泥棒が嫌がるそなえをまずは身近なものから始めてみませんか?
一人暮らしを始めて新しい地域の治安が分からない。近所で空き巣が出て怖い。そんな不安を感じたまま毎日を過ごすのはとても大きなストレスですよね。
防犯対策といえばホームセキュリティや防犯カメラがありますが、なんだかお金がかかりそうで難しそう。ハードルが高く、なかなか一歩踏み出せていないかもしれません。
そこで、注目してほしいのが窓辺のカーテン!防犯対策になる機能や色柄を選び、使い方は少し変えるだけでOK。快適でおしゃれな部屋作りも楽しめます。
ここでは、
「大切なものを守るには?」
「どんな家が狙われやすいの?」
「自分でもできるラクな方法はないかな?」
と気になるあなたへ、最新データからみる侵入窃盗情報やカーテンの効果的な使い方をご紹介。知らない人が家に足を踏み入れて気持ち悪い!とならない防犯対策のスタートです!
目次
家の防犯対策を警視庁のデータから考えてみよう
泥棒の被害にあうと、大切なものが盗られて心には大ダメージ。警察への被害届やなくなったものの再発行など、いろいろな手続きには手間と時間がかかります。
これらを防ぐために、まずは現在の状況をチェック!どんな侵入窃盗が多いのか、どこから入ってきやすいのかを知って、どんな防犯対策が効果的なのかを考えてみましょう。
侵入窃盗は1日あたり約58件
侵入窃盗とは、泥棒が建物に入って金品を盗む犯罪のこと。警視庁のデータによると、令和2年では1日あたり約58件の発生が確認されています。
※出典元:すまいる防犯100番|警視庁(2022年4月時点)
認知件数は、平成16年から17年連続で少しずつ減ってはいるもののゼロではないのが不安材料。場所別に見てみると、一般住宅(一戸建住宅や共同住宅)が特に多くお店や金融機関よりも狙われやすいことが分かります。
空き巣が約3分の1
一般住宅の侵入窃盗は3つの手口に分かれます。
空き巣 | 留守中に侵入し、金品を盗む |
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居空き | 食事などのすきに侵入し、金品を盗む |
忍び込み | 就寝中を見計らって侵入し、金品を盗む |
警視庁のデータによると、そのうち全体の約3分の1を占めるのが「空き巣」。家の中に誰もいないときを狙って侵入し、現金・バッグ・財布・貴金属・時計類などさまざまなものを盗みます。
※出典元:すまいる防犯100番|警視庁(2022年4月時点)
ただ、居空き・忍び込みもあるため在宅中だからといって安心するのはNG!食事をしているときや寝ているときに、気づかれないように侵入してきます。
また、侵入窃盗の特徴はスムーズに侵入できるように下見をし、犯行日は5分にも満たない時間でサッと終わらせてしまうこと。家にいるときでも外への警戒心を強め、不審な音や人影がないかどうかの観察が必要だと分かりますよね。
窓からの侵入が多い
警視庁のデータによると、侵入される場所は玄関などの表出入り口や窓に多く、なかでも「窓」が全体の約半分。侵入してくる方法は「無締り」が最多です。
※出典元:すまいる防犯100番|警視庁(2022年4月時点)
このことから分かるのは、特に「窓の強化」が重要なこと!いつも鍵をかけたり開けにくい鍵に変えたりして侵入しにくいようにするのはもちろん、窓から家の中の情報を伝えないようにする対策も必要です。
狙われやすい家の特徴
泥棒に「近寄りたくない」と思わせるために、狙われやすい家の特徴を知っておきましょう!
ひっそりとしている
人の気配がなく、侵入が見つからなさそうな家。または今現在で不在なのが分かる家。例えば以下のようなものがあります。
- 留守が多い
- 留守にしている
- ガレージに車がない
- 洗濯物が干しっぱなし
- 近所の人の出入りがない
- ポストに郵便物が溜まっている
- 昼間なのにカーテンが閉めっぱなし
- 季節の飾り物がそのまま(クリスマス、正月飾りなど)
車で出かけるなど、仕方ないこともあるかもしれませんが、日頃からきちんと生活しながら不在をうまく隠せると良さそうですよね。
防犯意識が低い
防犯への意識が低く、犯罪を防ぐためのものを有効的に使えていない家。例えば以下のようなものがあります。
- 鍵の閉め忘れ
- 壊れた鍵の放置
- 防犯カメラがない
- 近所の見回りがない
- 警備ステッカーがない
- 電池切れの玄関の鍵の放置
- カーテンで性別や年齢が分かる
- カーテンの開けっぱなしで室内が丸見え
このほか、出かけていることをSNSに投稿するのもNG。出入り口をふさぐものや室内を隠すものは、きちんと役割を発揮させることが大切です。
侵入口が多い
窓や出入り口の数ではなく、人目につかない場所が多かったり侵入しても不審がられない場所がある家。例えば以下のようなものがあります。
- 周囲から見えにくい場所が多い
- 誰でも入れられる共用部がある
- 家のまわりが植木などでごちゃごちゃしている
侵入を手助けするようなものが多いのも、ターゲットにするかどうかの判断材料。窓の真下に足場があったり、カーテンの開けっぱなしで施錠部分が見えたりすると狙われやすくなります。
防犯対策はカーテンでできる!
