天然素材カーテンおすすめ12選!選ぶ前に知っておきたいチェックポイント

Natural material curtain

思わず触りたくなるような天然素材カーテン。麻や綿からとれるものだけで作られた生地は、自然界ならではの風合いとカーテンとして役立つ優れた機能性をかねそなえています。

でも、選ぶ前に適切な使い方や弱点を知っておかないと、日々の暮らしの中で後悔してしまうかも!カーテンは洋服のような試着ができないので、自分の好きなテイストの部屋には似合うかどうかも気になりますよね。

そこで、

天然素材のカーテンって何?
何に気をつければ良い?
どんなものがある?

というあなたへ、魅力や使うときの注意点をご紹介。インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」が5つの部屋テイストに似合うカーテンもそれぞれお届けします。

お気に入りのカーテンを見つけて、天然素材ならではの心地よい窓辺を楽しみましょう!

目次

天然素材カーテンの自然の恵みで優しい窓辺に!

Linen curtain天然素材にはリネン・コットン・シルク・ウール・カシミアなどの種類がありますが、まずは共通する魅力からお話ししますね。

天然素材ならではのぬくもりがある

自然界にあるものの繊維を使って作られる天然繊維。織られたカーテンの生地は1本ずつが不均一になっており、太陽の光を表情豊かに室内へ取り込みます。

まるで木の葉の間をかいくぐって差し込む木漏れ日のような風合いで、ぬくもりを感じてほっとする雰囲気。窓にかけると穏やかで心地よく、心も身体も全身が優しさに包まれます。

自然のパワーで快適な毎日に

軽やかなで優しい見た目とは裏腹に、実は部屋の過ごしやすさをしっかりと高めてくれる天然素材カーテン。吸湿性・保湿性・通気性など、優れた機能性が自然体のまま有効に活用できます。

窓からの出入りが多い「熱」も繊維の優れた構造で流れを止めるため、部屋全体が暑くなりすぎず寒くなりすぎず。夏は涼しく、冬は暖かく過ごしやすいので湿気や乾燥に悩む人にもおすすめです。

また、カーテンの表面にほこりや汚れがつきにくく日々のお手入れもラク!窓まわりの清潔感をキープしながら、素敵な風合いが楽しめます。

地球環境を守る

自然環境への負荷が少ない天然素材は、企業が材料として利用し、1人ひとりが暮らしの中に取り入れることで土地・資源・生き物などの消耗が減らせます。

実際に使用しているときも、エアコンなどの冷暖房機器に頼り切らない暮らしができるので資源エネルギーの節約に!ムリな温度や風速に設定しなくても快適なので、消費電力を減らし電気代の節約が可能です。

関連記事:SDGsの取り組みを「素材」でチャレンジ!リホームのリネン・コットンカーテンを選ぶ4つのメリット

天然素材カーテンの種類

天然素材カーテンの代表的な人気アイテム!

  • リネンカーテン
  • コットンカーテン

こちら2種類の見た目や手触りなどを見ていきましょう。

あなたはどちらが好みでしょうか?

リネンカーテン(亜麻)

Linen curtainリネンカーテンは、亜麻(あま)という一年草を使った靭皮繊維の窓まわりアイテム。外の光を優しく取り込み、上品な光沢のある涼しげな風合いを演出します。

メリット ・オリジナルの風合いに変わっていく
・窓のまぶしさを優しく和らげる
・丈夫で清潔がキープできる
・快適な部屋を作る
・地球にやさしい
デメリット ・伸縮性がある
・シワになりやすい

耐久性はコットンの2倍ともいわれており、天然素材の中でも頑丈なのが特徴。使い始めは、シャリッとした張りがありさわやか。でも、麻袋のようなガサつきはなく、ペクチンという成分が多く含まれているため、さらりとしたとてもソフトな肌ざわりです。

毎日開け閉めをしたり水で洗ったりすると、どんどん柔らかくなり使い手になじんでいくのも魅力の1つ。太陽の光を適度に通すので、朝・昼・夕方の明るさの違いで窓辺のいろいろな表情が楽します。

関連記事:リネンカーテンは伸び縮みであなただけの風合いに!特徴やお手入れ方法まとめ

コットンカーテン(綿)

