部屋が寒いと、ゆっくりくつろげなかったり仕事や家事がはかどらなかったり。全身が冷えて、普段の掃除や料理なども面倒に感じてしまいますよね。
暖房器具はすぐに温まって便利ですが、電気代がかかるので使いすぎが心配。でも、寒い原因を正確に突き止めるのは難しそうだと思いませんか?
そんなときは、自宅にいながらスピーディに解決できる「窓」の対策が効果的!なかでも、手軽で部屋のインテリア性も高められる「カーテン」の工夫がおすすめです。
ここでは、
「寒いときはどうすればいい?」
「暖かい部屋で過ごすには?」
とお悩み中のあなたへ、部屋が寒いと感じる理由とカーテンを使った5つの対策方法をご紹介。簡単に、今すぐできる寒さ対策もお届けします。
寒いままの部屋では、せっかくの暖房器具も効果が上がらないのでもったいない!ぜひチャレンジして、室温だけじゃなく省エネや健康面にも役立ててくださいね。
目次
部屋が寒いときに考えること
まずは、部屋が寒い原因や寒いと感じる理由を考えて対策のヒントを見つけましょう!
部屋の断熱性を高めよう
部屋が寒い原因は、外の冷気を室内に入れないよう遮断する能力「断熱性」が低いため。何かしらの方法で高められれば、優れた保温力で部屋が温まりやすく快適な室温がキープできます。
※出典元:一般社団法人日本健在・住宅設備産業協会(2022年9月時点)
熱の出入りがあるのは、主に以下の4つ。
- 窓
- 床
- 壁
- 天井
もっとも多いのが、熱が伝わりやすいガラスで覆われている「窓」。空気が触れることで、窓際が冷えたりすき間から冷気が入ったりして部屋全体が冷えてしまいます。
暖房器具で温めた部屋の空気が約半分(58%)も外へ逃げてしまうのは、なんだかもったいないですよね。
寒いと感じる理由を知ろう
私たち人間が寒いと感じるの理由は、身体のいろんなところから熱が外へ逃げるため。主に以下の4つの逃げ方があり、部屋の中の空気・液体・物質などに運ばれてしまいます。
- 蒸発
- 伝導
- 対流
- 放射
また、部屋が温かいはずなのに寒い理由は、部屋の雰囲気によって体感温度が低くなっているため。壁・床・天井・インテリアの色柄や素材に触れることで、心理的に「冷たい」「寒い」と感じてしまいます。
例えば、青・紫・白などの寒色系や水・結晶・うずまきの柄など。夏は涼しさを演出できますが、冬は逆効果です。
まずは窓の対策が効果的!
部屋が寒いのは、
- 断熱性の低さ
- 寒さの感じ方
- 色柄や素材の心理的効果
などいろんなものが合わさっています。あなたはどれが1番大きな原因だと思いますか?
分からなければ、まずは熱の出入りが多い「窓」から対策をスタート!断熱シートやすき間テープを貼るような方法もありますが、部屋のインテリア性を高めて色柄の心理的効果も期待できるのが「カーテン」です。
布製のカーテンは、窓とのすき間にしっかりとした空気層を作る窓まわりアイテム。窓に分厚いフタをするイメージで、熱伝導率(熱を伝える量)を減らし室内外の熱の移動を抑えます。
また、染色や加工がしやすいので色柄や素材が豊富なのも魅力的。温もりを感じるものを選べば、心理的に暖かく過ごしやすくなります。
寒い部屋のための「カーテン」を使った5つの対策方法
では、どんなカーテンで対策をすればいいのかを詳しく見ていきましょう!
①厚手の遮光1級・完全遮光
カーテンの機能は種類さまざま。部屋が寒いときは、より断熱効果が高い「遮光カーテン」を選びましょう。
屋内外の光を遮るために特殊な繊維を使って高密度で織られているので、冷気も通しにくいのが特徴。特に、遮光率が高い「遮光1級」「完全遮光」は、日中に部屋が真っ暗にできるほど繊維同士のすき間がほぼありません。
1年中効果が期待できるので、冬は暖かく夏は涼しい窓辺に。日焼けを防ぐためのUVカット効果や、騒音・音漏れを防ぐための防音効果も期待できます。
②丈や横幅は少し長めにとる
カーテンの丈や横幅は、通常よりも少し長めに。窓全体がすっぽり覆えるようにして、すき間から入りやすい冷気をしっかり防ぎましょう。
特に、冷たい空気がたまりやすい足元や窓枠の下を徹底ブロック!大きな掃き出し窓なら、長さは床のギリギリまで。小窓や腰高窓なら、窓枠の下にも生地が長く伸びるように。
このように、思い切って床下まで伸ばすのも良いですね!
