窓際にあり、外からの光・視線などをさえぎるブラインド。
学校や公共施設などでなんとなく見たことはあるけど、
「なんでブラインドっていうんだろう?」
「ブラインドっていつできたんだろう?」
なんてふと疑問に思ったことはありませんか?
オーダーウッドブラインドを中心に、おしゃれで機能的なインテリア用品を販売する当ショップ「Re:HOME(リホーム)」。今回は、もっとブラインドの魅力を知ってほしい!との想いで、ブラインドの意味や歴史をお伝えしていきます。
これを読めば、あなたもブラインド博士になれるかも?
目次
『ブラインド』の意味と役割
ブラインド(英語:blind)には、以下のような意味があります。
- 盲目の。
- 何かにさえぎられて見えないこと、その範囲。
- 覆いかくすもの。見えなくさせるもの。
- 日よけ・目隠しのために窓などに設けるおおいのこと。
つまり、ブラインドとは「何かを見えないように、もしくは何かを見せないようにするもの」「太陽の光が室内へ入ってこないようにカバーするもの」という意味があります。
ブラインドの役割は、日よけや目隠しだけじゃありません!ほかにも、部屋の冷暖房効果を高めたり外からの紫外線をさえぎって日焼けを防いだり。スラット(羽根)の角度を変えて目隠しをしながら風を通したりなど、いろんなことが可能です。
ブラインドの種類
窓まわりアイテムといえば、カーテンがメジャーですが、ほかにもロールスクリーンやカーテンシェードなどいろんな種類があります。そのうち、「ブラインド」と名のつく形は2種類。それぞれの特徴をみていきましょう。
【横型】べネチアンブラインド(ベネシャンブラインド)
もっともメジャーな横型のブラインド。スラット(羽根)が床や天井と水平に組まれており、前後に回転させることで光や風の状態を調整します。ジャッと上に開ければ、窓枠の左右・下には何もない状態になりとてもスッキリ。奥行きは、スラットの幅によって差があります。
横型ブラインドは、色や素材がバリエーション豊富!部屋のイメージやあなたの好みにぴったりのものが見つけられます。スラットが横向きなのでホコリが気にたまりやすいですが、こまめに掃除をすればOK。コード式やポール式など操作方法もいろいろあります。
【縦型】バーチカルブラインド
スラットが、床や天井と垂直に組まれているブラインドです。左右に回転して、光や風の状態を調整。横から差し込む光がコントロールできるので、朝日・西日がつらい窓に向いています。
カーテンのように開閉でき、掃き出し窓など大きな窓に取り付けると、スタイリッシュでおしゃれな窓に。また、素材もカーテンのような生地タイプが多く、縦のラインがシャープですっきりとした印象を与えます。
▼種類について詳しくはこちらをご覧ください
ブラインド「種類」と「特徴」を徹底解説!あなたが気になるブラインドはどのタイプ?
Re:HOMEのオーダーウッドブラインド
Re:HOME(リホーム)で販売する窓まわり商品は、以下の7種類!
- ウッドブラインド
- アルミブラインド
- カーテン
- レースカーテン
- ロールスクリーン
- ローマンシェード
- プリーツスクリーン
このうち、楽天市場でも年間ランキングや週間ランキングNo.1を受賞するなど、もっとも人気のある商品が「ウッドブラインド」です。
反りにくい天然木で長く使える
リホームのウッドブラインドは、響きや音色が重要な楽器でもよく使われる天然木を使用。高級家具と同じレベルのUVコートを施し、適度なツヤ感と優れた耐久性が魅力です。
スラット(羽)の厚みは通常よりも分厚い2.2mm。湿気による反り・曲がりが起きにくいので、スラットを閉じたときの光漏れの心配がありません。
低価格なのに高級感!
注文サイズは、2パターンから選べます。
- 既製サイズ
- オーダーサイズ
ウッドブラインドは量産しやすいアルミ製と比べて価格が高いといわれています。たしかに、ずっしりとした見た目は高級感がありますよね。サイズ指定のオーダー注文は、特に高価なイメージです。
リホームのウッドブラインドは、1台2,037円〜(税抜)。デザインや色の組み合わせも十分に楽しみながら、あなたの好みのウッドブラインドに仕上げられます。送料無料の安さも魅力的!