泥棒は窓からの侵入が多く、手口は無締りが最多。ターゲットを決めるポイントも、窓からの情報で判断しやすい。このことから、防犯対策には「窓」の強化が大切だと分かりますよね。
そのため、窓まわりアイテムの1つ「カーテン」をうまく活用すれば泥棒に近寄りたくないと思わせられるはず!具体的な対策方法を4つ紹介しますね。カーテンの機能や色柄に注目です。
①ドレープカーテンの閉めっぱなしを避ける
厚手のドレープカーテンは、1日中の閉めっぱなしを避けましょう。夜間や日中にカーテンの動きがあると、人の気配がするので泥棒は嫌がります。でも、ドレープカーテンを閉めたままにしていると不自然!不在のアピールにつながります。
日中の窓は、レースカーテンだけを閉めて太陽の光を取り込むのが一般的。旅行や出張などで長期間出かけるときも、昼も夜も外から見えにくいレースカーテンのみを閉めておくのがベストです。
②窓からの見通しをよくする
窓からの見通しを良くして、家のまわりの様子をよく観察できるようにしましょう。あまり見かけない人がジロジロとこちらを見ていたら、すぐに窓やドアの施錠を確認!窓の外側にある、背の高い植物や伸びっぱなしの草を刈り取っておけばさらに見やすくなります。
ただし、窓から室内が丸見えになるのはNG。夜間はすき間ができないようにドレープカーテンを閉め、不審な物音がしたらその都度開けるのがベスト。日中は、目隠しをしつつ室内からはよく見える「ミラーレースカーテン」または夜も外から見えない「遮像レースカーテン」を閉めるのがおすすめです。
③生活パターン・属性を隠す
生活パターン・性別・年齢など、窓から分かる情報をしっかり隠しましょう。どんな人が住んでいて、どのタイミングなら侵入できるのかがはっきり分かると「確実に盗める」と思わせてしまいます。
例えば、時間を決めてドレープカーテンを開け閉めしたり、寝る時間が分からないように部屋の明かりを漏らさない「遮光カーテン」を使ったり。特に、抵抗力の弱い女性・高齢者・一人暮らしの人は泥棒にとって恰好の餌食なので要注意です。
女性の一人暮らしなら、性別や年齢が分かりにくい色柄のカーテンを。濃いピンクや花柄は避け、薄いブルーやグリーンをチョイスしましょう。あえて男っぽい色柄のカーテンを選ぶのもおすすめですよ。
④近所付き合いを良好に保つ
ご近所トラブルを防いで、お互いの家を見守り合いましょう。犯罪を警戒する目が多くなり、泥棒に「近寄りたくない」と思わせられます。
ご近所トラブルといえば、ゴミの出し方やペットの飼育マナーなどがありますが、その中でもっとも多いのが騒音!特に、音の出入りが断然多いのは「窓」。窓ガラスだけじゃなく、サッシ枠のすき間にも問題があります。
そこで、家の中で発生する音漏れを防ぐために活躍するのが布製のカーテン。金属と比べて音を吸収しやすく、窓との間に空気層が生まれるので発生した音が効率的に閉じ込められます。
ただし、カーテンの防音効果が出やすいのは「空気の振動として伝わる音(空気伝播音)」だけなのでご注意を!
例えばこちら。
- 家族間の話し声
- 子どもの遊ぶ声
- ペットの鳴き声
- トランペットの音
- 電話の呼び出し音
- 目覚まし時計の音
- 赤ちゃんの泣き声
- 楽器やカラオケの音
- テレビやゲームの音
椅子を引く音やドアの開け閉め音など、床や壁を振動させて伝わる音(固体伝播音)には効果が薄め。効果を高めるなら。音を反射・吸収する特殊な繊維や加工で作られた防音カーテン、または音・光・熱を通しにくい「完全遮光」「遮光1級」のカーテンがおすすめです。
オーダーカーテンレースセットで安心できる窓辺に!
安心と快適でおしゃれな窓辺を作るならインテリア通販「Re:HOME(リホーム)」へ!
