自然を愛し、大切に想う北欧風は、木材が多く使われている日本の部屋との相性抜群!雰囲気たっぷりなインテリアを選んでコーディネートすれば、全体がおしゃれにまとまり居心地良く過ごせます。
でも、北欧風の色柄や素材は何が良いのか悩みがち。せっかくなら、北欧の人たちのようなおしゃれな暮らし方も取り入れてみたいと思いませんか?
ここでは、
「北欧風ってなに?」
「何を使えばいい?」
「どうやって作ればいい?」
と気になるあなたへ、北欧風の部屋を完成させる5つのコツをご紹介!北欧の人々の考え方に感動し、日本の風土に合わせた北欧デザインを軸にしているインテリア通販「Re:HOME(リホーム)」がお届けします。
完成した部屋でのステキな過ごし方も知って、さらに充実した北欧ライフをスタートさせましょう!
北欧風の部屋は作ることから楽しめる!
北欧風はほっと過ごせる居心地の良いテイスト
北欧風とは、フィンランド・スウェーデン・ノルウェー・デンマーク・アイスランドの5か国から生まれたインテリアスタイルのこと。北極に近い地域なので、人々は寒さをしのぐために家の中で長い時間を過ごし家具や内装を工夫して暮らしの充実を楽しんでいます。
基本は主に以下の3つ。
- 生活空間でリラックスできるもの
- 機能的で長く愛用できるもの
- 使うほどに味が出るもの
寒さに欠かせないぬくもりや、なかなか外出できない生活で同じものを長く使い続けられるような品質の良さ。同じところに長時間いても落ち着けるような飽きにくさも重視しています。
モチーフは、リラックス効果の高い自然の植物・動物が中心。北欧の人たちは環境に対する意識がとても高いので、自分がメリットを感じるだけじゃなく環境が守られるような素材や機能を持つものも好んで使っています。
北欧風の部屋に合うインテリアはたくさん
自然と関わりの深い北欧風。インテリアは、木材が多く使われている日本の部屋になじむものが多いので取り入れやすいです。
もちろん、色柄や素材などはそれぞれ選ぶポイントがありますが、いろいろなものの中から決められるのでとても楽しいはず!あなたも、ワクワクしながらお気に入りのものを見つけていきましょう。
今、欲しいものはなんでしょうか?
- 照明
- カーテン
- ブラインド
- ロールスクリーン
- チェア・スツール
- ラグ・カーペット
- 小物(ビーズクッション)
- 収納グッズ(テレビボード、キッチンワゴン)
これらが北欧風の部屋に取り入れてほしいインテリア!
例えば、チェアやスツールは脚先が細くなっているタイプが雰囲気にぴったり。北欧では床暖房やセントラルヒーティングが主流なので、熱による家具への影響がないものが好まれます。
脚元がすっきりと見えるので、圧迫感がないのも魅力的。全体の色合いは、床と合わせると統一されたおしゃれ感が出ます。木製が1番取り入れやすいかもしれませんね。
と、このように北欧風のインテリアを選ぶときは以下の5つをポイントにするとGOOD!
- 色
- 柄
- 素材
- 使用感
- 自然との関係性
面積が大きいものを取り入れると、雰囲気が一気に近づきます。
北欧風の部屋を完成させる5つのコツ
北欧風の部屋作りに押さえておきたいコツは以下の5つ。
- 色はナチュラル系をベースに明るいアクセントを
- 柄は自然のぬくもりと飽きにくさを意識
- 素材は天然ものであたたかみを
- 使いやすさにこだわる
- 地球環境を意識する
1つずつ詳しく見ていきましょう!
①色はナチュラル系をベースに明るいアクセントを
まずは、部屋全体を好きな雰囲気でまとめるためにテーマカラーを決めましょう。配色の黄金バランスを参考に、ベース・メイン・アクセントに分けて決めていくと全体が違和感なくまとまります。
ベースカラー (70%) |
・床、壁、天井の色 ・毎日見ても飽きがこない白系・茶色系が一般的 |
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メインカラー (25%) |
・カーテン、ソファ、家具の色 ・もっとも自分らしさが出せる部分 ・好み、季節、気分によってアレンジできる |
アクセントカラー (5%) |
・カーテン、クッション、雑貨の色 ・部屋にメリハリが生み出せる部分 ・好み、季節、気分によってアレンジできる |
人気なのは、自然のあたたかみがあるナチュラル系をベースに明るいアクセントを加えるコーディネート。厳しい冬の暮らしでも明るく楽しい気分になれるような色使いがポイントです。
ナチュラル系 | ・白 ・グレー ・ベージュ ・ブラウン |
---|---|
アクセントカラー | ・イエロー ・グリーン ・ビビットカラー ・パステルカラー |
これらをうまく組み合わせると北欧風に!