横幅も、余裕を持たせた長さがGOOD!短いと、カーテンを閉めたときに生地がつっぱるような見た目になり、サイドに大きなすき間ができて冷気が入ってしまいます。
③ぬくもりを感じる色柄や素材を選ぶ
カーテンの色柄や素材は、ぬくもりを感じるようなものに!暑い夏は涼しいものに模様替えをして、季節の魅力を楽しむのも良いですね。
おすすめは以下のとおりです。
色 | ・暖色系 (赤、黄色、オレンジ など) |
---|---|
柄 | ・自然 (花、葉っぱ など) |
素材 | ・ポリエステル ・デニム |
④厚手のレースカーテンで2重にする
ドレープカーテンと一緒に、レースカーテンも取り付けましょう。外から目隠しをするだけなら不要だと思われがちですが、窓の熱の出入りを遮るものが1枚分増えるので断熱効果が高まります。
特に効果的なのが、以下のような機能をもつ機能性レースカーテン!
生地に太陽光や熱の出入りを遮断する特殊な加工が施されており、高密度の厚手生地で作られています。日中、ドレープカーテンを開けて部屋を明るくしながら快適に過ごせますよ。
⑤リターン仕様やカバーでサイドを覆う
冷気が入ってくるのをできるだけ減らすために、サイドやカーテンレールのすき間もきっちり覆いましょう!
サイドのおすすめの対策は、ドレープカーテンの両端をレースカーテン側に引っかける「リターン仕様」。生地の横幅に余裕があれば簡単です。
カーテンレールは、カーテンボックスやトップカバーを装着!ゆらゆらと揺れるカーテンのウェーブがきゅっと引き締まり、メリハリのついた雰囲気が楽しめます。
部屋が寒いときはリホームのオーダー遮光カーテン!
部屋の寒さ対策は、インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」へ!
2012年9月、福井県にて創業。自然を大切にするという北欧の人々の考え方を参考に、機能性を高めつつおしゃれにもこだわったオリジナル商品をご用意しています。
カーテンを代表する「オーダー遮光カーテン」は、全100柄・113色から好きな色柄・機能・素材が選べるドレープカーテン。特徴を紹介しますね。
高品質な遮光カーテン
生地は、国内メーカーの極細繊維約22,000本を使った高密度なものを厳選しました。断熱・遮熱・保温・遮光・視線カット・紫外線カットなどの効果がとても優れており、1年を通して快適な窓辺を作ります。
最新の超音波カット技術を用いて、当店スタッフが1枚ずつ丁寧に縫製するので仕上がりはハイクオリティ!糸のほつれは半永久的に、洗濯後のシワ・型くずれはカーテンレールに干すだけで心配ありません。
目の行き届いた検品・梱包で、お客さまのもとへ直接お届けします。
サイズは自由なオーダーメイド
カーテンのサイズは、1cm単位でオーダー可能。既製サイズもありますが、丈や横幅を少し長めにするなら自由に選ぶほうがぴったりのサイズになりそうですよね。
床のすき間が心配だから丈だけを長くする。リターン仕様にしたいから横幅だけを長くする。どちらもOK!上限はありますが、希望のサイズで取り付けられます。
ぬくもりのあるカラーや北欧デザイン
オーダー遮光カーテンは「北欧」がテーマ。寒さに欠かせない「ぬくもり」や、外出してすぐに買い替えられない環境での「飽きにくさ」をデザインに取り入れています。
全100柄・113色のうちの1級遮光北欧デザインは、フィンランド人デザイナー「SANNA LEHTI」と、JADP公認の日本人カラーセラピスト「Minowa Eriko」との強力タッグで作り上げたオリジナル!
