防音効果のあるロールスクリーンのメリット・デメリットと効果を高める方法

Roll screen soundproofing

すっきりした見た目が特徴のロールスクリーンは、お部屋をシンプルにコーディネートしたい方や収納スペースの目隠しとして使いたい方などから大人気!

ロールスクリーンをインテリアとして検討されている方の中には、防音効果を期待している方もいるのではないでしょうか。

ここでは、

本当に防音できるの?

どんなものがあるの?

と気になるあなたへ、インテリア通販の「Re:HOME(リホーム)」が、防音効果についてのメリット・デメリット、ロールスクリーンに利用できる防音効果の高め方などについてご紹介。

弊社がおすすめする防音効果のあるロールスクリーンもお届けします。ロールスクリーンを自分の家に取り付ける予定の方はぜひ参考にしてみてください。

目次

ロールスクリーンとは?

Daylighting roll screenロールスクリーンとは、生地を巻き取って上下に昇降させて開け閉めをする窓アイテム。スクリーンと呼ばれる生地を巻き取ることでロール状になるため、ロールスクリーンという名前がつけられています。

スクリーンを上げ下げするときは、自分の好みの高さで止められるので外からの目隠しをしながら効率よく太陽の日差しを取り入れることも可能!

シングルタイプ 1枚の生地を上げ下げする
ダブルロールスクリーン 厚手の生地とレースやシースルーの薄手の生地が組み合わさっている
調光ロールスクリーン 光の入り方が閉めたまま細かく調整できる

このように何種類かバリエーションがあり、用途に合わせてさまざまな種類から効果に適したものが選べます。

ロールスクリーンには防音効果がある?

ロールスクリーンは、日常生活の会話が漏れ出ないようにするのが目的であればまったく問題はありません。

でも、高い防音効果を期待するのであれば不十分。なぜなら、ロールスクリーンを取り付けると窓とスクリーンの間にすき間ができ音漏れが発生してしまうからです。

防音効果のあるロールスクリーンのメリット

ロールスクリーンのなかには、防音性の高い生地でできたものがあります。

実際にそのタイプを使用すると、以下のようなメリットが得られます。

  • テレワークスペースとして使える
  • 音を気にせずに映画や演奏を楽しめる
  • 静かな寝室で就寝できる

それぞれを詳しく見ていきましょう。

テレワークスペースとして使える

Telework最近、自宅で仕事をする人が増えてきました。そのときに、家族の話し声などで気が散ってしまう方もいるでしょう。また、テレビ会議での話し合いが漏れ出ていないかという心配もありますよね。

テレワークスペースをロールスクリーンで目隠しすれば、家族の話し声など余計な情報をシャットアウトすることが可能!家族の様子も目に入らないので、仕事に集中しやすくなります。

ロールスクリーンで自分だけの空間を作ることで、落ち着いて仕事ができるのも嬉しいポイントですね。

音を気にせずに映画や演奏を楽しめる

home theaterロールスクリーンだけでは防音性を高めるのが難しい場合もありますが、少しの工夫で音漏れを気にせずに趣味の映画鑑賞や楽器演奏が楽しめます

でも、映画を大音量で鑑賞したり楽器を演奏する場合、音の振動は窓だけじゃなく壁や床からも伝わっているので要注意。より高い防音効果を期待するなら、ロールスクリーンのほかにも防音パネルや防音カーペットを合わせて使うとよいでしょう。

静かな寝室で就寝できる

Bedroomゆっくり寝たいのに、外の音が気になって眠れないという方にも防音効果のあるロールスクリーンがおすすめです。

こちらも、ロールスクリーンだけでは防音性が不十分なおそれがあるので防音効果を高めるためにほかの防音アイテムとの併用がよいでしょう。防音効果の高め方と使用するアイテムについては後ほどご紹介します。

防音効果のあるロールスクリーンのデメリット

Disadvantages of roll screen続いて、防音効果のあるロールスクリーンを使用する場合のデメリットについて紹介します。

  • すき間が空いているため音漏れが発生する
  • 防音性の高い他のアイテムと併用しないと防音効果が不十分
  • 薄手のロールスクリーンは防音効果が低い可能性がある

