軽やかでさらりとしたリネンカーテン。窓への取り付けは、平らな「フラット」がとてもよく似合います。
涼しげのある素材感が全面で楽しめるだけじゃなく、機能的にも相乗効果で良いことづくし!でも、フラットカーテンは横幅の倍率で見た目がガラリとチェンジ。違いを前もって知っておけば、さらに理想のスタイルに仕上げられますよ。
ここでは、
「フラットってどんな雰囲気になる?」
「どんなカーテンがある?」
とお悩み中のあなたへ、インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」がフラットに取り付けたリネンカーテンの魅力や各倍率のイメージをご紹介。リネンカーテンとフラットカーテン、どちらのこともよくわかる情報です。
リネン素材のレースカーテンとのおすすめコーディネートもチェックしながら、あなたの理想の窓辺作りを楽しんでくださいね。
目次
リネンカーテンは「フラット」がベスト!
リネンカーテンは明るくナチュナルな窓辺に
リネンカーテンは、亜麻(あま)という一年草を使った靭皮繊維の窓まわりアイテム。窓に取り付けると、太陽の光がやわらかく差し込み部屋の中を明るくナチュラルに照らします。
リネンカーテンの亜麻にはペクチンが含まれているので、チクチクせず肌ざわりがとてもソフト。保温性や通気性に優れており、冬は部屋を優しくあたたかく包み込み、夏はさらりと涼しくしてくれます。
1年を通して快適な部屋で過ごせるのはもちろん、オリジナルの風合いに変わっていくのも魅力的。始めのシャリ感が少しずつやわらかくなり、使い手になじんでいきます。
環境や洗濯によって伸縮するおそれはありますが、お手入れや地球環境への優しい魅力も!
静電気が起こりにくく、ほこりがパッと落としやすいので掃除がラクで清潔をしっかりキープ。短期間でおどろくほどスピーディに成長し、余すことなく使えるのでムダがありません。
※参照元:リネン(亜麻)について|日本麻紡績協会(2022年12月時点)
フラットカーテンがリネンの良さを格上げ
リネンカーテンとフラットな取り付け方は相性抜群!上部に山ヒダを作らない分、部屋での充実した生活をぐんと格上げしてくれます。
窓辺のイメージは、例えばこちら。
- 明るい
- 優しい
- シンプル
- すっきり
- 心地よい
- カジュアル
フラットにすると、1枚の布がかけられたように見えるので軽やかで少しラフな印象に。生地の重みだけで美しいウェーブができ、自然素材ならではの表情やムラ感が楽しめます。
生地に施された色柄や刺繍などの装飾は、窓の全面に!太陽の光をほどよく通し、部屋を明るくおしゃれに彩ります。
また、ウェーブを作るための生地や加工が不要なので自然素材や石油資源の節約に。生地の横幅に余裕ができ、フラットとの相性が良い「リターン仕様」で部屋の断熱性が高められます。
すっきりとした印象を作り、部屋の快適度を上げ、お財布にも環境にも優しいフラットカーテン。リネンカーテンとの共通点が多く、相乗効果でお互いの良さが活かせるリーズナブルでエコな取り付けスタイルです。
リネンカーテン×フラットカーテンの弱点
リネンカーテンとフラットな取り付け方。良いことづくしな印象ですが、弱点もあります。前もって知っておき、実際に窓にかけたときのイメージ違いを防ぎましょう!
開けると膨らみが大きくなる
フラットカーテンは、上部に折り目がついていないので開けたときの束が大きくふっくら。両端にきちんと収まりにくく、少し窓を塞いでしまいます。
リネンという素材も、始めはシャリ感があり少々硬め。カーテンを開けたあとは、軽く戻ってくる感覚に少しもどかしさが感じられるかもしれません。
そのため、閉めっぱなしにしない場合はカーテンの留め具(タッセル)の使用が必須!
付属されているものでも良いですが、マグネットタイプやワイヤータイプなどおしゃれなものがたくさんあるのでぜひ探してみてください。リネンならでは軽い素材感を活かして、ふんわりとさせるのも良いですね!