現地で暮らしながら感じている素晴らしい都市と自然の魅力がグラフィカルなパターンで表現され、日本人や日本の部屋になじみやすいカラーリングで磨き上げられています。
超断熱のレースカーテンがセットで選べる
オーダー遮光カーテンは「断熱レースカーテン」がセットで購入可能!昼も夜も外から見えにくく、全6タイプから好きな色柄・機能・素材が選べるミラーレースカーテンです。
なかでも、「超断熱・超UVシリーズ」は国内TOPクラスの繊維メーカー「ユニチカ」「TEIJIN」の特殊セラミック入りの素材を採用。太陽光遮断糸や金属酸化物が高い断熱性を発揮し、寒さに左右されにくい部屋の快適な環境を実現します。
サイドをカバーするカーテンレールもある
リホームでは、カーテンはもちろんほかにもさまざまなインテリアをご用意しています。
部屋が寒いとお悩みのあなたには「サイドカバー付き木目調伸縮レール」がおすすめ!自然のぬくもりを感じる美しい木目調で、快適な部屋作りのための「安眠・省エネ・デザイン性」を重視しています。
取り付けは、ドライバー1本でOK。レールは、伸縮タイプなのでカット不要。あなたの取り付けたい窓にぴったりに合わせられます。
ほかにもいろいろ試してみよう!
窓の対策だけじゃ少し不安かもしれませんね。なるべく家にあるもので、今すぐなんとかしたい!という人もいるのではないでしょうか。
ほかにも、方法がいろいろあるので簡単にご紹介します。
寒い床や壁にできる対策方法
寒い床や壁には、例えば以下の3つの方法があります。
①断熱シートやすき間テープを貼る
窓の対策がカーテンだけじゃ不安!そんなときは壁や窓に断熱シートやすき間テープを貼りましょう。
特に、年数の経った窓枠は、パッキンが劣化しているおそれがあるのですき間テープが効果的です。楽天市場やAmazonなどの通販サイトで購入できるので、探してみてくださいね。
②厚手のラグやカーペットを敷く
床には、厚手のラグやカーペットを敷いて足元に冷気が伝わりにくいように。特に、ふわふわとした素材のものは床との間に空気層ができるので温かみが感じられます。
リホームの「コットンラグ」は、湿気に強く通気性に優れたインド綿。織り機を用いて1枚ずつ作り上げた手織りラグで、ふわふわ&さらっとした手触りの個性あふれるデザインです。
③間仕切りを取り付ける
リビング続きのキッチンや階段には、空間を仕切る「間仕切り」を。カーテン・ロールスクリーン・のれんなどを、カーテンレールやつっぱり棒で吊るしましょう。熱の移動を抑え、部屋の温かい空気を外に逃しにくくします。
▼こちらで詳しく紹介しているので参考にしてくださいね。
関連記事:間仕切りカーテンでおしゃれな快適空間を!シーン×アイテム別おすすめの使い方 |
今、寒いときに部屋を暖かくする方法
今すぐなんとかしたい!というあなたは、以下の3つを試してみてください。
①加湿をする
冬は空気が乾燥しやすいので、加湿をして湿度を高めにキープしましょう。部屋の保温力がアップし、部屋全体が温まります。
方法はこちら。
- 加湿器をつける
- 洗濯物を室内干しする
- 部屋の中でお湯を沸かす
- 空気清浄機の加湿機能をオンにする
など。加湿の目安は30〜40%。60%以上になると、カビやダニが発生しやすくなるので注意です。
②暖房の風向きを下に変える
暖房の風向きは「下」に設定しましょう。冷たい空気は下に、温かい空気は上にたまる仕組みを利用した方法です。
サーキュレーターを暖房の下に置くと、より効果的!天井に向かって風を送るので、温かい空気が部屋全体に循環させられます。
③寒さ対策グッズをフル活用する
身体に直接触れるものもフル活用!特に「3つの首(首・手首・足首)」を温めるのが効果的だといわれています。
ざっと簡単に紹介しますので、できそうなものを選んで試してみてくださいね。
- カイロ
- マフラー
- 着る毛布
- 防寒インナー
- ルームウェア
- ブランケット
- もこもこ靴下
- ルームシューズ
- ホットドリンク(生姜湯、ココア、生姜ココア、烏龍茶、レモネード など)
保温性の高いカーテンで窓から寒さ対策を
部屋が寒い理由はさまざま。あれこれ悩んで体調をくずしてしまう前に、まずは「窓」に注目しましょう!
保温性が高く、おしゃれな部屋作りも楽しめるのは断熱性に優れたカーテン。リホームの高機能な「オーダー遮光カーテン」「断熱レースカーテン」なら、ぬくもりを感じる色柄・素材が自由なサイズでGETできます。
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