年代を経た木材やアイアンなど、ユーズド感のある家具やアイテムを生かしたヴィンテージインテリア。流行に左右されないノスタルジックな味わいや、気取らないこなれた雰囲気が人気のインテリアスタイルです。
そんな部屋に似合うカーテンは、北欧ヴィンテージやアメリカンヴィンテージなどのインテリアスタイルによってさまざま!相性の良いものを選べば、全体のテイストがきちんとまとまりセンスの良い窓辺に仕上がります。
そこで、
「ヴィンテージってどんな風に作ればいい?」
「どんなカーテンがあるの?」
とお悩み中のあなたへ、ヴィンテージインテリアの部屋に合うカーテンの選び方をスタイル別にご紹介。インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」のオーダーカーテンから、おすすめしたいデザインもあわせてお届けします。
ヴィンテージの魅力をもっと知って、あなたにぴったりのカーテンをGETしましょう!
目次
ヴィンテージのカーテンは価値あるレトロ感が魅力
ヴィンテージインテリアとは?
「ヴィンテージ(vintage)」は、元々ワインの世界で使われていた言葉。意味は「古くて価値がある」「年代もの」などがあり、ファッションやジュエリーなどさまざまな分野で幅広く使われるようになりました。
インテリアでは、
- 年代物の家具やファブリック
- 年代を感じさせるようなエイジング加工が施された小物
などを用いてコーディネートすることを「ヴィンテージインテリア」「ヴィンテージスタイル」と呼びます。
ヴィンテージと似た使い方をする言葉に「アンティーク」があります。アンティークとは一般的に「製造されてから100年以上経過している」というものを指します。
一方、ヴィンテージは作られてから数十年以内のもののこと。重たすぎず、ほどよいい年代物の味わいを楽しめるのが特徴です。
ヴィンテージスタイルと一口に言ってもその範囲は広く、アメリカンヴィンテージや北欧ヴィンテージなど、インテリアのテイストによってさまざまなものが存在します。
そのため、ヴィンテージインテリアをおしゃれに仕上げるには、どんなスタイルのヴィンテージインテリアを目指すのか目標を決めておくのがポイント!理想のスタイルを決めておくことで、そろえる家具や小物の統一感がとれ、おしゃれな印象にまとまります。
味わい深いカーテンで理想の部屋が完成!
限られた空間の中で大きなスペースを占めるカーテン。デザインや風合いが視界に入りやすく、部屋全体の印象を大きく左右します。
ヴィンテージカーテンをうまく取り入れれば、その味わい深さが部屋いっぱいに!味わいのあるヴィンテージ家具や、小物などの魅力も引き立ち、こなれたおしゃれな部屋が完成します。
ヴィテージカーテンのポイントは「色」と「素材」
見た目を重視してカーテンを選ぶときは、色と素材に注目しましょう!
例えば、重厚感のあるヴィンテージ家具がそろっているのに、軽やかすぎる色のリネンカーテン。ハードな雰囲気のメンズライクな部屋なのに、優しい色の真っ白なカーテン。
ちぐはぐなものを合わせると、なんだかしっくりきません。せっかくのヴィンテージカーテンの魅力も大なしです。
色と素材に統一感をもたせてあげれば、まとまりのあるおしゃれな雰囲気に!特に、以下のような構成にすると作りやすいです。
- 色数を絞る
- 色調をそろえる
- 1〜3色以内に抑える
- メインカラーに近い色を使う
では、ヴィンテージカーテンに向いている色と素材を紹介しますね。
落ち着いた濃い色かナチュラルカラー
色は、ヴィンテージスタイルの「全般的に落ち着いている」をキーワードに。
- 柔らかいベージュやオフホワイト
- ダークブラウンやネイビーなどの落ち着いた濃い色
- 淡いグレーなどインテリアを際立たせるナチュラルカラー
このいずれかにすると調和が取れやすいです。
スタイルに合った質感
素材は、インテリアのスタイルに合わせて。
例えば、
- アイアンなどメンズライクなアイテムが多い部屋 → ざっくりとした質感のデニム素材
- フレンチヴィンテージなど柔らかいテイストの部屋 → リネンなどの天然素材
などが似合います。
▼ほかにもたくさんのスタイルがあるので、各特徴はこちらを参考にしてください。
関連記事:おしゃれな部屋に「カーテン」が大活躍!基本の作り方とテイスト別おすすめコーディネート方法 |
【スタイル別】ヴィンテージインテリアと相性の良いカーテンの選び方
ヴィンテージのさまざまなスタイルをご紹介していきます!