Cotton curtainコットンカーテンは、種の周りに生えた種子毛(しゅしもう)と呼ばれる繊維を使った窓まわりアイテム。太陽の光をふんわりとやわらかく包み込み、窓辺に癒しの空間を演出します。

メリット ・チクチク・ザラザラしない
・ほこりや汚れがつきにくい
・夏は涼しさ、冬は温かさをキープ
・白いので部屋がコーディネートしやすい
デメリット ・伸縮性がある
・毛羽立ちやすい

自然のあたたかさが感じられ、心が癒されたり気分が明るくなったり。繊維の先端が丸くて繊細なので、肌に引っかかりにくく「チクチク」「ザラザラ」とした肌ざわりはほとんどありません。

リネンカーテン同様、静電気が起きにくいので肌がデリケートな人や小さな赤ちゃんのいる家庭には大助かり!断面は丸が数珠のように並び中心が空洞なので、優れた調湿機能で窓の結露や湿気の多さが原因のカビの発生や嫌なにおいを抑えます

関連記事:コットンカーテンで癒しの空間に!伸び縮みを防いで長く愛用する方法

天然素材カーテンを選ぶ前に知っておきたいこと

使い始めてから「困った」とならないために、天然素材カーテンの特徴をもう少し深く見ていきましょう!

取り扱いは慎重に

important point毎日の開け閉めや、洗濯などのお手入れは慎重に。リネンもコットンも吸湿性が高く呼吸をする繊維。温度・湿度・結露などのまわりの環境や洗濯によって「伸縮」します。

カーテンが縮むと、丈が寸足らずで生地がつっぱった状態に。床や窓枠とのすき間が増え、さまざまな機能が低下します。

カーテンが伸びると、生地全体が緩んだ状態に。床や窓枠に触れるので、カーテンの裾・フローリング・サッシなどにゴミやほこりが溜まりやすくなります。

カーテンの表面についた「ほこり」は、はたきなどでこまめに取り除くのがGOOD!静電気が起きにくく、サッと落ちてくれるのでゴシゴシと何度もくり返す必要はありません。ハウスダストや花粉など、アレルゲン物質も一緒に取り除けるので一石二鳥ですよ。

また、表面だけじゃなくカーテンの上部にも注目!すそと比べて、毎日の開け閉めや風による揺れなどであまり動かないのでほこりがたまりやすくなっています。

  • 生地がつままれている「ひだ山」の部分
  • カーテンレール

どちらも、忘れずにお掃除してください。ひだ山のない「フラットカーテン」なら、全体的にすっきりとしていて上部もシワが少ないので落としやすいですよ。

光が入りすぎるかも

Shading天然素材のカーテンは外からの光を和らげる自然らしい透け感が魅力。でも、光が入りすぎて窓辺がまぶしいと感じるおそれもあります。

そんなときは、ほかの窓まわりアイテムと組み合わせて遮光率をアップ!普段は天然素材カーテン1枚で透け感を楽しみ、日差しが強いときは遮光性の高い「ブラインド」や「ロールスクリーン」を下ろせば快適です。

無地ではなく、柄ものを選ぶのも1つのまぶしさ軽減方法。特に、北欧デザインにはインパクトのある大柄なものが豊富なので、窓辺を快適でおしゃれに飾れます。

合成繊維のカーテンも要チェック

Must checkカーテンには、天然素材のほかに合成繊維を使った素材もあります。こちらの特徴も見て、本当にリネンやコットンが良いかどうかを考えてみましょう!

  • ポリエステルカーテン
  • ナイロンカーテン
  • アクリルカーテン

主な種類はこちらの3つ。それぞれ簡単に紹介しますね。

ポリエステルカーテン

ポリエステルは、石油・石炭・天然ガスなどから化学的に製造した繊維。合成繊維の中でも、多くのカーテン生地として使われている素材です。

魅力は、強度があり縮みにくく圧倒的な耐久性があること。また、特殊加工が容易なことから、遮光・断熱・防災・ウォッシャブルといった機能性カーテンとしても重宝されています。

デメリットは、静電気が起きやすく毛玉ができやすいこと。また、吸湿性が悪いので蒸れやすいこと。加工がしやすく水にも強いので、最近ではポリエステルと天然素材の混紡製品も続々登場しています。

ナイロンカーテン

ナイロンは、石油を原料に作られた合成繊維。ナイロン100%というカーテンはほとんどありませんが、その特性を生かすため、コットンやポリエステルと混ぜ合わせて織って使われることが多いです。