また、膨らみがあるので窓側のレースカーテンと当たりやすいのも弱点。レールの前後の空間を使っており、お互いがぶつかりやすく開け閉めがしにくくなります。
例えば、日中レースカーテンだけを閉めておきたいとき。室内側のドレープカーテンだけを動かしたいのに、レールの部分で生地が当たってしまうため窓側のレースカーテンがつられてしまうおそれがあります。
こちらも、少しもどかしさを感じるかも。気にならければ問題ありませんが、ストレスになるなら対策が必要!どちらもフラットカーテンにして、両方または一方の生地の横幅(倍率)を小さめにするのがおすすめです。
横幅の倍率で理想の「フラット」に近づけよう
窓への取り付け後、イメージ違いを防ぐなら「横幅の倍率」にご注目!商品によって違いますが、ほとんどのフラットカーテンで注文時に選べるのであなたの好きな雰囲気に合わせてチョイスしましょう。
一般的な倍率は「1.0〜2.0倍」。カーテンレールに対して、どれだけ生地の横幅をとるかという数値です。
リホームでは、以下の3パターンをご用意!
- 1.0倍
- 1.5倍
- 2.0倍
それぞれ、どんな窓辺が作れるかを紹介しますね。
1.0倍
【例】カーテンレール100cm = 生地の横幅100cm(100×1.0)
「真っ平らにしたい」
「シンプルにしたい」
1.0倍は、生地にほとんどゆとりがなく直線的なスタイルに。ウェーブが小さく真っ平らになります。カーテンにプリントされた柄がまるで絵画のように窓一面に映し出されるでしょう。
1.5倍
【例】カーテンレール100cm = 生地の横幅150cm(100×1.5)
「リネン素材が好き」
「一般的なものがいい」
1.5倍は、生地に少しゆとりがあり、やややわらかなイメージに。ゆるやかでキレイなウェーブが出るので、無地の素材感を楽しみたいときにぴったりです。
2.0倍
【例】カーテンレール100cm = 生地の横幅200cm(100×2.0)
「高級感がほしい」
「存在感がほしい」
2.0倍は、自然なウェーブがたっぷりと出て存在感のあるスタイルに。フラットカーテンならではの風合いに高級感がプラスされ、豪華でラグジュアリーな雰囲気が作れます。
倍率が大きくなるほど生地をたっぷり使うので、保温性が高まるのもポイントです。
関連記事:フラットカーテンの魅力と弱点。おしゃれと機能性を追求したリホームのフィンランドスタイルが一味違う! |
リホームのリネンカーテンは上質でおしゃれ!
インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」は、2012年9月福井県にて創業。スタッフ一同で「お客さまの暮らしを”もっと楽しく”」をモットーにかかげ、機能的で飽きのこないおしゃれなオリジナル商品を制作しています。
人気のオーダー遮光カーテンは、リネンカーテンの素材感がたっぷり活かせるドレープカーテン。おしゃれと機能性を追求する北欧スタイルを取り入れており、豊富な種類のほとんどが「フラット」な取り付けスタイルを標準仕様で採用しています。
北欧テイストのオーネルリネン
種類の1つである「ナチュラルシリーズ」は、天然素材100%の本格的な風合いが楽しめる採光生地。国内の上質な糸の生地をスタッフが超音波カット技術を用いて縫製し、1枚ずつ丁寧に仕上げています。
なかでも「オーネルリネン」は肌ざわりがよくとても丈夫!天然の抗菌防臭効果が期待でき、上品であたたかみのあるナチュラルな雰囲気が演出できます。
フィンランド語の「Onne」には「幸運の意」という意味があります。1日のスタートに窓から幸運が舞い込むことを願って、リホームが名付けました。
カラーは全3種類です。
フラットなフィンランドスタイルが基本
リホームでは、フラットカーテンのことを「フィンランドスタイル」、ヒダありカーテンのことを「ジャパンスタイル」と呼んでいます。
自然を大切にし、家の中での暮らしを充実させるという北欧の人々の考え方を参考に、北欧をベースとしたスタイルです。
スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・デンマーク・アイスランドの5か国で構成される、寒い地域発祥の北欧スタイル。インテリアは、あたたかい家の中で快適に長く過ごせるように、ぬくもりを感じつつ飽きのこないシンプルなデザインがよく選ばれています。
リホームは、この「自然を愛する・大切にする」という考え方に感動!