例えば、明るいグレーと白はシンプルでクール。暗いグレーと濃いブラウンは落ち着いた重厚感。ベージュとグリーンはナチュラル感が強まり、ほっと癒されやすくなります。
アクセントカラーは、なるべく数を少なめにトーンを合わせて統一感を。ビビット系はスタイリッシュに、パステル系はやわらかな雰囲気になりますよ。
②柄は自然のぬくもりと飽きにくさを意識
北欧風の柄は、ほっとするようなあたたかみのあるものや、ムダな装飾のない飽きにくいシンプルなものを選ぶのがコツ。優しく包み込まれるような大胆な絵が描かれていたり、明るく元気になれるような鮮やかな色が使われていたりします。
例えばこちら。
- 花
- 鳥
- 植物
- 動物
- 木目調
- ドット柄
- 幾何学模様
- ボーダー柄
- ストライプ柄
「自然」にはストレスホルモンを低下させる働きがあるので、癒しやリラックス効果の期待大。もともと自然環境の中で生活していた人間が人工的な日常から離れるので、本能的に心がほっと落ち着きやすくなります。
木々の葉が風に揺れる音や小鳥のさえずり。森の香りや木の葉の上を歩く感覚。これらも脳を休めたり緊張を和らげたりする自然の森林パワー!北欧で人気の理由は、長くて寒い時期に外で遊べない子どもたちが自然を身近に感じられるようにという想いもあるからだそうです。
さらに、流行にとらわれず多くの人に受け入れられやすい「シンプル」な柄も北欧風。左右対称の幾何学模様やボーダー柄・ストライプ柄は、整理整頓されたキレイな美しさが楽しめます。
③素材は天然ものであたたかみを
北欧風の素材は、自然のあたたかみが感じられるものを多く取り入れるのがコツ。なるべく本物を選んで、天然ものの雰囲気や効果を味わえるものが良いでしょう。
例えば、以下のようなものがあります。
リネン(亜麻) | 亜麻科の一年草を使った天然の靭皮繊維 |
---|---|
コットン(綿) | アオイ科ワタ属の植物「ワタ」の周りに生えた種子毛(しゅしもう)と呼ばれる天然繊維 |
シルク(蚕) | 蚕(かいこ)の繭玉から作られるタンパク質の天然繊維 |
ウール(羊) | 主にメリノ種の羊から取れる動物繊維 |
カシミア(山羊) | カシミアヤギから取れる動物繊維 |
1つのものを大切に扱う北欧では、使い手に良くなじみ味わい深くなるものも大人気!こちらも天然ものの魅力の1つです。
でも、本物のままのインテリアは、価格が高すぎたり性質上お手入れが難しかったりするかもしれません。
そんなときは、別の素材で雰囲気だけを演出した「〇〇風」でもOK!あなたの部屋に合う快適な空間が作りやすく、中にはリーズナブルなタイプもあります。
④使いやすさにこだわる
長い間あたたかい家の中で暮らす北欧の人たち。ストレスなく過ごすために、インテリアの「実用性」も大切にしています。
つまり、北欧風のインテリアは見た目だけで選ぶのはNG!