魅力は、弾力性が高いため伸び縮みや型くずれが起きにくいこと。また、カビ・虫に強く染色しやすいこと。摩擦や折り曲げに強く吸水性が低いので、洗濯後に乾きやすいのも特徴的です。

デメリットは、静電気が発生しやすく熱に弱い点。日光に当たると黄変しやすいという点があげられます。

アクリルカーテン

アクリルは、アクリロニトリルの重合物を主とする合成繊維。ほかの繊維と混ぜて織物や編み物にすることが多く、防災規制のある場所(高層マンションなど)でのカーテンとして使われることが多いです。

魅力は、軽くてふっくらと柔らかなウール(羊毛)に似た性質があること。薬品・虫・日光に強く、洗濯してもシワ・伸縮・型くずれの心配がありません。

デメリットは、吸水性・吸湿性が低く静電気が起きやすいこと。キッチンの小窓など、火や熱の近くには不向きです。

関連記事:カーテンの上手な選び方。機能・色柄・素材別に「ここはこれがおすすめ」をご紹介

天然素材カーテンのおすすめ12選

インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」は、2012年9月福井県にて創業。自然を大切にするという北欧の人々の考え方を参考に、機能性を高めつつおしゃれにもこだわったオリジナル商品を自社で制作しています。

curtainリネンカーテンやコットンカーテンも、色や柄の違うものを豊富にご用意!ここでは、厚手の「オーダー遮光カーテン」と薄手の「断熱レースカーテン」からおすすめをピックアップしました。

  • ナチュラル
  • フェミニン
  • 北欧
  • 和風

天然素材カーテンがよく似合う4つの部屋テイストに分けて紹介します。北欧で暮らすフィンランド人デザイナーと、JADP公認の日本人カラーセラピストが描くリホームだけのオリジナル北欧デザインにも注目です!

ナチュラル

自然そのものをベースにした、あたたかみのあるナチュラルスタイル。リネンやコットンなどの天然素材の質感が存分に生かせます。カーテンは、白やアイボリーなど木目の家具や床の色にも合わせたシンプルなカラーがおすすめです。

ナチュラルカーテン|オーネルリネン ナチュラルグレー

Ornel linen natural grayナチュラルなグレーの色合いと、リネンの質感がナチュラルな空間にぴったりです。

ナチュラルカーテン|オーネルコットン アイボリー

Ornel cotton ivory主張しすぎない色合い。天然素材のコットンのぬくもりとあいまって、まろやかでよりナチュラルな空間になります。

北欧デザインコットン|コットンSenni_1 シルバー

Cotton Senni_1 Silver太さの違うシンプルなボーダー柄がアクセントに。落ち着きと安らぎを感じるナチュラル空間を演出します。

フェミニン

上品で華やかながらも、甘すぎない大人の女性をイメージしたフェミニンスタイル。天然素材の風合いや肌ざわりが感じられる、レースカーテン・淡い色合いのカーテンを合わせるのがおすすめです。

ナチュラルシリーズ|オーネルリネン ラベンダー

Ornel Linen Lavenderリネンの美しい発色・質感・淡い色合いが甘すぎない落ち着いた大人のフェミニンな空間を演出します。

ナチュラルシリーズ|オーネルコットン ペールライラック

Ornel cotton pale lilac透き通るような優しい紫の色合いと、コットンの滑らかさと柔らかい質感が上品な大人フェミニンな空間を演出します。

断熱レースカーテン|コットンミックスタイプ ナチュラル

Cotton mix type natural透け感抜群のナチュラルなレースカーテン。純白のナチュラルな風合いが落ち着いた上質なフェミニン空間を演出します。

北欧

スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・デンマーク・の5か国で構成された、北極に近い寒い地域発祥の北欧スタイル。あたたかい家の中で快適に長く過ごせるように、ぬくもりを感じつつ飽きのこないシンプルなデザインが特徴です。

ナチュラルテイストの代表ともいえる存在で、柄に多く見られるのはリラックス効果の高い「自然」をイメージさせるもの。天然素材カーテンとの相性も抜群で、楽しく過ごせるような明るめの色や柄で窓辺を華やかに彩るものもあります。

