外からの光をブロックし部屋の中を暗く保ってくれる遮光カーテン。朝の陽ざしを遮ってくれるのはもちろん、日中にも光を遮り室内を暗くすることができるので、強い日差しが苦手な人や、夜勤などがあり日中の睡眠環境を整えたい人にもおすすめです。
遮光カーテンは、さまざまなデザインのものが売られていますが、おしゃれなものは値段が高いと思っている人も多いはず。ですが、きちんと探せば安くておしゃれな遮光カーテンもたくさんあります。
そこでこの記事では、遮光カーテンの選び方やメリットとともに、安くておしゃれな北欧柄の遮光カーテンも紹介します。機能性が高く、お手頃価格な商品ばかりなのでぜひ最後までご覧ください。
目次
- 1 遮光カーテンとは?
- 2 遮光カーテンのメリット
- 3 安い遮光カーテンのチェックポイント
- 4 遮光率をアップさせるために
- 5 【北欧】安い&おしゃれな遮光カーテン&ロールスクリーン10選!
- 5.1 落ち着ける空間に仕上がる【1級遮光-ソポ】ビターブラウン
- 5.2 癒やしを与える【1級遮光-ソポ】フォレストグリーン
- 5.3 天井を高く見せる【1級遮光-北欧デザイン】Senni_2ベージュ
- 5.4 幾何学模様の【1級遮光-北欧デザイン】Leikki_4ブルー×グリーン
- 5.5 お部屋を広く見せる【1級遮光-北欧デザイン】Tyyne_5ブラウン
- 5.6 モノクロなお部屋にぴったりの【1級遮光-北欧デザイン】Pino_19ネイビー
- 5.7 チューリップ柄がかわいい【1級遮光-北欧デザイン】Kevat_1シルバー
- 5.8 シックな【立川機工ロールスクリーン1級遮光タイプ】1133シエロングレー
- 5.9 明るい白でシンプルモダン【立川機工ロールスクリーン1級遮光タイプ】1131シエロンホワイト
- 5.10 凛とした【立川機工ロールスクリーン 防炎遮光タイプ】1128ノーテシーブルー
- 6 安くておしゃれな遮光カーテンで快適な空間を作ろう
遮光カーテンとは?
遮光カーテンとは、冒頭でもお伝えしたとおり外からの光をブロックし、室内を暗くしてくれるカーテンです。生地に日光や紫外線を遮る加工が施されていたり、生地に黒い糸を織り込み遮光率を高めた商品があります。
遮像カーテンとは違うの?
遮光カーテンとよく混同されやすいものに遮像カーテンがありますが、この2つは全く違う役割をもつカーテンです。
遮光カーテンが外からの光をブロックするのに対し、遮像カーテンは「像を遮る」という文字通り、生地の目を細かく仕上げて外からの視線を遮るカーテン。つまり遮像カーテンは、視線はブロックできますが、光はブロックできないため、室内を暗くすることはできません。
遮像カーテンは、室内に光を取り込みつつ、外からの視線を遮りたい場合に最適なカーテンなのです。混同しないようにしましょう。
遮光カーテンのメリット
遮光カーテンには、光を遮る以外にもさまざまなメリットがあります。4つのメリットを紹介していきましょう。
お昼でも室内を暗くできる
遮光カーテンの最大のメリットは、やはり外の光を遮り、室内を暗くできること。遮光等級によっては日中でも夜と同じくらい、室内を暗くすることができます。
朝日で起きたくない人、夜勤で昼間に眠る人などは、遮光カーテンによって、時間を気にすることなく快適な睡眠環境をつくることができます。また、集中して映画鑑賞をしたい人や強い光が苦手な人にも適しています。
プライバシーが守られる
遮光カーテンは光を遮るために、生地に黒い糸が織り込まれていたり、裏地には樹脂のラミネート加工などが施されています。それにより、外から中の人影が見えにくくなります。また、夜遅くまで室内の電気をつけていても、明かりが外に漏れにくいのも遮光カーテンの特徴。プライバシーを大事にしたい人にとっても、遮光カーテンは最適といえるでしょう。
UVカットできる
紫外線は太陽光中に含まれます。遮光カーテンはこの太陽光をブロックするため、UVカット効果に優れています。
お肌や家具、フローリングなどを傷める紫外線を、遮光カーテンがブロックしてくれます。光をある程度取り入れつつ、紫外線だけブロックしたい場合は、UVカット加工が施されたレースカーテンを取り入れるのもおすすめです。
冷暖房効果がアップする