おすすめのカーテンも合わせてご覧ください。
ブルックリン風ヴィンテージ
アメリカ・ニューヨークにあるブルックリンは、元々工場や倉庫が多く建ち並ぶ工業地帯でした。やがて、空き倉庫や工場をリノベーションしたアパート・レストラン・ショップが増え、ブルックリンはカルチャーの発信地に様変わり。
その中で、工場や倉庫を使ったことによる工業的で無骨な雰囲気のインテリアがブルックリンスタイルとして定着しました。
ブルックリン風のヴィンテージインテリアのポイントは、
- 古材
- レザー
- レンガ
- アイアン
など、エイジング感の強い素材を取り入れること。色は、黒や茶色などのダークトーンが基調です。
カーテンも、ダークトーンの無地がおすすめ!真っ黒だと重苦しくなりすぎるので、「ダークグレー・ネイビー・ブラウン」がよいでしょう。織り柄などの入っていないシンプルな質感が合わせやすいですが、ざっくりとした風合いのデニム素材もおすすめです。
デニムライクの風合いを楽しむ「レポ ダークブルー」
陽に透けたときの風合いがあたたかく、自然光を部屋に取り入れたい人におすすめ。
デニムの風合いでしっかり遮光したいなら「Mukava ブルー」
しっかり遮光したいならこちらの1級遮光カーテン。デニムライクの風合いを感じさせながらも、より大人らしい上品な質感です。
西海岸風ヴィンテージ
ブルックリン風ヴィンテージと同様に、アメリカンヴィンテージスタイルの1つである西海岸風ヴィンテージ。西海岸のリゾートを感じさせる明るく開放的な雰囲気が特徴です。
海をイメージさせるブルー明るいホワイトをテーマカラーとし、ナチュラルなウッドアイテムや植物を生かして癒やしの空間を演出します。
カーテンは明るいホワイトの無地がおすすめ!お部屋を広く感じさせ、たっぷりと入ってくる陽の光が開放的な印象を作ります。
素材は、重厚感のあるものよりリネンやコットンなど透け感や風合いのある天然素材がよいでしょう。よりメンズライクな雰囲気にまとめたいなら、ネイビーなど青色を活用してみてください。
天然素材100%の「ナチュラル オーネルリネン スノーホワイト」
肌ざわりが心地よく、使うほどに味が出るリネン素材の特徴を生かしました。光に透けたときの風合いが部屋に明るく優しい雰囲気を与えてくれます。
インダストリアルヴィンテージ
「インダストリアル(工業の)」という言葉のとおり、コンクリートや金属などの素材を生かしたインダストリアルインテリア。無機質な素材感や「むき出し」の雰囲気を楽しむスタイルです。
ヴィンテージ感をプラスするには、使い込まれたユーズドアイテムやさび加工を施したエイジング感をのあるアイテムを多く取り入れるのがよいでしょう。
ブルックリンヴィンテージと似ていますが、こちらはアメリカンスタイルに限定することなく、日本やヨーロッパなどのインダストリアル系のアイテムも自由に取り入れています。
カーテンの色は、金属などの素材感を生かした粗っぽく無骨なスタイルを際立たせるグレーの無地が相性抜群!素材は、光沢感を抑えたマットなものが調和が取りやすいです。
デニムの風合いを生かした「レポ ライトグレー」
ざっくりとしたデニムの風合いがインダストリアルインテリアによく合います。控えめで落ち着いた明るいグレーのため、部屋の印象も重くなりません。
北欧ヴィンテージ
ヴィンテージインテリアのなかで、アメリカンヴィンテージと並んでファンの多い北欧ヴィンテージ。ミッドセンチュリー期(1940〜1960年代ごろ)の北欧デザインの家具や小物を中心に用いてコーディネートを楽しみます。
特に、デザイナーズチェアなど名作と呼ばれるヴィンテージの北欧家具を取り入れるのが人気!ヴィンテージの北欧家具には落ち着いたダークカラーの木材が使われていることが多いため、カーテンには落ち着いたベージュやグレーなど重すぎないダークカラーを使うとよいでしょう。
北欧家具では、ソファや椅子の背もたれなどのファブリックや小物に色味が使われていることも多いです。その色をカーテンに生かす場合は、トーンをおさえた柔らかい色調のものを選ぶと落ち着いた全体の印象を損ないません。北欧デザインならではの柄物を楽しむのもよいでしょう。
完全遮光が嬉しい「完全遮光 シャンパンベージュ」
リホーム独自の特殊フィルム加工により、ベージュや白など淡い色のカーテンでも光を一切通さない完全遮光を実現したカーテンです。特に、朝日や西日がよく当たる窓や、真っ暗にしたい寝室におすすめ。
英国ヴィンテージ
英国ヴィンテージ家具を取り入れた英国ヴィンテージインテリアは、優雅でクラシックな雰囲気が魅力。デコラティブすぎない優美なフォルムの家具を使いつつ、ファブリックの質感や柄でリッチな雰囲気を演出するとよいでしょう。
カーテンの色は、落ち着いたブラウン系のほか、ボルドーやモスグリーン、ネイビーなど深みのあるシックなものが雰囲気作りにぴったり。