北欧デザインコットン|コットンKera_1 ライトターコイズ

Keto花やリーフが散りばめられた華やかな植物柄。細いラインで描かれており、繊細でシンプル。ライトターコイズの色合いが癒やしと安らぎをもたらします。

北欧デザインコットン|コットンKevat_20 グレープフルーツ

Kevat_20フレッシュなグレープフルーツ色で描かれたチューリップ柄の華やかな明るさが魅力。楽しい気分にさせてくれるかわいいデザインです。

2級遮光北欧デザイン|フォレスタ カスタードクリーム

Forestaこちらのフォレスタは、ナチュラルな部屋に自然に溶け込むクリーム系の配色。あたたかみのある居心地よい北欧空間を演出します。

和風

日本人の暮らしに欠かせない和室。リネンやコットンなどの天然素材のカーテンは、畳や障子など和の空間にもぴったり!和室と同系色のブラウン・グリーン・ベージュなどのアースカラーを合わせたり、植物の柄などのカーテンを合わせるのがおすすめです。

ナチュラルカーテン|オーネルコットン サンドベージュ

Ornel Cotton Sand Beigeまろやかな土をイメージさせるアースカラー。コットンのやわらかな質感もあいまって、和の空間を落ち着いた雰囲気に引き立てます。

ナチュラルカーテン|オーネルコットン グリーン

ornel cotton green淡いグリーンの色合いと、コットンの滑らかさとやわらかな質感が和の空間をやわらかで落ち着きのある空間に演出します。

北欧デザインコットン|Syksy_2 ベージュ

Syksy_2 Beige大きな葉っぱ柄の北欧デザインが印象的なカーテン。ベージュの色合いとコットン生地の優しくてやわらかな質感が和の空間にマッチし、ハイカラな和の空間を演出します。

オーダー遮光カーテン

断熱レースカーテン(セット)

ほかの天然素材アイテムでナチュラル感を高めよう!

カーテンのほかにもいろんな天然素材アイテムを使って、部屋をナチュラル空間にまとめてみませんか?

リホームでは、上質な素材を厳選して作り上げたオリジナルアイテムを多数ご用意しています。代表して3つ紹介しますね。

ジュートラグ

Jute typeリネンカーテンと合わせるなら、フローリングには同じ「麻」で統一感を。こちらは、チクチクしない亜麻(あま)とは違い、巾着やコーヒー袋などにも使われている黄麻(こうま)を使った「ジュート」素材です。

特徴は、あまり伸縮しない耐久性や通気性・保温性・吸水性にとても優れていること。汚れやにおいが付きにくく、麻独特の草や大地のような自然の香りが楽しめること。落ち着いたナチュラルカラーが全7種類です。

ジュートラグ

コットンラグ

rugコットンカーテンと合わせるなら、フローリングにも同じ「綿」を。コットンラグは、湿気に強く通気性に優れた「インド綿」を素材に使用。織り機で1枚ずつ手作りされた個性あふれるデザインで、ふわふわでさらっとした質感が楽しめます。

コットンラグ

ビーズクッション pudota

beaded cushionナチュラルな雰囲気の中でゆっくりリラックスしたいときにおすすめ!しっかりした座り心地とヘタレに強い大きなビーズクッション。カーテンと同じオリジナル北欧デザインのコットン生地と、無地のベロア生地をご用意しています。

ビーズクッション pudota

天然素材カーテンは使うほど深い味わいが楽しめる

カーテンは、インテリアの中で面積が大きく部屋全体の雰囲気を左右する重要アイテム!天然素材に変えるだけで、あなたの部屋が自然の優しい恵みに包まれるでしょう。

毎日の開け閉めやお手入れには注意ですが、気をつけていればあなただけになじんだ風合いにチェンジ!使うほどに味わい深くなり、長く愛用できますよ。

リホームの「オーダー遮光カーテン」「断熱レースカーテン」は、どちらもサイズが1cm単位で選べる高品質&激安なカーテン!

生地の重みだけで作られる美しいウェーブ感や、窓まわりのすっきりとしたさわやかさが魅力の「フィンランドスタイル」で取り付けられます。

ぜひ1度チェックしてみてくださいね。

rehome
この記事を書いた人: rehome
ReHOMEサイト店長の天谷です。当店はカーテンやウッドブラインドなどの窓回り専門店からスタートしま 詳細はこちら

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