境にやさしい
リネンの原料である亜麻は、土で育ち土に舞い戻るエコロジーな植物性繊維。リサイクルがしやすく土地が消耗しにくいので、環境にやさしい素材です。
最近は「SDGs」という言葉をよく見かけるようになりましたよね。この「持続可能な開発目標」が掲げられた理由は、さまざまな環境・社会問題に世界中が直面しているため。2030年までによりよい世界を目指すのが目的で、人が環境に悪影響を与えずその活動を維持できるような17の取り組みが実施されています。
つまり、リネンカーテンを使えばあなたもSDGsに貢献!自分にメリットがあるだけじゃなく、自然環境にも良い面を持ち合わせているんです。
リネンカーテンは伸び縮みが弱点
リネンカーテンの弱点は、生地が伸び縮みすること。呼吸する繊維なので、温度・湿度・結露などのまわりの環境や洗濯によってサイズが変わってしまいます。
- 縮んだら?
- 伸びたら?
どうなるのかを見ていきましょう。
短くなって機能が低下する
カーテンが縮むと、丈が寸足らずで生地がつっぱった状態に。床や窓枠とのすき間が増え、さまざまな機能が低下します。
使い始めた頃より、
- 光がたくさん差し込むようになった(遮光性)
- 窓辺が熱くなった(遮熱性)
- 窓辺が寒くなった(保温性)
などのストレスを感じてしまうかも。閉めると窓辺の見栄えも悪くなり、外側のレースカーテンが室内からはみ出して見えたり、リネンならではの程よいシワ具合が台なしになるおそれがあります。
長くなって清潔感が減る
カーテンが伸びると、生地全体が緩んだ状態に。床や窓枠に触れるので、カーテンの裾・フローリング・サッシなどにゴミやほこりが溜まりやすくなります。
湿気の多い時期は、窓まわりのカビが生えやすくなるおそれも。汚れが繊維の中に広範囲で入り込むので、洗濯をしてもキレイになりにくく窓辺の清潔感が減ってしまいます。
リネンカーテンを長く楽しむお手入れ方法
使い込むほどに味わい深くなるリネンカーテン。窓に取り付けたら、素敵な風合いが長く楽しめるように正しいお手入れ方法で大切にしていきましょう!
全体のほこりをこまめにはらう
カーテンの汚れは「ほこり」が1番の原因。掃除機をかける前や換気をした後に、生地についたほこりをしっかりはらいましょう。
リネンは元々ほこりがサッと落ちる繊維なので、あまり力を入れなくてもOK。ハウスダストや花粉などのアレルゲン物質も一緒に取り除けますよ。
コツは、表面だけじゃなくカーテンの上部にも注目すること!すそと比べて、毎日の開け閉めや風による揺れなどであまり動かないのでほこりが溜まりやすくなっています。
- 生地がつままれている「ひだ山」の部分
- カーテンレール
どちらも、忘れずにお掃除してください。ひだ山のない「フラットカーテン」なら、全体的にすっきりとしていて上部もシワが少ないので落としやすいですよ。
目立つシワには霧吹きを
毎日の開け閉めなどが原因で、伸びてシワが増えたり生地がよれたりしていきます。見た目が「変だな」と感じたら、霧吹きで軽く濡らして自然乾燥!生地の重みでシワが減るので、カーテンレールに吊るしたままでOKです。
それでも気になるときは、当て布をしてアイロンがけを。洗濯表示をかならず確認して、生地が傷まないようにしましょう。リネンカーテンは、独特のシワ感が魅力的。霧吹きやアイロンのしすぎで、ぴんぴんにならないように気をつけてくださいね。
透け感が気になったら遮光性を高めよう
リネンカーテンを実際に使い始めると、光の透け具合が気になるかもしれません。
例えば、
- 窓まわりが寒く感じる
- 外からの視線が気になる
- 太陽の光が想像以上にまぶしい
- 真っ暗にしたいタイミングがある
など。これらを解決するには窓辺の遮光性アップがベストです。詳しい方法を4つ紹介しますね。
ブラインド・ロールスクリーンを併用する
リネンカーテンの外側に、ブラインドやロールスクリーンを取り付ける方法。日差しが気になるときに閉じれば、外からの光が多くシャットアウトできます。
ブラインドは、光の量がスラットの角度で微調整できる優れもの。ナチュラルな雰囲気のリネンカーテンには、優しくてあたたかみのある「ウッドブラインド」が相性抜群です。
ロールスクリーンは、光を100%通さない「完全遮光」があるので部屋を真っ暗にしたい人におすすめ。朝日や西日を完全に遮るのはもちろん、リネンカーテンを使いながら日中のホームシアターが楽しめます。
カーテンとほかの窓まわりアイテムを組み合わせる方法は、窓辺のおしゃれなコーディネートとしても大人気!どちらも平らで見た目がすっきりしているので、リネンの揺らめくシルエットを邪魔しません。ナチュラル感のある素材や色柄で統一すると、まとまりのあるおしゃれが楽しめますよ。
リネンカーテンの丈・横幅を大きめにする
カーテンの注文をするときに、丈と横幅のサイズを大きめにする方法。洗濯などで縮んだときの備えにもつながります。
リホームおすすめのサイズは以下のとおり。