遮光カーテンは光を通さないように高密度の生地が使われているため、冷気や熱を通しにくいのも特徴です。これにより、夏は外からの日差しが入るのを防ぎ、さらに室内の冷気を保つ効果も。
また、冬は窓からの冷気を防ぎつつ、室内の暖かい空気を保つため、暖房効果がアップ!電気代や灯油代の節約にもなりますよ。
安い遮光カーテンのチェックポイント
デザインと価格だけで選ぶと「こんなはずじゃなかった!」となることも。買い替えの頻度があまり多くないカーテンだけに、購入する前には、ぜひここで紹介するポイントに注目して選んでみてくださいね。
遮光等級
遮光カーテンには1~3級の等級があり、等級数が小さいほど遮光率が上がっていきます。
遮光等級 | 遮光率 | 明るさのレベル |
1級 | 99.99%以上 | 人の顔の表情が認識できないレベル |
2級 | 99.80%以上 | 人の顔あるいは表情がわからないレベル |
3級 | 99.40%以上 | 人の表情はわかるが事務作業には暗いレベル |
また、1級遮光のカーテンは、NIF法によってさらに5段階に分けられており、タグへの表記が義務付けられています。
遮光1級(A++)…生地からほとんど光を感じないレベル
遮光1級(A+)…生地からわずかに光を感じるレベル
遮光1級(A)…生地から光を感じるが、生地の織り組織や色はわからないレベル
遮光1級(B)…生地から光を感じ、生地の織り組織や色もわかるレベル
遮光1級(C)…生地全体は薄明るく見えるが、人の表情が認識できないレベル
参照元:一般社団法人日本インテリアファブリック協会
どれを選べばいいか迷ってしまうかもしれませんが、とにかく室内を暗くしたいなら1級遮光カーテンを選ぶといいでしょう。反対に、真っ暗よりも少し光を取り入れたい人は2~3級遮光カーテンを選ぶのがおすすめ。
機能性
遮光カーテンには、遮光機能以外にも防音機能や洗えるウォッシャブル機能を兼ね備えている商品もあります。ですが、安い遮光カーテンの場合は遮光以外の機能がついていない商品もあります。事前に自分の生活スタイルには、どの機能が必要なのかを把握し、その上で、機能を備えた遮光カーテンを探しましょう。
サイズ
遮光カーテンは、既製品を選ぶと窓の大きさに合わず、上下左右から光が漏れる可能性があります。せっかく遮光カーテンで室内が暗くするつもりが、光漏れが生じてしまいます。遮光カーテンは窓のサイズを正しく測りましょう。
目安としては、カーテンの裾が床につくくらいの長さを選ぶと、隙間を埋められるので、遮光性はもちろん断熱性もアップします。
カラー
遮光率をより高めたいなら、色の濃い遮光カーテンを選ぶといいでしょう。
遮光カーテンは、色によっても遮光に影響がでます。同じ遮光率でも黒や茶色、青などのダークカラーは遮光の度合いが高まり、白やピンクなどのライトカラーは遮光の度合いが低くなるのです。そのため、同じ1級遮光カーテンでも、ダークカラーとライトカラーでは、ダークカラーの方が暗くなります。
ただし、ライトカラーの遮光カーテンでも、ポリウレタンラミネート加工を施している商品であれば遮光率は高まります。ライトカラーの遮光カーテンを選ぶときは、ポリウレタンラミネート加工がされているかをチェックしましょう。
遮光率をアップさせるために
遮光カーテンを使うことで室内を暗くできますが、ちょっとした工夫でさらに遮光率をあげることができます。ここでは遮光率をアップさせるためのポイントを紹介します。
トップカバーをつける
トップカバーは、カーテンレールの上にかぶせることで光漏れを防いでくれる商品です。
せっかく遮光カーテンを買っても、上から光が漏れると明るく感じるため、より遮光率をアップさせたいならトップカバーをつけて上からの光漏れを防ぎましょう。
レースカーテンとの併用
ダークカラーの1級遮光カーテンならかなり室内を暗くできますが、ライトカラーの1級遮光カーテンや安い2~3級遮光カーテンの場合は、少々明るく感じることもあるかもしれません。
そんなときは、遮光レースカーテンも一緒に取り付けてダブルで外からの光をブロックするのがおすすめです。遮光レースカーテンと遮光カーテンを一緒に取り付ければ、光を2段階でブロックしてくれるので室内をより暗くできるでしょう。
【北欧】安い&おしゃれな遮光カーテン&ロールスクリーン10選!