素材は、こだわるとほどよい高級感を演出。ほんのりと光沢感があったり、織り目の密度が高かったり、重厚感を少し感じさせるようなものがおすすめです。
深みのあるブラウンの「ルオント ヴィンテージブラウン」
こっくりとした色合いのダークブラウンがシックな英国ヴィンテージインテリアによく調和します。
フレンチヴィンテージ
フレンチヴィンテージには、白を基調としたフレンチシャビースタイル、ナチュラルな木目を生かしたフレンチカントリースタイル、落ち着いたダークトーンの木目を取り合わせたクラシックスタイルなどがあります。
白で統一したフレンチシャビースタイルは、フェミニンでエレガント。ナチュラルな木の質感を生かしたフレンチカントリースタイルは、ほどよくくだけたカジュアル感。
白い家具を取り入れるのが共通点で、白のバランスが多いほどフレンチシャビースタイルに近づき、優雅な雰囲気になります。
カーテンもまた、白を生かすのが大切!織り柄のある生地やレースカーテンもよく合います。落ち着いた雰囲気に寄せるなら、淡いグレーもよいでしょう。
関連記事:白いカーテンでおしゃれな部屋を作りたい!デメリットの解決方法と魅力アップのコツ |
ナチュラルヴィンテージ
素朴であたたかみのある雰囲気が魅力のナチュラルヴィンテージ。淡い色の木材やパステルカラーをベースに、カゴや植物など自然を感じさせるアイテムを使って優しい印象の部屋を作ります。
カーテンの色は、白や淡いベージュのほか、インテリアに使われているパステルカラーもよいでしょう。素材は、コットンなどあたたみを感じさせるものがおすすめです。コーディネートしやすい無地や、遊び心のあるかわいらしい柄物カーテンもGOODです。
おしゃれな雰囲気を作る「北欧デザインコットン|Syksy_2 ベージュ」
優しいカラーの北欧デザインの柄が、お部屋に柔らかくおしゃれな印象を作ります。ナチュラルカラーの家具とも合わせやすいシリーズです。
昭和レトロ
昭和30年代ごろのインテリアをイメージした昭和レトロ。「懐古趣味」を意味する「レトロ」の言葉どおり、古き良き日本を思い起こさせるような和洋折衷のインテリアが特徴です。
木や真鍮などを使ったヴィンテージの和家具に、ちょっとポップな色使いのランプシェードなどでアクセントをきかせています。
北欧の柄物ファブリックなど、ポップなデザインが意外と調和するのが昭和レトロ。インテリアに使われている色とカーテンの色をそろえることで、柄物も取り入れやすくなります。
お部屋のアクセントになる「北欧デザイン|Keto_3 ライトターコイズ」
ペールトーンのターコイズカラーがほどよく「洋」の雰囲気を作り、和テイストのお部屋でおしゃれなアクセントになってくれるカーテンです。
チェック柄が合わせやすい「北欧デザイン|Toivoa ベージュ」
白地に淡いベージュで描かれたチェック模様が、部屋にほどよいかわいらしさを演出してくれます。落ち着いた色調のため、子どもっぽくなりすぎずにインテリアがまとまります。
ヴィンテージインテリアに合うカーテンがたくさん!
いかがでしたでしょうか?インテリアのスタイルによって、カーテンに使いやすい色や素材に違いがあることがお伝えできたかと思います。
リホームでは、ここまで紹介してきたほかにもヴィンテージスタイルにぴったりのカーテンがまだまだたくさん!簡単に紹介しますね。
100柄113カラーから選べる「オーダー遮光カーテン」
カラーバリエーションの豊富さはもちろんのこと、リネンやコットン、デニム風など、素材感のバリエーションにもこだわっています。チャレンジしやすい北欧デザインの柄物も豊富に取りそろえました。
お好みの雰囲気ぴったりのカーテンになるよう、サイズは1cm単位でオーダーOK!遮光や防炎などの機能性を追求しつつ、デザインにもこだわったおしゃれで安心のカーテンです。
高機能の「断熱レースカーテン」がセットで選べる
さらに、日中に重宝する断熱レースカーテンがセットで選べるのも嬉しいポイント。色柄・素材・機能のバリエーションが豊富にそろっているので、インテリアやライフスタイルにぴったりのレースカーテンが選べます。
関連記事:カーテンをオーダーメイドで!選ぶことから楽しむ高品質・安い・おしゃれなオリジナル北欧カーテンはリホームへ |
カーテンにこだわるとインテリアの印象が変わる
ヴィンテージインテリアにはさまざまなスタイルがあるため、目指すテイストを明確にすることがお部屋の統一感づくりにつながります。
面積が大きいカーテンは、インテリアの印象を左右する重要な要素。スタイルに合わせて色柄や素材を選ぶことで、統一感のあるおしゃれなお部屋を演出できます。
リホームの「オーダー遮光カーテン」「断熱レースカーテン」を使って、ぜひお好みのヴィンテージスタイルをお楽しみください!