それぞれひとつずつ見ていきましょう。

すき間が空いているため音漏れが発生する

ロールスクリーンは、窓枠内に取り付けると窓とスクリーンの間にすき間ができてしまいます。そのため、その空いているところから音漏れが発生してしまうのです。

また、音だけでなく光も漏れてしまうためロールスクリーンを使用して室内を真っ暗にしたい場合には光漏れの対策も必要。

光漏れを解消するもっとも簡単な方法は、窓枠を覆うように大きめサイズのロールスクリーンを正面付けすることです。すき間がなくなって光漏れが解消でき、プライバシーの保護にもつながります。

防音性の高い他のアイテムと併用しないと防音効果が不十分

防音性を高めるためにロールスクリーンを使用するなら、ほかの防音アイテムとの併用が効果的です。

また、ロールスクリーンは巻き上げると部屋の中が丸見えになってしまうのでプライバシーの保護のためにも目隠しできるアイテムとの併用が重要です。

防音性の高いアイテムは、防音カーテン・ハニカムスクリーン・シャッター・雨戸などがあります。

薄手のロールスクリーンは防音効果が低い可能性がある

ロールスクリーンだけでなくレースカーテンのように生地が薄手だと防音効果が低い可能性があります。

防音効果を期待してロールスクリーンを使用したいなら、薄手のロールスクリーンではなく生地が厚めのものを選ぶようにしましょう。

ロールスクリーンの防音効果を高める方法

ロールスクリーンだけでは防音効果が十分期待できないおそれがあります。でも、少しの工夫で少しの防音効果が期待できるでしょう。

ロールスクリーンの防音効果を高める方法について、以下の3つを紹介しますね。

  • できるだけすき間が少ない商品を選ぶ
  • 厚手の生地のものを選ぶ
  • 防音性の高いカーテンと一緒に使う

それぞれ詳しく見ていきましょう。

できるだけすき間が少ないアイテムを選ぶ

There are few gapsロールスクリーンを窓枠内に取り付けると、スクリーンを巻き取るメカの分だけすき間が生じてしまいます。防音効果を望むなら、できるだけすき間の少ない正面付けのロールスクリーンを選ぶようにしましょう。

窓枠内に取り付けるタイプや、天井付けタイプだとすき間が3cm以上も空いてしまうため、音漏れのおそれがあります。

正面付けタイプのロールスクリーンで、より防音性が欲しいのであれば生地のサイズを窓枠よりも大きめの幅と丈のものを選ぶと良いでしょう。

厚手の生地のものを選ぶ

thick fabricデメリットでもお伝えしたように、薄手のロールスクリーンでは防音性が低いおそれがあります。

少しでも防音効果を上げたいなら、できるだけ厚手の生地のロールスクリーンがベスト。厚手の生地が使われているロールスクリーンは、遮光タイプ・遮熱タイプ・撥水加工したものがおすすめです。

特に、遮熱タイプは室内で使っている冷暖房の空気を外へ逃さない効果があるので節電効果も期待できます。

防音性の高いカーテンと一緒に使う

curtain防音性を少しでも高めたいなら、ロールスクリーンに加えて防音性の高いカーテンを一緒に使うと効果的!

また、シングルタイプのロールスクリーンは、巻き上げると窓から室内が丸見えになってしまうのでプライバシー保護のためにもカーテンと併用するのがおすすめです。

関連記事:ロールスクリーンの選び方は?失敗しないポイントやサイズの測り方を解説

ロールスクリーンの防音効果の高め方を場面別に紹介

sceneロールスクリーンの防音効果を高めるためにできる方法を紹介します。場面ごとでさまざまな工夫を施すことで、ロールスクリーンの防音効果が高まりますよ。

  • 部屋やリビング階段の間仕切りにはつっぱり式のスリムタイプ
  • ホームシアターには遮光性の高いカーテンと併用
  • 子どものいる家庭は防音カーテンとの併用
  • 寝室にはハニカムスクリーンと併用

こちらの4つの方法をそれぞれ説明していきます。

部屋やリビング階段の間仕切りにはつっぱり式のスリムタイプ

ロールスクリーンは、窓だけじゃなく部屋同士の間仕切りにも使えるアイテムです。リビングから直接2階へ上がれる階段を隠したい場合にも使えます。

リビングからの音が2階へ漏れ出ないようにするなら、穴あけいらずのつっぱり式でロールスクリーンを使うと良いでしょう。

特に、すき間が少ないスリムタイプであれば音漏れが軽減できます。もっと遮音性や防音性を上げたいなら、生地の厚い遮光タイプにすると効果的です。

でも、つっぱり式はその構造上取り付けられる幅が限られているので要注意。広い幅を区切る場合は、天井付けロールスクリーンがおすすめです。

寝室にはハニカムスクリーンと併用

外からの音を気にせずにしっかりと熟睡したい場合も、防音性の高いロールスクリーンがおすすめ。防音性を高めるためには、すき間が少ない正面付けにして生地の分厚いロールスクリーンを選びましょう。