ここでは、安くて機能的&おしゃれな遮光カーテンと遮光ロールスクリーンを紹介します。どれも遮光率はもちろん、デザイン性の高い商品ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
落ち着ける空間に仕上がる【1級遮光-ソポ】ビターブラウン
淡いベージュの【1級遮光-ソボ】ビターブラウンは、大人っぽいお部屋によく似合う遮光カーテンです。シックな茶色でお部屋全体が引き締まります。ダークカラーなので遮光率の本領を発揮するでしょう。
1級遮光-ソボシリーズは、シンプルで洗練された色使いのものが多く、断熱率57%、防音率40~50%と機能性も高いです。
癒やしを与える【1級遮光-ソポ】フォレストグリーン
【1級遮光-ソポ】フォレストグリーンは、明るすぎず暗すぎないグリーンの遮光カーテンです。グリーンは癒やし効果のあるアースカラーなので、リラックスできる空間に仕上がるでしょう。
天井を高く見せる【1級遮光-北欧デザイン】Senni_2ベージュ
【1級遮光-北欧デザイン】Senni_2ベージュは、優しいベージュをベースに、白のストライプが入った爽やかな遮光カーテンです。ストライプは天井を高く見せる効果も。
【1級遮光-北欧デザイン】シリーズは、フィンランドのデザイナーが手掛けたRe:HOMEオリジナルの柄となっています。北欧柄の特徴である明るく可愛らしいデザインもさることながら、遮光性や断熱性、防音性も兼ね備えた機能性の高いカーテンです。
幾何学模様の【1級遮光-北欧デザイン】Leikki_4ブルー×グリーン
【1級遮光-北欧デザイン】Leikki_4ブルー×グリーンは、青や緑、茶色やピンクなどさまざまな色を使ってトライアングル模様が描かれている遮光カーテンです。トライアングル柄の淡い絶妙な配色がおしゃれな空間を演出。北欧テイストのお部屋にぴったりですよ。
お部屋を広く見せる【1級遮光-北欧デザイン】Tyyne_5ブラウン
ボーダー柄の【1級遮光-北欧デザイン】Tyyne_5ブラウンは、お部屋を広く見せてくれる遮光カーテンです。茶色なので遮光率が高く、どんなお部屋にもマッチするデザインなのも魅力。
モノクロなお部屋にぴったりの【1級遮光-北欧デザイン】Pino_19ネイビー
【1級遮光-北欧デザイン】Pino_19ネイビーは、白地に黒のラインが縦横に走っている遮光カーテンです。細いラインなので柄物ながらも主張せず、洗練された印象を与えてくれるでしょう。モノクロのお部屋やシンプルテイストのお部屋によく似合いますよ。
チューリップ柄がかわいい【1級遮光-北欧デザイン】Kevat_1シルバー
【1級遮光-北欧デザイン】Kevat_1シルバーは、チューリップ柄が特徴的な遮光カーテンです。チューリップ柄というと少し子どもっぽい印象を持たれることもありますが、シルバーベースに白で描かれたチューリップは、可愛らしさと大人っぽさを兼ね備えています。
花柄に挑戦したいけど勇気がでないという人にも、【1級遮光-北欧デザイン】Kevat_1シルバーはおすすめ。シックな色味と北欧らしいデザインなので、子どもっぽい印象になりすぎず、ナチュラルな可愛さを取り入れることができますよ。
シックな【立川機工ロールスクリーン1級遮光タイプ】1133シエロングレー
【立川機工ロールスクリーン1級遮光タイプ】1133シエロングレーは、どの色にも調和しやすいグレーの遮光ロールスクリーンです。グレーは鎮静作用があるとされているため、リラックスできる空間に仕上がるでしょう。
明るい白でシンプルモダン【立川機工ロールスクリーン1級遮光タイプ】1131シエロンホワイト
どんなお部屋にも合わせやすいのが【立川機工ロールスクリーン1級遮光タイプ】1131シエロンホワイトです。部屋全体を明るくしてくれる白のカーテンは、見る人に清潔感を与えてくれます。シンプルモダンや、高級感を出したい場合にもおすすめ。
凛とした【立川機工ロールスクリーン 防炎遮光タイプ】1128ノーテシーブルー
【立川機工ロールスクリーン 防炎遮光タイプ】1128ノーテシーブルーは、彩度がやや高めの青が特徴のロールスクリーンです。2級遮光に加え、防炎性も兼ね備えているので、キッチンなどの火を使う場所にもおすすめですよ。
安くておしゃれな遮光カーテンで快適な空間を作ろう
遮光カーテンのメリットや選び方などを紹介してきました。遮光率は1~3級まであり、等級数が小さくなるにつれて遮光率がアップ! 一級遮光カーテンであれば、日中でも室内を暗くすることが可能です。
柄やデザインだけで選んでしまうと、後から後悔することも。遮光カーテンを選ぶときは、色・柄以外の遮光率や機能性なども合わせてチェックしてみてください。
安い遮光カーテンの中には、遮光以外の機能がついていない商品もあります。防音機能や洗えるウォッシャブル機能など、生活スタイルに合った機能を兼ね備えている商品かどうかをチェックしてから価格を比較してみましょう。ぜひ素敵な遮光カーテンを見つけてくださいね。