- 生活に役立つ便利な機能があるもの
- 色あせや変色しにくいもの
- お手入れがしやすいもの
- 簡単には壊れないもの
- 水やカビに強いもの
など、あなたにとって使いやすく、その場所にぴったりなものを選びましょう。
例えば、リビングの大きな掃き出し窓に取り付けるインテリア。カーテン・ブラインド・ロールスクリーンなどがありますが、それぞれに特徴があるのでライフスタイルに合わせて選ぶのがベストです。
室温の変化や電気代が気になるなら、熱の出入りが多い窓とのすき間を多く減らせるカーテン。外からの光や風の量を少しずつ調節したいならブラインド。外の視線から部屋の中をサッと隠したいならロールスクリーン。
大まかに決めてから、遮光や断熱などの必要な機能と欲しい色柄・素材をプラスして選んでいけば、より充実して暮らせるインテリアがGETできます。
⑤地球環境を意識する
自然を愛する北欧では、国民1人ひとりが地球の抱える問題に本気で向き合っています。そのため、北欧風の部屋は環境にやさしい資源とライフスタイルを意識!
- インテリアに使われている資源はなにか
- そのインテリアショップは環境への対策をしているか
- そのインテリアを部屋に取り入れることで環境にどんな影響があるか
などをあらかじめチェックして、北欧らしい部屋を完成させましょう。
具体的な項目は、いま世界中で取り組まれている「SDGs」を参考にするとGOOD!
実は、北欧の5か国(フィンランド・スウェーデン・ノルウェー・デンマーク・アイスランド)は、SDGsの貢献度上位国家ばかり。
2021年のSDGs達成・進捗状況を報告した「Sustainable Development Report 2021」の達成度ランキングでは、
1位|フィンランド
2位|スウェーデン
3位|デンマーク
4位|ドイツ
5位|ベルギー
6位|オーストリア
7位|ノルウェー
とTOP3を占め、7位にはノルウェーがランクインしています。(ちなみに日本は18位です。)
北欧では、環境について、小さな子どもからお年寄りまで1人ひとりの意識がとても高く、SDGsの取り組みに積極的に参加しているのだとか。
2017年9月5日にスタートした「2030世代プログラム」と呼ばれるプロジェクトでは、目標達成のために北欧で協力し合うことを再確認し、子どもや若年者が果たせる重要な役割が強調されています。
環境にやさしいライフスタイルが送れる場所。それこそが北欧らしい部屋だといえるのかもしれませんね!
関連記事:SDGsをできることからやってみよう!身近な「カーテン」の活用方法 |
リホームで北欧風の部屋をトータルコーディネート!
インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」は、2012年9月福井県にて創業。「自然を愛する・大切にする」という北欧の人々の考え方を参考に、さまざまなインテリアアイテムを制作しています。
使いやすさとおしゃれを追求
リホームの商品は、注文を受けてから職人が制作するオーダーメイド式のものが豊富。手作業で1つずつていねいに仕上げ、お客さまへの想いをたっぷり込めています。
北欧デザインを軸にした商品は、
- どんな暮らしがしたいのか
- どのようにすれば使いやすいのか
- どのようなデザインがお好みなのか
などを日々考え、制作工程やバリエーションなどに展開!完成したものを検品・梱包してそのままお客さまへ発送するので、余計なコストはゼロ。自社制作だからこそ、高品質なのに激安価格が実現できています。
選ぶことから楽しめるものばかり
リホームのモットーは「お客さまに”もっと楽しく”を届ける」こと。まずは、スタッフ自身が仕事を楽しんで取り組み、インテリア用品のインターネット販売を通じてお客さまにも「楽しく」をお届けしています。
1人ひとりの「思い通り」を叶えるため、色やサイズなどのバリエーションは特に力を入れました。完成した部屋をイメージしながら、楽しく選んでいただきたいです。
例えば、ドレープカーテンの「オーダー遮光カーテン」は、色柄・素材・機能の違うものが大きく分けて8シリーズ!全100柄・113カラーの中から、好きなものが自由に選べます。
日本の部屋になじむオリジナル北欧デザイン
リホームの商品は、ほとんどがオリジナル。北欧風の部屋に欠かせないといっても良い「北欧デザイン」も、本格的でおしゃれなものを種類豊富にご用意しています。
特に、注目してほしいのは、フィンランド人デザイナー「SANNA LEHTI」とJADP公認の日本人カラーセラピスト「Minowa Eriko」が手がけたオリジナルの北欧デザイン!
現地で暮らしながら感じている素晴らしい都市と自然の魅力がグラフィカルなパターンと日本の部屋になじみやすいカラーリングで表現されています。
このデザインは、次の4つのアイテムにあります。同じ柄を選んで、雰囲気をそろえてまとまりのあるおしゃれを楽しむのもGOODです!