防音効果にプラスして遮熱性も高めたいなら、ハニカムスクリーンとの併用がおすすめです。スクリーン部分の断面が蜂の巣(ハニカム)構造になった窓まわりアイテムです。

スクリーン内にできた空気の層が外気の侵入を防ぎ、室内で適温になった空気が外へ漏れ出るのを防いでくれます。

防音性も高く、遮熱効果も期待できるので冷暖房効率が上がりますよ。適温の環境で、外部の音も気にしないで良くなるので朝までぐっすり眠れるでしょう。

子どものいる家庭には防音カーテンとの併用

小さい子どもや赤ちゃんがいると、泣き声や遊ぶ声が部屋中に響いて近所の方に迷惑をかけていないか心配になりますよね。このような場面でも、防音性の高いアイテムがおすすめです。

ロールスクリーンに、防音カーテンを併用すると音漏れ防止につながります。防音カーテンの中には、高音域を軽減するタイプもあるので子どもや赤ちゃんのような高めの声が外に漏れないようにするのに向いています。

また、子どもがカーテンに触って汚してしまっても問題ないように、家庭の洗濯機で洗えるタイプもあるのでそれもおすすめです。

小さい子どもがいる家庭では、ロールスクリーンの紐に引っかかる危険性があるので気をつけてください。チェーンを使わないコードレスのロールスクリーンやハニカムスクリーンを選ぶと安心です。

ホームシアターには遮光性の高いカーテンと併用

家で映画を見ているときに、外からの音が気になって集中できないことはありませんか?また、映画を楽しみたいならできるだけ周囲の音をシャットアウトして大音量で楽しみたいですよね。

そんなときは、防音効果の高いアイテムを取り入れて映画を楽しめるシアタールームを作りましょう。

すき間のあるロールスクリーンだけでは音漏れや光漏れがするので、遮光性の高いカーテンを併用して防音性・遮光性を高めるのがおすすめです。遮光カーテンは1級遮光か完全遮光性のものを選ぶとより高い効果が期待できます。

関連記事:一人暮らしのホームシアターをロールスクリーン&カーテンで手軽に楽しむ

ロールスクリーンの取り付け方法

ロールスクリーンには、天井付け・正面付け・カーテンレール付け・突っ張り式の主に4つのタイプがあります。それぞれの取り付け方について簡単に説明していきますね。

天井付け

Ceiling mounted天井付けとは、窓枠の天井に取り付ける方法。窓枠内に取り付けるので見た目がすっきりしたシルエットになりますが、両側にすき間が空いてしまうためそこから光や音が漏れるおそれがあります。

取り付け方は、以下のような手順です。

  1. 木枠の厚みが2cm以上ある場所に専用のブラケットを取り付ける。
    (取り付ける際は、ロールスクリーン本体の両端から5cm以上内側に来るように設置する。)
  2. ロールスクリーン本体を取り付ける。
    (本体がカチッと音がするまで押し込むこと。)

プルコード式とチェーン式で取り付け方法が少し違うので、自分で取り付ける場合は説明書をしっかりと確認して取り付けるようにしましょう。

正面付け

front mounting正面付けは、窓枠を覆うようにロールスクリーンを取り付ける方法。光漏れ・音漏れを防ぎ、窓を大きく見せられますが枠内に取り付けられない点がデメリットです。

取り付け方は、以下のような手順です。

  1. 壁に取り付けブラケットを設置する。
    (取り付ける際は、ロールスクリーン本体の両端から5cm以上内側に来るように設置する。)
  2. ロールスクリーン本体を取り付ける。
    (本体がカチッと音がするまで押し込むこと。)

正面付けも、プルコード式やチェーン式などの操作方法によって押し込む向きが変わるので注意しましょう。

カーテンレール付け

with curtain rail壁や窓枠に穴を開けられない賃貸住宅には、カーテンレール付けがおすすめです。ロールスクリーンは、専用の金具があればカーテンレールにも取り付けられます。

メリットは、壁や窓枠に穴を開けずにカーテンレールのある窓であればどこでも取り付けられる点。反対に、カーテンの耐荷重量より重いものやカーテンレールの形状によっては取り付けできないおそれがあります。