- 丈:カーテンレールの長さ
- 横幅:窓枠の縦の長さ+15cmほど
ここから、どちらも2〜3cmほど長めにすると良いでしょう。
あえて、丈を床に密着させる「ブレイクスタイル」というアレンジ方法も。まるでドレスのようなエレガントな印象で、柔らかいリネンカーテンだけのおしゃれ感が味わえます。
関連記事:失敗しない!【カーテン】窓タイプ別の正しい測り方とサイズの選び方 |
厚手のリネンカーテンを使う
リネンカーテンに厚みを持たせる方法。ナチュラルな風合いのまま、外から入り込む光や視線が効率よくカットできます。断熱性や保温性も上がるので、部屋での過ごしやすさはさらに快適に!軽やかな薄手と比べて、窓辺の雰囲気はより優しく柔らか仕上がります。
厚手のレースカーテンを併用する
外側に取り付けるレースカーテンに厚みを持たせる方法。単純に、光を遮るものが2重になるのはもちろん、さまざまな機能性を発揮させるために生地の密度を高めたタイプがあります。
- 遮熱
- 遮像
- ミラー
- UVカット
分厚いレースカーテンを選ぶときは、上記の機能が表示されているものを!熱や紫外線を遮るのが目的で繊維同士のすき間を減らしており、遮光性がアップしています。
リネンカーテンを窓の両端に束ね、レースカーテンだけでナチュラルな雰囲気を出したい人は「色柄」にご注目!おすすめは、自然をイメージさせる花柄やリーフ柄。色は、ベージュ系やブラウン系。暗めの色は、遮光性アップにもなりますよ。
関連記事:レースカーテンで「遮光」したい!トラブル別のおすすめ機能と選び方のコツ |
リホームのリネンカーテンは上質でおしゃれ!
インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」は、2012年9月福井県にて創業。自然を大切にするという北欧の人々の考え方を参考に、機能性を高めつつおしゃれにもこだわったオリジナル商品を自社制作しています。
リネンカーテンは、オーダー遮光カーテンのナチュラルシリーズに3種類!上質な糸でおられた繊維を、最新の超音波カット技術を用いてスタッフが1つずつ丁寧に縫製。安心の国内生産で、検品・梱包にまでしっかり目の行き届いた商品をお客さまへ直接お届けします。
デザイン一覧
オーネルリネンスノーホワイト
優しさや清潔感を感じる雪のようなホワイト。白は光を反射するもっとも明るい色なので、部屋全体が広く明るく見えてすっきりします。
何色にも染まっていないことから、ほかのインテリアの色を引き立てるクリーンなイメージも。白っぽい壁や天井になじみやすく、ラグ・ソファ・テーブルなどの存在感を高めてくれます。
オーネルリネンナチュラルグレー
優しく落ち着いた雰囲気のほのかにグレーを感じるナチュラルグレー。ベージュ色に近く、安心感や穏やかな気持ちになる心理効果が期待できます。
オーネルリネンラベンダー
ラベンダーの花のような薄い青紫色。優雅で気品をまとったミステリアスな印象で、思わずうっとりするほど心も身体も癒されます。
フィンランドスタイルだから本格的な風合いが楽しめる
リホームのリネンカーテンは、北欧をベースとしたフィンランドスタイル!ひだ山のないフラットな仕様なので、レールに吊るされた生地のウェーブ感がすとんとキレイに落ちて見えます。
ひだ山のある一般的なカーテンと比べて、余計な凹凸がなく窓辺がすっきりするのも魅力。リネンカーテンの風合いを最大限に引き立たせ、もっとも美しく見せるカーテンスタイルです。
カーテン上部のほこりがはらいやすいフラット仕様なので、普段のお手入れでラクに清潔をキープ!やや伸び縮みの心配はありますが、家庭の洗濯機で気軽に洗えるウォッシャブルタイプです。
リネンのレースカーテンがセットで買える
オーダー遮光カーテンは、高機能の「断熱レースカーテン」とセットで購入可能。1度にまとめて注文できるので、サイズの採寸や個人情報の入力などの2度手間が防げます。
リネンを織り込んだデザインは2種類!それぞれを簡単に紹介しますね。
超断熱・超UVカットタイプ「リネンリネン」
厚手の高機能なリネンレースカーテン。UVカット率がとても高く、人の肌・床・インテリアを有害な紫外線から守ります。
コットンミックスタイプ「リネンミックス」
薄手のリネンレースカーテン。やや茶色みがあり、ナチュラル感の強い風合いです。
リネンカーテンで深呼吸できる快適な部屋作りを
インテリアの中で面積の大きいカーテンは、部屋の雰囲気を左右しやすい窓まわりアイテム。自然の優しさが感じられるリネンカーテンで、思わず深呼吸したくなるような過ごしやすい部屋に仕上げてみてはいかがでしょうか。
リホームのリネンカーテンは、清潔をキープしながら長く使い続けられる高品質なオリジナル商品!似た風合いのレースカーテンがセットで購入可能。ころんとかわいいおしゃれなタッセルつきです。
遮光性が気になる人は「ウッドブラインド」や「ロールスクリーン」も要チェックです!