地球が抱える問題解決に向けて、17の目標が掲げられているSDGs(えすでぃーじーず)。取り組み方を調べてみると、企業や学校だけじゃなく個人にもできることがたくさん紹介されていますよね。
そのうち、インテリアやファッションで注目されているのが材料として使われている「素材」。地球にやさしいものを選ぶだけで、あなたもSDGsの目標達成に向けて1つ取り組めるようになります。
そこで、
「何から始めればいい?」
「簡単な取り組み方は?」
とお悩み中のあなたへ、SDGsに貢献できる「天然素材カーテン」の魅力をご紹介!リホームのカーテンなら、知らないうちに資源が節約でき、窓辺におしゃれな彩りがプラス。毎日の上手な使い方もお届けします!
目次
SDGsのために地球にやさしい素材を使おう!
SDGsが生まれた理由
SDGs(Sustainable Development Goals)は、2015年9月からスタートした「持続可能な開発目標」のこと。国連が掲げた17の目標を2030年までの15年間で達成し、地球上の誰1人も取り残すことなくより良い世界を目指すのが目的です。
誕生した理由は、たとえば以下のような大きな問題が連鎖し、地球や私たちの将来に不幸をもたらすと分かったため。
- 気候変動
- 格差の拡大
- 公平性がない社会
- 海洋プラスチック問題
- 利益ばかりを追求する経済
外務省の「SDGs 実施指針改訂版」では、以下のように記されています。
地球規模で人やモノ、資本が移動するグローバル経済の下では、一国の経済危機が瞬時に他国に連鎖するのと同様、気候変動、自然災害、感染症といった地球規模の課題もグローバルに連鎖して発生し、経済成長や、貧困・格差・保健等の社会問題にも波及して深刻な影響を及ぼす時代になってきている。
※引用元:SDGs 実施指針改訂版|外務省(2022年6月時点)
地球にやさしい素材を選んでSDGsに貢献
SDGsが誕生してから、17の目標達成に向けて企業や学校などがそれぞれの取り組みをスタート!インテリアやファッションの業界では、材料に欠かせない「素材」に何か工夫はできないかと考えられました。
そこで、注目を浴びたのが自然環境への負荷が少ない天然素材。地球で生まれたありのままのものを企業が材料として利用し、1人ひとりが暮らしの中に取り入れることで土地・資源・生き物などの消耗が減らせます。
例えばこちら。
リネン(亜麻) | 亜麻科の一年草を使った天然の靭皮繊維 |
---|---|
コットン(綿) | アオイ科ワタ属の植物「ワタ」の周りに生えた種子毛(しゅしもう)と呼ばれる天然繊維 |
シルク(蚕) | 蚕(かいこ)の繭玉から作られるタンパク質の天然繊維 |
ウール(羊) | 主にメリノ種の羊から取れる動物繊維 |
カシミア(山羊) | カシミアヤギから取れる動物繊維 |
さらに、SDGsの目標達成に効果的なサステナブル素材(自然環境への負荷が少なく持続可能な素材)として、
- 無水染色素材
- アニマルフリー素材
- リサイクルコットン
- オーガニックコットン
- リサイクルポリエステル
- フェアトレードコットン
- 生分解性再生セルロース繊維
というものも注目を浴びています。
天然素材カーテンを詳しく知っておこう
地球にやさしい天然素材は、身近なインテリアの「カーテン」にも多く使われるようになりました!
特に人気なのがこちら。
- リネンカーテン
- コットンカーテン
実際、窓辺に取り付けるとどうなるのか。特徴を詳しく知って、あなたの好みや取り付ける場所に合うものを選びましょう!