- 高耐久
- おしゃれ
- 飽きにくい
- 使いやすい
- 長く愛用できる
など、さまざまな魅力をカーテンを通してお客様にお届けしています。
リネンの高機能レースカーテンがセットで選べる
オーダー遮光カーテンは、高機能の「断熱レースカーテン」とセットで選べます。1度にまとめて注文できるので、サイズの採寸や個人情報の入力などの2度手間がかかりません。横幅の倍率を考えることも不要です。
リネン素材を使用したカーテンは「コットンミックスタイプ」または「超断熱・超UVカットタイプ」からお選びください。オーダー遮光カーテンとセットなので、窓辺にかけたときの風合いが似ておりまとまりのあるおしゃれな窓辺に仕上げられます。
おすすめのコーディネート3選
「どんな組み合わせがいい?」
と悩むあなたにはこちらがおすすめ!3パターン紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。
オーネルリネン ラベンダー×リネンミックス
優美で気品をまとうラベンダーに、UVカット機能つきのリネンレースを合わせたパターン。癒やし効果が期待でき、思わずうっとりするほどの女性らしい窓辺が演出できます。
オーネルリネン スノーホワイト×リネンミックス
優しさや清潔感を感じる雪のようなホワイトに、UVカット機能つきのリネンレースを合わせたパターン。白は光をもっとも反射する色なので、部屋全体が明るくなりクリーンな窓辺が演出できます。
オーネルリネンナチュラルグレー×リネンミックス
優しく落ち着いた雰囲気のほのかなグレーに、UVカット機能つきのリネンレースを合わせたパターン。ベージュに近い色で安心感があり、部屋のナチュラル感がぐんとアップします。
リネンカーテンを長く愛用するお手入れ方法
倍率や組み合わせに悩んでせっかく買ったのに、すぐに「違うものに変えたい」なんて思うのは避けたいですよね。リネンカーテンは、生地の伸び縮みが弱点。呼吸する繊維なので、温度・湿度・結露などのまわりの環境や洗濯によってサイズが変わってしまいます。
そこで、素敵な風合いが長く楽しめるように正しいお手入れ方法をご紹介!
- 全体のほこりをこまめにはらう
- 目立つシワには霧吹きをかける
- 定期的に洗濯をする
1つずつ見ていきましょう。
全体のほこりをこまめにはらう
カーテンの汚れは「ほこり」が1番の原因。掃除機をかける前や換気をしたあとは、生地についたほこりをしっかりはらいましょう。
リネンは静電気が起きにくく、元々ほこりがサッと落ちる繊維なのであまり力を入れなくてもOK。ハウスダストや花粉などのアレルゲン物質も一緒に取り除けるので一石二鳥です。
コツは、生地の表面だけじゃなくカーテン上部やカーテンレールにも注目すること!すそと比べて、毎日の開け閉めや風による揺れなどであまり動かないのでほこりが溜まりやすくなっています。
フラットカーテンなら、上部がすっきり空いていてウェーブもゆるいのでほこりが落としやすいですよ。
目立つシワには霧吹きをかける
リネンカーテンは、毎日の開け閉めなどや洗濯が原因で伸びてシワが増えたり生地がよれたりしていきます。見た目が「シワだらけだな」と感じたら、霧吹きで軽く濡らして自然乾燥!生地の重みで伸びていくので、カーテンレールに吊るしたままでOKです。
それでも気になるときは、当て布をしてアイロンがけを。洗濯表示をかならず確認して、生地が傷まないようにしましょう。
リネンカーテンは、独特のシャリ感が魅力的。フラットな取り付け方はシワになりにくいですが、霧吹きやアイロンをかけるときは真っ直ぐになりすぎないように気をつけてくださいね。
定期的に洗濯をする
カーテンについたほこり・汚れ・におい・見えない雑菌などは、定期的に水や洗剤で洗い流しましょう。
取り扱い絵表示に「洗濯機」「手洗い」「ドライクリーニング」があればお家で洗濯OK。フックから外してネットに入れ、洗濯機または手で洗ってからカーテンレールで干してください。
伸び縮みや色落ちなどが心配なら、クリーニング屋さんへ。持ち込む手間や費用はかかりますが安心です。
リホームのカーテンで素材感をたっぷり楽しもう!
リネンカーテンを楽しむなら「フラット」な取り付け方が大正解!リネンの良さをぐんと格上げしてくれるのはもちろん、部屋での快適な生活も高めてくれる素敵なスタイルです。
注意点は、購入するときに選ぶ横幅の倍率。窓にかけたときに「イメージが違う」とならないように、今回ご紹介したポイントを覚えておいてくださいね。
リホームの「オーダー遮光カーテン」や「断熱レースカーテン」には、上質でおしゃれなリネンカーテンがフィンランドスタイルで選べます。爽やかで、軽やかなリネンカーテン。長く愛用する方法も押さえつつ、すっきりと明るい窓辺をお楽しみください。