北欧風部屋のステキな過ごし方
北欧風の部屋が完成!居心地よい空間で、選んだインテリアをどのように使っていくとよいのかを簡単に紹介しますね。
北欧の人たちのような、ステキな暮らし方を取り入れてみましょう!
清潔を保つ
部屋の中は定期的に掃除機などをかけ、ほこりや髪の毛などのゴミがなるべくたまらないように。ソファカバーやカーテンなどのファブリック類は、1年に2回ほど洗濯をすると良いでしょう。
空間やインテリアを清潔にしておくと、心や身体が大喜び!
例えば、
- カビ
- 食中毒
- ゴキブリ
- アレルギー
などを防ぐので安心して気持ちよく過ごせるように。
フローリングや窓のサッシ枠、インテリアも、
- サビ
- 変色
- 割れ
などが防ぎやすくなります。
不衛生な部屋は、探しものがなかなか見つからず時間をとられてしまったり、ムダな買い物をしてしまったり。やる気をなくし、自分を責めてしまうおそれもあります。
特に、汚れが目立ちやすい白系のものや浄化のパワーを左右する風水を狙ったものを中心に意識しておくとGOOD!好きなタイミングで洗濯ができるような「ウォッシャブルタイプ」がとても便利ですよ。
長く愛用する
北欧風では「1つのものを大切に使う」がモットー。あなたも、お気に入りのインテリアを見つけて長く愛用しましょう!
選ぶときは以下のポイントを意識してみてください。
- 癒される
- 使いやすい
- 持ち運びがラク
- お手入れがラク
- 好きなデザイン
- 耐久性に優れている
- モチベーションアップに役立つ
ストレスフリーで、自分自身が高められそうなもの。何か嫌なことがあったときや疲れたときに、心がほっとするものなどがおすすめ。こまめなお手入れに自信がない場合は、簡単に壊れないような高耐久性なものが良いでしょう。
模様替えを楽しむ
たまには気分転換をして気持ちをリセット!同じ部屋での毎日の暮らしを飽きさせない方法です。
例えば、窓辺のカーテン。夏は、涼しくさわやかな水色&天然繊維タイプを。冬はあたたかみのある濃いブラウン&分厚いポリエステルタイプはいかがでしょうか。季節ごとに、色や素材の違うものにかけかえるほどこだわる人もいます。
家族とシェアする
家の中で過ごす時間が長い北欧では、家族とのコミュニケーションも大切にされています。好みは人それぞれですが、あなたのお気に入りのインテリアも家族とシェア!クッションやソファなど、みんなで使って幸せな気分を分かち合いましょう。
部屋全体のコーディネートを決めたりインテリアを選んだりするときは、一緒に相談しながら決められるとGOOD!通販なら、いつでも好きなタイミングでスマホやパソコンから探せるのでとても便利です。
SNSでシェアする
もちろん、プライバシーに注意しながらですが、完成した部屋を写真に撮ってTwitterやInstagramに投稿!世界中の北欧ファンから、あなたの部屋を評価してもらいましょう。
コメントやいいねがきっとあなたのモチベーションアップにつながるはず。あなたも、みんなの北欧風の部屋をチェックして、さらにステキな北欧風の部屋へのヒントをGETしましょう。
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ステキな北欧ライフを!
今回ご紹介した北欧風の部屋を完成させるコツは以下の5つです。
- 色はナチュラル系をベースに明るいアクセントを
- 柄は自然のぬくもりと飽きにくさを意識
- 素材は天然ものであたたかみを
- 使いやすさにこだわる
- 地球環境を意識する
日本よりも寒く、日照時間の短い北欧。リビングや寝室などで長い時間を過ごすので、心も身体もほっこりするような暮らし方とインテリアを意識しましょう!
何から始めればいいか分からない人は、部屋の中で面積の大きな「窓」に注目!太陽の明るい光が差し込み、視界に入りやすく、雰囲気を大きく左右するので効果的です。
リホームでも、窓まわりアイテムをはじめさまざまな北欧インテリアをご用意しているのでぜひチェックしてみてくださいね。
関連記事:カーテンで北欧スタイルの部屋を作ろう!基本の考え方&デザイン例。 |