あこがれのウッドブラインド。「高級で手が届かない」なんて声をよく耳にします。たしかに、木製ブラインド(ウッドブラインド)は天然木で反りのないハイクオリティな木材。アルミやプラスチックよりも価格が高くなりやすい素材を使っています。
ところが、ウッドブラインドは販売メーカーによって価格がさまざま。実店舗に加えて手軽に買えるネット通販も増え、さらに価格の幅が広がってきました。
では、
「ウッドブラインドを価格で選びたい」
「ウッドブラインドはどこが安い?」
「ウッドブラインドを安くするポイントは?」
と気になるあなたへ。代表して3つのメーカーを比較しながら、価格のからくりを紹介していきましょう!
目次
3社のウッドブラインド価格を比較してみました
今回、比較したのは以下の3つ。
- タチカワブラインド
- Re:HOME(リホーム)
- ニトリ
今回比較の基準にしたサイズは「スラット幅35mm・幅65㎝×高さ190㎝」。ウッドブラインドの中で1番良くあるオーダーサイズです。
商品名 | ラダー仕様 | 価格(税抜) | |
タチカワブラインド | フォレティア | コード | 46,500円 |
テープ | 55,300円 | ||
Re:HOME | オーダーウッドブラインド | コード | 10,289円 |
テープ | 11,789円 | ||
ニトリ | オーダー木製ブラインド | コード | 14,455円 |
テープ | 18,273円 |
※価格は2018年12月時点
比べてみると、Re:HOMEのオーダーウッドブラインド(ラダーコードタイプ)がもっとも安い結果になりました。
ウッドブラインドメーカー紹介
今回比較したお店を紹介!それぞれの特徴が価格にも影響していると感じています。
高いシェアと高品質「タチカワブラインド」
国内有数のブラインドメーカー。各地の資材卸売代理店を経由して、工務店・内装店などの内装資材販売会社がタチカワブラインド製の商品を取り扱っています。カタログを通じて、新築やリフォーム物件に。または、飲食店・ビルなどへ見積もりをして販売しています。
激安オーダーウッドブラインドがネットで買える「Re:HOME」
Re:HOME(リホーム)は、楽天・Amazon・Yahoo!などの通販サイトや自社サイトなど、インターネットショップから窓まわり商品が購入できるお店です。
北欧デザインを軸に豊富なバリエーションとオプションを取りそろえ、リーズナブル&日本の風土に合わせたデザインの商品を販売。リホームだけのオリジナルデザインもあります。
ウッドブラインドは、リホームの中でも高い人気を誇る売れ筋商品!楽天市場では、2017年の年間ランキング(インテリア・収納・家具部門)を受賞しています。また、2013年4月〜2018年10月16日時点で、累計60,000台を突破。もちろん、ウッドブラインドラインキングはNo.1!
オーダーウッドブラインド
リホームのウッドブラインドは、取付簡単&カラバリ豊富。取付に必要な工具はドライバー1本でOKです。既製サイズはもちろん、1㎝単位で指定できるオーダーサイズが魅力。コードのキャップやカラーにも種類があり、あなたの本当に欲しいウッドブラインドが手に入りやすい商品です。
お店・ネットでウッドブラインドをオーダー「ニトリ」
実店舗とネットショップの両方で展開している「お値段以上ニトリ♪」でおなじみ。郊外型の大型インテリアショップ「ニトリ」もウッドブラインドを取り扱っています。
店頭にある商品は主に既製品。あらかじめサイズが決まっているものが数種類あります。店内のカウンターへ行くとオーダー用のカタログがずらっと並んでおり、そこからオーダーのウッドブラインドが注文可能。どれも1㎝単位でサイズが指定できますが、カラーが3種類と少し寂しい感じがします。
ウッドブラインドを選ぶコツ〜価格編〜
3メーカーのウッドブラインド価格を比較&メーカーの特徴から、ウッドブラインドを選ぶときに考えたい価格についてお話ししていきましょう。
卸売代理店・販売会社を通すと高くなる
代理店や販売会社を通して自社の商品を消費者に卸しているタチカワブラインド。通常、工務店や内装店は採寸や施工サービスをおこなうことが前提で販売をしています。カタログを見せて提案してくれる営業の人や施工業者。いろんなサービスでフルサポートしてくれるので、当然ながらウッドブラインドの値段も高くなるんです。
ただし、内装資材販売会社は全国に数千以上。なかには、施工不要な消費者向けにインターネット上で販売しているところもあります。
ネットショップが100%安いというわけではない
インターネットの商品価格が安いかというと、あながちそうとは言い切れません。というのも、メーカーの希望小売価格を大幅に下げるのはメーカーが推奨しないため。仮に、少し安い価格で見積りが出たとしても、地元の内装屋さんならその価格で施工までしてもらえる可能性もあります。
ネットである程度価格を調べたら、地元の業者さんにも相談してみると良いでしょう!ウッドブラインドを施工してもらった後、ちょっとした相談にものってもらえます。また、採寸・施工はプロにお任せなので安心。その充実したサービスを抜きでネットショップから購入するのは、ちょっともったいないと感じるかもしれませんね。
実物を見ずに買うと余計にお金がかかるかも
ネットショップは購入前に実物がさわれないのが難点。パソコン・スマホなど画面からはカラーの見え方が少し違いますし、触りごこちや実際のサイズも不透明。いざ、取り付けようとしてもサイズが合わないというケースも考えられます。
そこで、リホームではウッドブラインドのスラットサンプルセットをご用意!実際の質感や色味が確認できます。また、サイズの再カット保証(税込2,000円)もついているので安心。最悪、ウッドブラインドをもう1台購入しなおすという可能性が防げますよ。
ブラインドの採寸・取付費用も要チェック
各ウッドブラインドは、簡単に取り付けられると記載されています。でも、ちゃんと取り付けられるか自信のない人や取り付ける時間がない人は、商品価格に加えて採寸・取付費用も予算に入れておくようにしましょう。
取付業者や工務店での取付は、数万円からが相場だとか。取付箇所・数・取付状況によってちがいがあるようです。
満足できるウッドブラインドを。
メーカー・ネットショップ・大型インテリアショップの3つで価格を比べてみましたがいかがでしたでしょうか。ウッドブラインドとひとくちに言っても、価格は構造・スラット幅・カラーなどいろんな部分を吟味していく必要があります。特に、オーダー商品はさらに細かく選ぶ必要があるので少し手間かもしれませんね。
でも、あなたの満足できるウッドブラインドをGETするために!デザインはもちろんですが、価格のからくりについても知っておくことをオススメします。