2012年福井県にて創業。スタッフ一同で「お客さまの暮らしを”もっと楽しく”」をモットーにかかげ、機能的で使いやすく地球にもお財布にも優しいオリジナル商品をお客さまに直接お届けしています。
今回おすすめしたいカーテンは「オーダーカーテン」と「断熱レースカーテン」のセット。どちらも、国内メーカーの上質な繊維を用いてスタッフが1枚ずつ丁寧に制作。取り付けたい窓の大きさ・形状にぴったり合わせて、外からすき間なく室内が隠せます。
プライバシーを確保する「オーダーカーテン」
ドレープのオーダーカーテンは、約22,000本の極細繊維と最新超音波カット技術で織られた高品質な高密度生地。繊維同士のすき間をできるだけ減らした「完全遮光」のシリーズもあり、室内の音や光がほとんど漏れません。
外からの視線・光・紫外線も最大限に遮断するので、とても安心かつ快適!遮熱や保温効果が高く、夏に涼しい&冬に暖かい部屋で過ごせます。
カーテンは1度洗うとシワやほつれが気になるものですが、高密度でできた生地のオーダーカーテンならキレイが長持ち!家庭の洗濯機で丸洗いできる「ウォッシャブルタイプ」なので、クリーニング費用は不要。好きなタイミングで洗ってレールに干すだけで型崩れが防げます。
昼も夜も外から見えにくい「断熱レースカーテン」
オーダーカーテンとセットで買える「断熱レースカーテン」は、国内TOPクラスの繊維メーカー「ユニチカ」「TEIJIN」の糸を使って国内で縫製。リホームが素材を厳選したセレクションシリーズです。
そのうちの「エコシリーズ」は、昼も夜も外から人が認識できないほどの分厚い生地。ドレープカーテンを閉める夕方〜夜ごろに室内が暗くなっても、窓際の人の表情や物がしっかりと目隠しできます。
高品質な特殊セラミックを織り込んでおり、光がかなり採り入れられるので部屋の明るさはしっかりキープ!室内から、外の様子が観察できたり自然の景色が眺められたりもできます。
色柄や素材のデザインが豊富
リホームでは、品質を極めたものの中にさまざまな選択肢をご用意!色柄や素材などを自由に選び、あなたのオリジナルセンスを発揮できます。
オーダーカーテンのデザインは、全8シリーズ151カラー。フィンランド人デザイナー「SANNA LEHTI」が描くオリジナル北欧デザインや、日本人カラーセラピスト「Minowa Eriko」が厳選する日本人に適したカラーリングがあります。
断熱レースカーテンのデザインは、全16種類。真っ白の無地だけじゃなく、うっすらとラインの入ったものやさりげないドット柄を縦に入れたもの、天然素材を使ったナチュラルなものなどがあります。
せっかく窓辺をカーテンで飾るので、おしゃれな部屋作りも楽しんでみてはいかがでしょうか?
もちろん、防犯対策に合わせて選ぶのもGOOD!例えば、女性の一人暮らしにおすすめなのが「LUONT マカロンピンク」×「NEW エコプレーン」。女性らしすぎない色合いと、遮光・断熱・防音効果抜群の機能性が自慢です。
▼ほかにもいろいろな組み合わせを紹介しているのでぜひチェックしてくださいね。
窓の外側にも防犯対策を
自分でできる防犯対策の1つとして、窓の内側に取り付けるカーテン。ほかにも、補助錠を設置したり防犯フィルムを貼ったりなど、少しのDIYで家の安全性が高められます。
でも、忘れてはならないのが窓の外側にもしっかり対策をすること!泥棒が直接目に触れるところへ、「ここはダメだな」と嫌がるそなえをしましょう。
例えば、
- 足場を作らない
- 窓に面格子を取り付ける
- 玄関に警備ステッカーを貼る
- 足音が分かるように砂利を敷く
- 玄関や庭にセンサーライトを設置する
- 防犯カメラ・ワイヤレスカメラを設置する
など。鍵が開けにくく、侵入窃盗の証拠が残る家だと分かるようにするのがポイントです。
いろいろな窓に防犯対策を
カーテンは、色柄・機能・使い方を変えるだけで防犯に役立てられることが分かりましたね。
選ぶポイントは、自分で自分を隠しながら外の様子が観察できるもの。リホームのカーテンで、遮光・ミラーなどの目隠し効果に優れた機能性と快適でおしゃれな部屋をGETしてみてはいかがでしょうか?
家のすべての窓に防犯用のカーテンを吊るすのは、費用がかさみ手間もかかるかもしれません。そんなときは、最低でも以下の6箇所を強化!外から人目につきにくく、在宅中でもその場にはいないことが多いところです。
- 庭につながる掃き出し窓
- 玄関ドアのガラス窓
- キッチンの小窓
- トイレの小窓
- 脱衣所の窓
- 浴室の窓
「まだまだ安心できない!」と感じたら、窓を中心に家全体の防犯対策も固めていってくださいね。