使うほどに味わい深くなる「リネンカーテン」
リネンカーテンは、外の光を優しく取り込み涼しげで上品な光沢のある風合いを演出。麻袋のようなガサつきがなく、さらりとしたとてもソフトな肌ざわりです。
主な特徴はこちら。
メリット | ・オリジナルの風合いに変わっていく ・窓のまぶしさを優しく和らげる ・丈夫で清潔がキープできる ・快適な部屋を作る ・地球にやさしい |
---|---|
デメリット | ・伸縮性がある |
使い始めは張りのあるシャリ感が強め。毎日開け閉めをしたり洗ってお手入れをしたりすることで、どんどん柔らかくなり使い手になじんでいきます。
太陽の光を適度に通すので、朝・昼・夕方の明るさの違いで窓辺のいろいろな雰囲気が楽しめるのも魅力的。静電気が起きにくく、吸水速乾性にも優れているのでほこりや汚れが落としやすいです。
リホームの「オーダー遮光カーテン」では、ナチュラルシリーズに3種類!上質な糸でおられた繊維を、最新の超音波カット技術を用いてスタッフが1つずつ丁寧に縫製。安心の国内生産で、検品・梱包にまでしっかり目の行き届いた商品をお客さまへ直接お届けします。
また、リホームの「断熱レースカーテン」では、リネンを織り込んだデザインが2種類!UVカット率がとても高い厚手の超断熱・超UVカットタイプと、ナチュラル感の強い薄手のコットンミックスタイプがあります。
関連記事:リネンカーテンは伸び縮みであなただけの風合いに!特徴やお手入れ方法まとめ |
優しさとぬくもり感じる「コットンカーテン」
コットンカーテンは、太陽の光をふんわりとやわらかく包み込み窓辺に癒しの空間を演出。自然のあたたかさが感じられ、心が癒されたり気分が明るくなったりします。
主な特徴はこちら。
メリット | ・チクチク・ザラザラしない ・ほこりや汚れがつきにくい ・夏は涼しさ、冬は温かさをキープ ・白いので部屋がコーディネートしやすい |
---|---|
デメリット | ・伸縮性がある |
繊維の先端が丸くて繊細なので、肌に引っかかりにくく「チクチク」「ザラザラ」とした肌ざわりはほとんどありません。特に、手が荒れやすい人や小さな赤ちゃんなどデリケートな肌の人がいるご家庭におすすめです。
リネンカーテン同様、静電気が起きにくく日々のお手入れがしやすいコットン。断面は丸が数珠のように並び中心が空洞なので、優れた調湿機能で窓の結露や湿気の多さが原因のカビの発生や嫌なにおいを抑えます。
リホームの「オーダー遮光カーテン」では、コットン100%の「北欧デザインコットン」に26種類と「ナチュラル」に9種類をご用意しました。
北欧デザインコットンは、フィンランド人デザイナー「SANNA LEHTI」とJADP公認の日本人カラーセラピスト「Minowa Eriko」が手がけたオリジナルの北欧デザイン。現地で暮らしながら感じている素晴らしい都市と自然の魅力がグラフィカルなパターンと日本の部屋になじみやすいカラーリングで表現されています。
ナチュラルは、コットンの本格的な風合いが楽しめる採光生地。吸いつくような滑らかさとやわらかい質感が魅力です。
リホームの「断熱レースカーテン」では、「コットンミックスタイプ」に6種類!UVカット機能つきで、紫外線による日焼けやインテリアの劣化を防ぎます。
関連記事:コットンカーテンで癒しの空間に!伸び縮みを防いで長く愛用する方法 |
リホームの天然素材カーテンで地球を守ろう
リホームのオーダー遮光カーテンや断熱レースカーテンを使うと、SDGsへの貢献度がアップ!その理由を4つ紹介しますね。
個人が気軽にSDGsに取り組める
リホームのカーテンは、スマホやパソコンから24時間いつでも注文可能。天然素材のデザインを選ぶだけで、お家にいるときなど好きなタイミングでSDGsとしての取り組みに一歩進めます。
サイズが「オーダー」と聞くと高額なイメージが強いですが、リホームのカーテンは完全自社制作なので仲介業者などの余計なコストはゼロ!リーズナブルな価格が実現できており、
- 単身赴任だから使うのは数年だけ
- 季節ごとに色や柄の模様替えをしたい
などのときでも気軽にSDGsに取り組めます。
知らないうちに資源が節約できる
北欧をベースとしたリホームのカーテンは、取り付けスタイルがヒダ山のないフラット仕様!独自で「フィンランドスタイル」と名づけており、平らな見た目が窓まわりをすっきりとおしゃれに演出します。
よく見かけるヒダ山のあるカーテン(ジャパンスタイル)は、生地を贅沢に使って折り目をつけた高級感が魅力。ウェーブの形状記憶のために、大量の石油が使われています。
一方、フィンランドスタイルのカーテンは必要な幅だけの生地で自然なウェーブを美しく表現!生地に使う素材の少なさや石油の節約がSDGsの取り組みへとつながります。
ほかのSDGsに取り組みやすくなる
リホームのカーテンは、以下のようなSDGsの目標に貢献できます。
- 1|貧困をなくそう
- 3|すべての人に健康と福祉を
- 7|エネルギーをみんなにそしてクリーンに
- 9|産業と技術革新の基盤をつくろう
- 13|気候変動に具体的な対策を
- 15|陸の豊かさも守ろう
- 16|平和と公正をすべての人に
- 17|パートナーシップで目標を達成しよう
プロのデザイナー・カラーセラピスト・国内TOP繊維メーカーとの強力タッグや、最新の革命的なカット技術を用いた縫製。居心地の良い部屋で、疲れを癒したり家族とワイワイ会話を弾ませたり。
シリーズによっては、資源が大きく節約できたり自然のパワーが実感できたり。多くの人が関わり、1人ひとりが幸せになれる仕組みを実現しました。
個人でも、いろいろな取り組み方があるSDGs。リホームのカーテンは選んで使うだけなので、気持ちに余裕が生まれ、ほかにもいろんな取り組みが考えられるはず!