取り付け方は、以下のような手順です。

  1. カーテンレールに取り付ける専用金具を用意する。
  2. カーテンランナーを取り除く。
  3. 専用の取り付け金具をカーテンレールに通して設置する。
  4. ロールスクリーンの端から4cmのところで金具を固定する。
  5. ロールスクリーンを取り付ける。

5のロールスクリーンを取り付ける際は、正面付けや天井付けと同じようにカチッと音がするまで押し込むようにしましょう。

つっぱり式

Tension typeつっぱり式は、窓枠内で棒の両サイドに圧力をかけるタイプ。窓枠や壁に穴を開けずにカーテンレールのない窓でも取り付けられます。

でも、製作幅が通常タイプより短めだったり、つっぱらせる部分の表面がざらざらしていると設置できません。

取り付け方は、以下のような手順です。

  1. ロールスクリーンを窓枠内側に押し込みながら設置する。
  2. ぐらついていないか軽く触って確認する。
  3. ロールスクリーン本体の端にあるテンショングリップを回して固定する。
  4. もう一度、ぐらついていないか確認する。

つっぱり式は、工具を使わずに取り付けられるのでもっとも簡単な方法といえるでしょう。

Re:HOMEがおすすめする防音効果のあるロールスクリーン

Re:HOME防音効果のあるロールスクリーンをお探しの方は、インテリア通販「Re:HOME(リホーム)」へ!

2012年9月、福井県にて創業。スタッフ一同で「お客さまに”もっと楽しく”を届ける」をモットーに掲げ、おしゃれを追求した高性能で飽きのこない商品を種類豊富にご用意しました。

自然を大切にするという北欧の人々の考え方を参考に、機能性を高めつつおしゃれにもこだわったオリジナル商品を自社で制作しています。弊社がおすすめするFUNロール [Re:Home]をご紹介させていただきますね。

FUNロール [Re:Home]

FUN_roll日本の最新技術とフィンランドの北欧デザインを取り入れ、日本の暮らしに合うラインナップをそろえています。取り付け方は、しっかり固定する通常のビス付けだけじゃなく、賃貸や間仕切りにおすすめのつっぱりタイプもお選びいただけます。

国内自社工場で生産しているため、採寸間違いによるサイズ修正や生地の交換などアフターフォローも万全です!

FUNロール [Re:Home] 1級遮光タイプ

Class 1 shading夏が短く冬が長い北欧フィンランドでは、室内で楽しく過ごすためのアイディアがたくさんあります。自然をモチーフに生まれたデザインと、自然素材を愛し、飾り過ぎない美しさが北欧のスタイル。

どこか昔の日本を思い出すような心温まる北欧スタイルは、今なお日本の暮らしにマッチします。ラインナップは日本人の暮らしに合う全20色を取りそろえています。

FUNロール [Re:Home]
1級遮光タイプはこちら

FUNロール [Re:Home] 遮光デザインタイプ

blackout design遮光デザインタイプは、シンプルな柄や色を日本のお部屋にあわせやすい色彩の生地で製作したロールスクリーンです。光をしっかり遮りつつ、シンプルな北欧柄が楽しめます。

FUNロール [Re:Home]
遮光デザインタイプはこちら

FUNロール [Re:Home] 完全遮光タイプ

Completely blacked out完全遮光タイプは、裏面に樹脂コーティングを施した光を100%遮る生地で製作したロールスクリーン。寝室の窓など暗くしたい場所におすすめです。

安眠を妨げることなく、プライバシーもしっかり守ります。日本人の暮らしに合うカラーラインナップを取りそろえています。

FUNロール [Re:Home]
完全遮光タイプはこちら

防音効果のあるロールスクリーンはメリットがたくさん

ロールスクリーンは、使い方や取り付け方次第で音漏れ防止にもしっかり効果があります。また、防音効果の高いカーテンやハニカムスクリーンなどと併用すればさらに効果が発揮できるでしょう。

防音効果のあるロールスクリーンを探している方は、今回ご紹介したことを参考に理想のロールスクリーンを探してみてはいかがでしょうか。

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ロールスクリーンはこちら

関連記事:カーテンの防音効果は何に効く?選び方&もっとおしゃれで静かに過ごす方法
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この記事を書いた人: rehome
ReHOMEサイト店長の天谷です。当店はカーテンやウッドブラインドなどの窓回り専門店からスタートしま 詳細はこちら

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