カラバリ豊富な12種類、テープは全26色
リホームのウッドブラインドは、デザインや操作方法などいろんなタイプをご用意!
- カラー:12種類
- スラット幅:35or50(mm)
- 取り付けタイプ:天井付けor正面付け
- バランスタイプ:I型orC型(正面付けのみ)
- 操作方法:コードorループ
- コードキャップ追加
- ラダーテープに変更:26色
部屋・インテリアの雰囲気や窓近くにあるエアコンや家具の置き方に合わせて、ぴったりのものが選べます。
実際に使う人が女性や小さなお子さまなら、あまり力のいらないループタイプがおすすめ。珍しいウッドブラインドがいいなー!という人は、ラダーテープ仕様にして色をカスタムするとGOODです^^
▼詳しい注文方法&ポイントはこちら
【ウッドブラインド】注文方法・選ぶポイントを紹介します!
通常より約50%軽い!桐タイプも登場
より楽に操作でき、機能性もアップした「桐タイプ」が登場しました。
通常の天然木は特有の「重さ」が難点。特に、掃き出し窓用などサイズが大きくなるにつれてブラインドの上げ下げが大変です。
そこで、通常素材の約50%軽くなった桐タイプをご用意。軽いだけじゃなく、
- 水に強い
- 保温効果
- 防湿効果
- 腐食に強い
- 抗菌効果
と、優れた機能性を発揮します。とにかく軽いので、ウッドブラインドの取り付けや高さ調整もよりラクになりました。
※プレミアムシリーズは対象外
※オプション価格:+10,000円
▼ウッドブラインドを詳しくみる
ウッドブラインドはベネチア育ち
べネチアンブラインド(ベネシャンブラインド)とも呼ばれている横型ブラインド。現在のように広く使われるようになったのは、木材が豊富な「イタリア ベネチア」のライフスタイルを快適にするために窓を木でカバーしたのが発端です。
ベネチアの建物は軽量重視
水の都「イタリア ベネチア」。海岸沿いのラグーンといわれる湿地に杭を打ち込んで、都市を形成してきました。杭の本数はなんと1,000万本ともいわれており、現在も地中で都市を支えています。
昔の建築家たちは、地盤の弱い湿地を建築費の半分を費やしておぎなったといわれています。また、弱い地盤に耐えられるように、建築物の軽さを重視して細い柱&大きな窓で建物を設計しました。
大きな窓は視線が気になる・・・
ベネチアは、土地が狭く建築物が隣接しています。そんな状況で大きな窓を取り付けるとどうなるか?隣の家や道路、目の前を行き交う船から建物の中が見えやすくなってしまうんです。
「何か目隠しをしないと」
と悩み、考え出したのが木材を窓に取り付けること。木材が豊富なベネチアならではの解決策で、それが現在のウッドブラインドに発展していったといわれています。
外の光を取り入れながら視線もカットできるウッドブラインド。まず思い浮かぶのはアルミ製だと思います。でも、もともとは木製の素材を使ったベネチアで発展したもの。ブラインドの歴史の始まりは、ウッドブラインドだったということですね。
天然木の良さは今でも注目の的
近年、自然のぬくもりが感じられるナチュラルインテリアが話題となっており、その影響で天然木の良さが再び注目を集めています。
木は、天然の遮光断熱素材。湿気を吸ったり吐いたりして湿度を調整してくれますし、形状や色はあたたかみがあってストレスから人を癒やしてくれます。
古来ヨーロッパで生まれベネチアで発展し、アメリカをはじめ世界中で愛されているウッドブラインド。日本でも、木造建築などで昔から木を愛する文化がありますよね。
世界の東西を問わず、木を家の中に取り込むことは人間が本能的に求めてしまうことなのかも?日本のブラインドは、今でもデザイン・機能性ともに進化中です。
ウッドブラインドの魅力を実際に感じてほしい
「覆いかくすもの」という意味のブラインド。一般的に使われる今のタイプは、もともと木製であるウッドブラインドが始まりだということがわかりました。水の都「ベネチア」と島国「日本」。木を愛するということでつながっていると思うと不思議でおもしろいですね。そんなところがウッドブラインドの魅力でもあると感じています。
オーダーウッドブラインドや、他のインテリア用品を種類豊富に選べるリホーム。より満足度の高いものを提供できるよう、商品やサービスの充実に力を入れていますので、ぜひご興味を持っていただけたらと思います^^