おしゃれで快適な窓辺作りが楽しめる
リホームのカーテンは、本格的なオリジナル北欧デザインや機能性の確かな品質の良さが自慢。SDGsの目標達成に貢献しつつ、おしゃれで過ごしやすい窓辺もGETできます。
素材・色柄・機能の種類が豊富なので、完成した窓辺をイメージしながら楽しく選べるのも魅力的!
リホームのモットーは「お客さまの暮らしを”もっと楽しく”」。まずはスタッフ自身が仕事を楽しんで取り組み、インテリア用品のインターネット販売を通じてお客様にも楽しくをお届けしています。
天然素材カーテンを上手に使っていこう!
SDGsが大切にしていることは、地球や人の幸せが「持続可能な」ものに取り組むこと。あなたも、天然素材のカーテンをGETしたら上手な使い方で取り組みを継続していきましょう!
3つのコツを紹介しますね。
お気に入りの1枚を長く愛用する
選ぶ素材や色柄は、あなたが1番好きなものを。お気に入りのものに囲まれた居心地の良い部屋を作り、1つの素材を長く愛用しましょう!
耐久性やお手入れのしやすさに優れたものであれば、きれいな見た目と清潔さをキープしながら長持ちさせられます。素材の消費量・生産時のコスト・資源の節約につながりますよ。
簡単なお手入れをこまめにする
SDGsの目標7にある「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」では、1人ひとりの節電で電力の消費を抑えることがターゲットの1つになっています。
カーテンも、長持ちさせるためにこまめなお手入れが必要ですが電気はなるべく使わない方法で!はたきやハンディモップなど、くり返し使えるグッズで生地表面のほこりを落とすのがおすすめです。
カーテンのお手入れで見落としがちなのは、カーテンレールのほこりや生地で隠れている床下の髪の毛やゴミ。こちらも、濡れタオルやフローリングワイパーを活用して電力の消費を抑えましょう。
資源の節約方法を身につける
天然素材カーテンは、繊維の特性や独特な形状によって自然に省エネができる優れもの。エアコンに頼らなくても快適に過ごせたり、エアコンの効果が高めたりできます。
さらに、ほかの節電方法も知っておけば資源の節約に大きく貢献!
例えばこちら。
- 電力会社のプランを見直す
- エアコンのフィルターを掃除する
- 室内の風通しをよくして湿度を下げる
- 窓や空きスペースにカーテン類を吊るす
- エアコンと扇風機・サーキュレータを併用する
日中は、天然素材のレースカーテン1枚で部屋を明るく。夏は、薄手の天然素材のカーテンで清涼感を演出。室内の明かりが漏れたり、保温性が不十分だったりするときはカーテンレールカバーなどの窓まわりアイテムを活用するのがおすすめです。
関連記事:カーテンで涼しい夏を過ごそう!2022年の暑さ予想と5つの電気代節約術 |
天然素材カーテンで気軽にチャレンジ!
地球にやさしい天然素材のリネンカーテンやコットンカーテン。今のカーテンを取り替えるだけで、あなたもSDGsの目標達成に向けて1つ取り組みが始められます!
リホームのカーテンなら、おしゃれで快適な部屋も同時にGET!キレイなまま使い続ける方法や節電方法も意識しながら、長く愛用してくださいね。
カーテンサイズの測り方や具体的な注文は、お気軽にご相談を。ホームページでは、専門スタッフがお答えする「オンライン相談室」も無料でご用意しております!
関連記事:SDGsをできることからやってみよう!身近な「カーテン」の活用方法 |